「ほら吹くこと」も大切である。
2008年09月06日(土)
中国でビジネスをしていて、よく感じることは、「中国人の商売人は、ほらを吹くのが得意である」と思うのです。
現実にそうでなくても、大きな展望や、大きな話、また、自分の話ではなく、友達の話を引用して、大きな話が、その人の周りにはたくさんあることを伝えるのが、好きな人が多いことに気づくと思います。
中国に初めてきた日本のビジネスマンが、中国のスケールのでかい話に、翻弄されてしまうことがよくあります。
私も、中国ビジネスで一番大切なことは、ビジネスを始めるスタートは、「ほらを吹くこと」だと思っています。
ほらを吹いて、できる限り、自分の前で「風呂敷を広げます。広げられるだけ広げて、その後、広げた風呂敷に集まってくる人々からの情報に耳を傾けます。その中で使える情報だけ、組み入れて、風呂敷を閉じてしまうのです。」
これが、中国流のやり方だと思います。
中国でうまく物事を動か方法、それは、「ほらを吹く、はったり」を言うことができるかどうか?ということが言えます。
中国の商売人の多くは、自分の存在の価値を大きく見せるために、言葉の心理を利用します。
すごいと感じる話を、いろいろすることで、自分の存在価値を高め、上の世界へ昇ろうとしています。
これは、自分の地位を上げるために使う手段です。
私自身、その手段は、悪いと思いません。
その情報を信じるかどうかは、それを聞いた人の判断です。
人の「ほら吹き」を聞いて、その「ほらが正しい」と相手に思わせることができれば、その人の価値は、もう、そのレベルに達していると判断されるていると言うことです。
ある人が言いました。「あなたが、現状そのレベルに達していなくても、5年後、高いレベルに達することができれば、今、そのレベルの話をしても悪くないのです。いつかなるのだから、それは、うそでないのです。」
この話を聞いたときに、「なるほど」と思いました。
人は、自分が現実に高いレベルに達するまでに、時間と積み重ねが必要になります。しかし、現時点で自分のレベルを必死に正しい話を説明しても、誰も相手にしてもらえません。だったら、数年後に達成できるであろう話をして、自分の価値を高めることが大切です。
また、話すことで、自分が高いレベルにいけると信じることも大切なのです。
自分が、どのレベルにいるか、現状が問題ではないのです。将来、どこまでいけるか、どこまで行った自分が今、イメージできるかが、出世、また、成功の基礎になると思います。
だから、今、あなたが話した内容が、「ほら吹き」だといわれても良いのです。
「ほらも吹き続ければ、いつかは、言い当てられる」ということではないでしょうか?


