仕事は上へ 元へ
中小企業や個人事業でビジネス成功させるには、下から上へ 先から元へを心がけていくのが一つの作戦である。
下から上へとは、作業を上流過程の仕事にシフトしていくこと。先から元へは、依頼先から依頼元にシフトしていくことだ。
下から上へ... システム関連で言えば、開発作業から設計作業、設計作業よりプロジェクト管理作業へとシフトしていきたい。上流過程・下流過程という言葉が適切かどうかは分からないが、下流過程での作業は”変え”がききやすい作業である。つまり、そこに価格競争、品質競争が生まれるがその差別化がしにくい作業なのだ。
依頼先から依頼元の関係に導くのも一つの考え方であろう。仕事をもらうというスタイルから仕事をお願いするというスタイルへの転換だ。
仕事をもらうために企業や担当者に営業をする。しかし、先方から見れば数ある業者のうちの一つ。それなりに期待できるものがなければ、時間すら割いてはくれない。自分が選ばれる立場なのだ
一方、仕事をお願いする立場になって業者と打ち合わせする場面ではまったくの逆となる。「このような仕事をお願いしたいのですが、御社でお願いできないでしょうか...」そんな言葉になると思うが、まさに関係は対等以上。
つまり、中小企業、個人事業で、ビジネスをしていくには、できる限り上流工程、依頼元の立場で仕事を進めていくことが一つの戦略となる。
もちろん、仕事が成立しなくても上流工程、依頼元での打ち合わせの数をこなすだけで、貴重な人脈、企業脈が築き上げられる。そんな関係から仕事の依頼が来ることも少なくはない。
一旦対等以上の関係だと認識してもらえれば、その感覚はその後ずっと続く。その後、逆の立場で仕事を請け負う場合でも単なる業者という見方はそこにはない。
と、なるとポイントは、以下にビジネスのネタを持つかということに尽きるだろう。仕事の最初の営業の窓口を自分の持ち、その窓口に話が直接舞い込んでくることが中小企業、個人事業のビジネスの成功の鍵かもしれない。
そのためには、ビジネスを生み出せる人といかに出会うか。そして、自分の売り込むか。さらには、自分の印象を残せるか。
簡単ではない。でも、不可能ではない。自分自身にあった方法は十人十色。小生には小生のやり方がある。でも、他人にはまねできない。だからこそ、自分自身のやり方を捜し求める。
すごい技術がなくても良い。多くのお金を持っていなくても良い。深い知識がなくても良い。そんなものは、依頼すれば全て手に入る。問題は、ビジネスのタネを持つか持たれるか。上流工程、依頼元になることができれば、ないものはすべて手に入れられる。
そう考えれば、そう実現できれば、ビジネスは確実にステップアップしていく。

