自宅のPCが突然壊れました。今から4年前に購入した『VALUESTAR TX VX900』です。
当時、書斎にオーディオを設置した事もあり、とにかく静かなPCを検討していました。
静音パソコンを
色々と検討している最中に、NECから水冷式のPCが販売されたので即購入しました。
とにかく早くて非常に静かで、本当に感動しました。電源が入っている事すら忘れるくらいで、簡単に言うと、ピアニッシモが聞こえるPCです。
このPCの唯一の欠点は、HDD増設時、間隔が狭くてHDDの温度が上がってしまう事です。
今回も熱による劣化でHDDが壊れたんだと思います。この事態は予想しておりバックアップもしてあったので復旧は半日程度で済みました。
折角HDDの交換の為に中を開けたので、水冷装置を見てみましょう。
写真右下にあるのがCPU(Pentium 4-3GHz)。これに吸熱装置が覆い被さっています。上部に見える銅のかたまりはリーザバタンクで、循環している液体が温度差で膨張/伸縮するのを吸収しています。ちょっと見にくいですが、リザーバタンクのすぐ下に横向きに装着してあるのが遠心ポンプで、「リザーバタンク→ポンプ→CPU」の方向へ液体が流れてます。
CPU上で熱を吸収した液体は、本体背面のラジエータで放熱されタンクへ戻ってくる仕組みです。今まで4年間なんの事故もなく、安定した装置だと思います。
さて、オーディオとPCが融合されていく世界で、どうしてこんなに素晴らしい水冷静音PCが普及しないのかは、単にコストの問題でしょう。この水冷ユニットだけで原価10,000円というのは確かにPCの価格に対して高すぎますね。
最近の記事で、銅製パーツをアルミ素材で置き換え、さらに遠心ポンプをピストン型ポンプに変更する事で大幅なコストダウンを達成したとありました。
静音マシンは、書斎やオーディオルームなど静かな部屋に設置する場合、必需品だと思います。AVとPCが融合していく中で、静音技術が進化して普及する日も近いと思います。