私が積水ハウスに務めていたころ、かれこれ7年ほど前になる。
積水ハウスには労働組合はなかった。今もないと聞いている。
私は設計担当者して働いていたが、裁量労働制でもない会社が、支店社員には一銭も残業代を支払わないでいいた。今は支払うようにはなってきたそうだが、月に残業時間(休日出勤を除く)が200時間超にもなっていたが、一円ももらっていなかった。休日出勤を入れると残業代はどうなっていただろう。
月に一日休むのがやっとであった。
誰かが労基署に訴えたこともある。その時は支店長から「この中に不満分子がいる」と言われた。設計課長からは「変わりはいくらでもいるんだ」と業務量調整や安全配慮義務さえ行われず、残業代も支払われない。こんなことが横行していたのである。あの就職したいランキングにいつも入る大企業が。
2年間で残業代請求は時効になってしまうが、あえて、積水ハウスの人事部に、労働時間一覧表(エクセルで作成していたもの)を送って調べてもらったが、支店から残業をしていたという報告は一切ないというのだ。本社は払うつもりだったと善意に判断していたとしても、労働基準法上、月40時間を超える場合は36協定などによって残業の上限が決められる。
組合などがない場合、民主的な方法によって選ばれた従業員代表が会社と協定をむすめば36協定は有効となるが、民主的に選ばれた従業員代表がどこの誰かも何も知らされなかった。
当時は、法にあまりにも無知で、会社の報復人事を恐れていた私は何も言えないでいたが、人事部は時効になった時点でも証拠は山のようにあるのに謝罪の一言もない。
ここでひとつ疑問だが、今話題の居酒屋タクシーではないが、帰りが遅くなると自然に顔見知りのタクシーができ、道を言わなくても家まで連れて帰ってもらえる。多くの社員がタクシーで帰宅してはずだが、このタクシー料金の莫大な金額は経理上の処理はどのように処理していたのだろう。積水ハウス程の会社ともなれば、社内的な監査も当然あっただろう(記憶では一度も支店監査に遭遇した記憶はない)、また外部の会計事務所などの監査法人が法に照らし合わせて監査していたはずだが、これほど莫大な金額のタクシー料金の処理と一銭も残業代が支払われていないことにどのようなジャッジをくだしていたのだろうか?これは積水ハウスと監査法人が結託していたとしか私見では言わざるを得ない。
もし説明がつくのなら、積水ハウス及び監査法人に今からでも遅くはないのできちんとした会計上の処理方法及び労働基準法違反、労働安全衛生法違反について納得のいく説明をしてほしいものである。 |