技術者の分かれ途(みち)
考えさせられる、昔を思い起こす記事を見つけた。専門職と管理職のどちらを選ぶべきかというもの。一昔前、小生が30歳の頃といえば、自動的に、自然にと管理職に昇進するものだった。
技術者に30代の分かれ道、専門職と管理職のどちらを選ぶべきか
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0803/14/news121.html
報酬・給料のデータを見てみると、予想通りか20〜30歳代では、専門職>管理職 だが、40歳代になると 専門職<管理職 となる傾向があるが、これは、あくまで平均をとった数字。この数字の裏を考察すると、専門職は、年齢には関係がなく若くてもスキルがあれば高報酬となる。一方、管理職は年齢とは直接関係がないかもしれないが、年齢が上がるにつれて管理対象が広くなると高報酬になる。つまり、管理職では、時間と経験が必要ということだろう。
気になるのは、どちらが得かということだろう。まぁ、専門職も管理職もどちらもやりがいのある仕事なので、比べるのは難しいと思うが、30歳の岐路に立つ人にとってはどちらを目指すかという判断材料になる。
特筆すべきは、管理職手当の満足度は、やや不満とかなり不満」の合計が59%と高い。専門職手当への満足度は、若年層ほど専門職手当に対する満足度が高いということ。
報酬だけ見れば、若年層は専門職として自立したほうが報酬を多くもらえるが、年齢には関係なく右肩上がりにはなりにくい。
管理職としての評価、報酬は概して高くないが年齢(経験や管理対象の拡大)に応じて上がっていく傾向にある。
このデータは、あくまでも組織内にいるというのが前提のようだ。組織を離れ独立する技術者には触れていない。若年層で専門職としてスキルを磨きながら報酬を得て、独立して身に付けたスキルで活躍する(報酬を得る)という途もある。
技術者にとって、仕事をしながら身に付けていくスキルに頼って専門職、さらには独立するか。スキルを下地にして組織内の管理職として新しい仕事に身を置くか。
誰もが悩むところだろう。
小生の場合は、専門職を目指し、独立し、今に至っている。専門職という意識よりは”職人”を目指してきたし、今もなお目指し続けている。職人+経営+総務+経理+庶務と様々な要素が加わりつつ、一言で表現しにくくなってきているが。
個人的な意見としては、「どちらかの途ではなく”自分の途”を作り、進むべし」かな。
途は、自分で作るという言葉があるが、大きな途を意識しつつ(視野に入れながら)、自分の途を作っていく意識が必要だと思う。
ひとつ言える事は、途は自然にできるのではなく自分の意識が作るものだということ。目標(ゴール)をどこに見据えるかによって途は変わること。意識することが大切なのだ。
そういえば、スポーツクラブのインストラクターも筋肉トレーニングで、今どこの筋肉を使っているかを意識することが大切であると言ってたな。関係ないかっ ?!


