社会保険庁とミートホープ社
2007年06月29日(金)
掲題の2つは、今ホットな話題でもあります。どちらも不祥事極まりない問題を発生させてしまいました。奇しくも同じ時期に不祥事が問題になりました。しかし、大きな違いがあるように思えます。
その後の推移には決定的な違いがあります。ミートホープは、社長以下役員の謝罪があり、従業員は全員解雇され、会社は清算手続き(もしくは、会社の委譲)が進められています。
一方、社会保険庁は、謝罪なく、関係者、従業員のボーナスの一部返上のみ。巨額の穴埋めも税金投入もありうる状況で、不祥事の結果は明暗極まりない。
官と民。ここに大きな違いがあります。
もちろん、”官”を完全に”民”にすれば解決するかと言えば答えはNOです。しかし、だからと言って、”官”は責任取らずのまま進めていいものかと言えばやはり答えはNOでしょう。
どうも、”官”が上で、”民”が下のような風潮が残り続けているような気がします。十数年前まではそのような風潮が確かにありました。しかし、最近では、”官”と”民”が同じ土俵で比べられることが多くなり、”民”の税金でやりくりしている”官”が、サービスの向上に手がけ始めたことで、見た目では”民”が上で、”官”が下のような場面さえ見かけられるようになりました。
しかし、掲題の2つの結果を見比べると、その裏に控えている現実は、”官”は法律によって保護されていることを痛感します。
江戸時代の”士農工商”を思い起こさざるを得ません。納得がいかない2つの不祥事の後末です。

