「ペレットストーブ」という暖房器具をご存知ですか?
もともとは欧米でよく使われているストーブですが、日本でも最近、テレビ番組等で取り上げられるようになって、関心が大きく高まっているそうです。
ペレットと呼ばれる木製の固形燃料は、間伐材やおが屑、かんな屑といった製材の際に出てくる木屑を粉末にした後に圧縮し、カプセル大の円筒形へと成型したものです。燃えカスがほとんどなく、自ら吸収した分のCO2(二酸化炭素)しか排出しないカーボンニュートラルのため、大気に影響を与えず、環境に配慮した燃料といわれています。
ペレットストーブと聞いて「懐かしい」と思われている方も少なくないのではないでしょうか。実は国内において約30年前に一度、ペレットストーブの大きな需要がありました。キーワードは「オイルショック」。そうです。現在と同じく、原油の値段が高騰した時にペレットストーブが普及したのです。
非化石燃料のペレットは原油を消費しませんので、原油コストの削減に大きく貢献することになります。燃料の調達がしにくいという問題も、木質ペレットを作る国内業者や販売店の増加によって徐々に解消されつつあるようです。
北海道や東北など、寒さの厳しい地域では、ペレットストーブのような代替燃料を使った暖房器具が、燃料費削減につながることもあって良く売れているといいます。今後も原油高が続くような気配のある中で、環境にやさしいペレットストーブが、来冬以降も普及を広げていくことになるかもしれませんね。 |