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このブログは、製品マニュアル制作の豊富な経験を持つプロのテクニカルライターが、
文書やコミュニケーションについて、あれこれ語ってしまおうという、
お役立ちブログです。

レシートをお返しされても…  2008年09月24日(水)

投稿者:ME

スーパーやコンビニ、ドラッグストアに限らないでしょうが、料金をちょうど支払った場合に「レシートのお返しです」と言われ、「ありがとう」と受け取るものの…違和感を覚えていました。渡したのはお金で、レシートを「お返し」される?お釣りだったらまだわかるのですよ。「○○円のお返しです」でも。とはいえ、「まだ」と書いたのは、納得してはいないからですが(いつか練ってみます)。

貸してもいないのに「返却」できないし、お祝いもお見舞いもしていないのに「返礼」してもらうのも変じゃないですか←これは、屁理屈ってヤツですね〜

これは接客業界の決め事なのでしょうか?さっそく調べましょう…おぉ!さすがですねぇ。ホントにすごいと思うのですが、とっくに斬っておられる方が存在するのです。

「誤りである」とばっさり斬っておられた方、「感謝の気持ちが間違った表現につながり、マニュアルとして定着してしまったのであろう」説の方、「ありがとうございます、だけでいいのに」説の方。

お店からの指導でしかたなく言っているのでは、と推測しておられる方が多かったです。「郷に入れば郷に従う」のでしょうが、改善も大事!「どうして返すんですか?」なんて言ったとしたら、マズイ事態になりましょうか…

ただ、擁護説もありました。「対等の価値を持つ」ものを「返す」ととらえれば、間違いではない…と。あ、そうか。確定申告をする人って、レシートの出ない自動販売機で飲み物を買わないという話を聞いたことがあります。払ったお金と同等のモノを「お返し」してもらわないと困るわけですね。

さて私の結論は、最初に書いたように「お返ししてもらっても恐縮なのですが」…そんな感じです。「レシートでございます」か「レシートをどうぞ」というコトバを、ぜひ一度聞いてみたいものです。

Posted at 16:19 | ◎コトバ再発見(エッセイ編) | この記事のURL | コメント(2) | トラックバック(0)

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コメント
リーボーさん、おはようございます。コメントありがとうございました。

「ナニナニのほう…」や「以上でよろしかったですか」などもマニュアルなのかな、と気になっていました。でも、おっしゃるように指摘はできません。お店の方針なのでしょうから。

私が接客業務に携わっていたのは、昔々のアルバイト時代ですが、その頃には接客マニュアルの類はありませんでした。感謝と誠意でなんとかなっていたのですけどね…

この前、こんなことがありました!コンビニで444円のお買い物、私は555円を渡し、お釣りが111円だったのです。レジスターの表示は、以下のようになります。

お買い上げ:444
お預かり  :555
お釣り   :111

「やったぁ!フィーバーだね!」と話しかけると、アルバイトの高校生らしき女の子ふたりが、笑い転げながら「あっりがとうございました〜」と、送り出してくれたのです。マニュアル通りの事務的な対応よりも、こんなのが好きです。
Posted by:ME  at 2008年09月25日(木) 08:38

接客される場面では、変な日本語にたくさん出会いますね。

「こちらお釣りのほう百円になります。」って、どっちのほうよ?!、などといちいち突っ込みたくなってしまいます。

商売をしてみてやっと理解できたことなのですが、会計時というのは店員の立場で見ると、同時に処理しなければならない項目が意外に多いのです。 まず現金の出納はもちろんですが、レジスターの操作、クレジットカードの扱い、収入印紙や領収証の扱い・・それらを全部お客さんが注視している中で手際よくこなさなくてはならないのは、案外大きなプレッシャーでした。

手順や操作に気を取られていると、おろそかになるのは「言葉」だったんですね。 あまり意識しないで、ちゃんと考えないで言っちゃってるんです。 「ありがとうの気持ちを伝えなくては。」と焦ってばかりなので、語呂が良かったり言い易かったり、言い癖がついた言葉ばかり使ってしまいがちでした。 正しくない言い方でも、それが癖になってしまうと、修正するゆとりが無くて、自分でも気付いているのにできないこともあったことを覚えています。

ちゃんと指摘してくださるお客様はありがたいし、素直に反省できると思う一方で、客としてはなかなか突っ込めないのも、また実感・・です。
Posted by:リーボー  at 2008年09月24日(水) 21:40

プロフィール

マニュアル119番
「やま」と「Ash」に加え、新メンバーに「K.S」「コルレーニョ」を迎えて、「感動のコミュニケーション!」を探す新たな旅が始まりました。 深い深いことばの森へと続く道は長く、険しく、ときには寄り道も…。 読者の皆さまの声援に支えられて「マニュアル119番」は感動のコミュニケーションを目指します!
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