メールは便利だが、その分リスクも大きい

2007年10月16日(火)
 今やメールは、ビジネス上での普段の生活でもなくてはならないものとなっている。誰もがその便利さを分かっていて、使いたがるのは当たり前のこと。しかし、メールは安全を確保されているものと決め付けている方も多い。というよりも、リスクが大きいこと、いや、リスクがあることすらも知らずに使っている人が多い。
 
 最近は、ウィルスソフト、スパイウェアソフト、ウィルスフィルタリングサービス、スパムメールフィルタなどとメールのリスクに対抗するツールやサービスが出てきました。そのせいか、メールに対するリスク認識が少し薄れてきた傾向にあります。
 
 特に、企業の経営者や人事などの管理部門ではその傾向が強いのも事実。小生のクライアント様でも、人事部で怪しいメールが飛んできていると言います。
 
 小生は、怪しいメールの添付ファイルは絶対開かないようにとアドバイス・忠告をしています。しかし、人事部など一部の部門はメールの添付ファイルを開くことが仕事のような一面もあるのです。人材採用に応募を受け付けるフローに、メールで履歴書や経歴書を添付してくる流れが存在し、担当者はその添付ファイルをWクリックして内容を確認するという業務があります。
 
 これを毎日、続けているとリスクの意識が薄れて、将棋で言う手拍子の状態で、危険なメールの添付ファイルをWクリックしてしまうことがあると言います。そこで、PCに入っているウィルスソフトが起動して、ワーニングメッセージが飛び出すと言う事象が少なからずあるのです。
 
 ウィルスソフトが反応してくれる分にはいいのですが、ウィルスソフトが対応する前の最も新しいウィルス・スパイメールが飛んできてしまった場合は、知らず知らずのうちにPCに潜入してしまっていることが考えられるのです。
 
 これらの人事関連など管理部門のPCの中には、外の人にとって欲しい情報がたくさん詰まっていることもあり、知らぬ知らぬの間に情報が外に漏れていると言うこともあるのです。
 
 それを完全に防ごうとすると、通常の業務に影響が出てくることが必至であり、バランス感覚を持った対策が必要になります。
 
 ネットワーク監視して、不正データを感知し会社の外に出さないようにしたり、もちろん、担当者の研修などでリスク認識を持っていただくことも重要な対策です。ウィルスソフトをいつも最新にするように再確認しなければなりません。
 
 幸い、このクライアント様では、細かく調査しましたが幸いなことに不正な点は見つかりませんでした。ただ、見つからない=問題なしということにはならず、この先も注意が必要です。
 

Posted by SFJソリューションズ株式会社   川上 暁生 at 07:07  / この記事の詳細
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