あけましておめでとうございます。
辺り一面の銀世界、吹雪の年明けになりました。今年最初の一曲は山本剛さんの『MISTY』。一人聴くJAZZは本当にいいですね。
高音のピアノソロから入る、感性と個性に溢れた演奏です。
エロル・ガーナー作曲のスタンダード『MISTY』は様々な演奏家に取り上げられてきましたが、私はこのアルバムの演奏が一番好きです。
何年か前に、大阪の『Mister Kelly's』で生演奏を聴いた時も、この曲を取り上げていただき、鳥肌が立ったのを覚えています。
このアルバムは、TBM(スリー・ブラインド・マイス)という日本を代表するJAZZレーベルから出されました。
当初、藤井武氏らが歴史に残る日本のジャズを創造するという熱き想いで設立されました。残念ながら現在は事業規模を縮小されておりこれらの素晴らしいアルバムは在庫を残して殆どが入手困難になってしまいました。
演奏もさることながら、非常に高いレベルでレコーディングされており、演奏のリリシズムが伝わってきます。
『MIDNIGHT SUN』『GIRL TALK』も、山本さんのブルースフィーリングを見事にとらえた珠玉の一枚です。
学生時代に彼のファンになってから、レコードも、CDも都度購入してきました。
少し気持ちが乱れた時、彼のアルバムを引っ張り出してきて良く聴きます。
心が洗われるような落ち着きと、豊かに高揚する感性。
彼の演奏にとともに2010年が始まります。感謝。