投稿者:ME
こんなこと、私がエラソーに言うまでもなく、そう思っていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。「コトバ再発見」からははずれてしまいますが、少し書いてみます。
仕事のほとんどがパソコンでの作業…という場合、いざメモ程度の文字を紙に書こうとしたときに、書けなくなっている自分に唖然とします。漢字を忘れたと言われる方も多いようですね、確かに。ずいぶん忘れています。以前から危機感を持っていました。でも仕事は仕事。便利なパソコンに頼ってばかりで、筆記具を持たない日もあった気がします。
以前、デパートの配送センターで「筆耕」というアルバイトをしていたことがあります。毛筆で「のし」を作成する仕事です。いまやパソコンでなんでもできてしまいますよね。年賀状もそれらしく。でも最近、無性に筆や墨がなつかしくなってきました。私は薄墨で書くお悔やみ関係ののし、特に戒名を書くのが好きで、重宝してもらえました。ビシっと襟を正して筆を手にする緊張感。薄墨の上品さ。なんともいえない香り。心を込めて書いていたつもりです。あの頃は難しい漢字も書けていたのに…
もう何年も前から、硯で墨をすって、縦書きの書をしたためるなんてことなど皆無です。そんな余裕もないですしね。
ですが、つい最近、少しずつ努力を始めました。ハガキです。暑中お見舞い状、残暑お見舞い状をご無沙汰している方に手書きで書いております。便箋に書くような長い文章は、ちょっとまだ無理ですが、いつかは勘を取り戻すぞ!と。ちなみに、ボールペンです…
コトバ再発見としてのキーワードは「昭和ノスタルジー」ということにしてください。昭和30年代のいいところだけ、懐かしまれている風潮があるとのこと。昭和と平成をまたいでいますが、基本的に昭和ノスタルジックな私なのでした。