日々思うこと。
持続可能な・・・。
大学生のころ、、
毎週木曜の夜9時ぐらいから
自然科学に関する特別講義があって
ある大学教授が客員講師として夜遅くにわざわざ
神奈川の奥地にある町から電車で2時間かけて
品川区の大崎にある校舎に通って講義をしてくれていた。
生徒も先生も一番眠くなる時間帯、
眠い目をこすりながら聴いた記憶がある。
主に自然科学をテーマに講義するものだったのだが
いかに「持続可能な社会」を作るかがメインで
「環境」という括りを取り払った内容で講義してくれたことが
とても印象に残っている。
ちょうど10年後の世界について起こること、
これからしていかなければならないことを
その教授は私たちにメッセージしていた。
あのときの講義で話されていたことは残念なことに
すでに現実のものになりつつある・・。
確か・・あの時話されていたことは
環境破壊の問題にとどまらず、
年金の問題、
健康保険料の問題、
そして穀物品の高騰の問題にまで触れていた・・。
中国で起きた未曾有の大地震。
カエルは事前に危機を察知して
地震が起きる前に事前に
震源地から一斉に逃げたという。
カエルと全く同じような感じる力は無いにしても、
分かっているのに手をつけてこなかった
自分も含めた私たちオトナの責任。
危機を感じ始めてから対処せざるを得ない、
人間の弱い部分があると思う。
これは会社の経営にも全く同じことが言える。
業績がいいとき、
調子がいいときに限って
ほとんど何も手をつけない。
イケイケドンドンの世界になる可能性が非常に高い。
イケイケドンドンだから、
様々な判断がなされるスピードは速くなるけれど、
その内容はほとんど目の前のことが
中心となってしまう。
いかに持続可能な経営をすることができるかも
企業としての永遠のテーマである。
いかに成長しているとき、
うまくいっているときに、
「健全な危機感」を持つということが大切になってくる。
健全な危機感とはプレッシャーのようなものではなく、
真摯に今の自分、
そして自分たちの状態を
素直に捉えることができる状態。
イケイケドンドンなんだけど・・、
これって大丈夫なの?
というちょっと冷静な目を持っている人が
ひとりいるか、
またはそのような暗黙の力が組織の中で働いているか
ということである。
どうすれば持続可能な状態を作れるのだろうか?
あの先生が常々言っていたことがひとつあって
「今そこにある限りある資源を見つめ、忠実に生かすことである」
と仰っていた。
当たり前と言われればそれまでなのだが、
隠したり、増幅させたり、過剰になったりと
その資源が生かされるべき本来の姿から離れ
人間の短絡的な意図によって歪められるとき、
今度は人間に刃となって向かってくる・・。
今世界がおかれている問題がすべて
恐ろしくこれらにつながっている。
いかに持続可能な状態を
作ることが大切なことだろうか。
あなたにとって
持続可能な・・・は何ですか?
JUN