ビジネスポータルサイトFIDELI

»フィデリ・ブログSNS

「マニュアル119番」ブログへようこそ。
このブログは、製品マニュアル制作の豊富な経験を持つプロのテクニカルライターが、
文書やコミュニケーションについて、あれこれ語ってしまおうという、
お役立ちブログです。

「ぎっちょ」は方言?不快用語?  2008年07月30日(水)

投稿者:ME

調べてみたところ、方言ではないそうです。ただ…放送禁止用語ですが、差別語と断定もされていません。左利きに偏見を持っている人にとっては「差別用語」だが、今はそういう時代ではないという意見に同意。あえて掲載することにしました。

きっかけは、なつかしい人と乾杯をしていて、近況を語っていたときのこと。私の体調がすぐれない(すぐれないのに、飲みに行っていますね…)のは、趣味が少ないからだ、みたいな話になったのです。「楽器どう?」って言われ、「ピアノはもうイヤだし、弦楽器は左じゃないとダメだし」から広がりました。

幼稚園に入る前、私は従兄のウクレレを弾いていました。これが左だったんです。以来、ギターを買ってもらったときも、高校の音楽の授業でギター合奏をしたときも、頑なに左を貫きました。先生から叱られましたが。しかも、左用に弦を張り替えてもらうと、とたんに弾けなくなります。ほかの弦楽器もイメージしてみましたが(チェロや琴など)、どうしても右で弦を押さえて、左で奏でる…

「はさみは?」、「右だけど、どっちも切れる」。「書くのは?」、「右」。「箸は?」、「右だけど左も大丈夫…スプーンは左」。「えっ?そりゃ『ぎっちょ?』じゃーん」という流れです。でも、差別用語かも…という思いがあったので、「サウスポーもどきってことにしよう」でまとまったのですが。

こどもの頃に矯正されたのでしょうね。それもずいぶん小さいときに。ただ、両親は私がウクレレで遊んでいるとは知らなかったでしょう。鉛筆と箸と投げる動作さえ直せばOKだったのですね。

ほかにも左のほうが強い動作があります。トランプを切る動作、ゆで卵を剥く動作、不思議なのは「鍵」です。施錠、開錠とも左でないとできません。鍵穴に入らないのです。さすがにクルマのイグニションを回すのは、右ですが。キーレスエントリーのボタンも左で押します…

それで、コトバ再発見。「ぎっちょ」とは「左ぎっちょ」の略語であり、俗語でもあります。しかし「左手」自体が不浄なものとされていた歴史はあったようです。だから矯正もされたし、「ぎっちょ」と聞いて、反射的に「不快用語?」と感じたのですね。おそらく廃れていくコトバでしょう。世間様は何年も前から「サウスポー」ですから…

Posted at 13:08 | ◎コトバ再発見(エッセイ編) | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

評価平均 (5.00)  評価数(36)
この記事を評価する

この記事のURL
http://blog.fideli.com/manual119/archive/199/0
トラックバック
この記事へのトラックバックURL
http://blog.fideli.com/manual119/tb_ping/199
 
コメントする
名前:
Email:
URL:
クッキーに保存
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク

コメント
プロフィール

マニュアル119番
「やま」と「Ash」に加え、新メンバーに「K.S」「コルレーニョ」を迎えて、「感動のコミュニケーション!」を探す新たな旅が始まりました。 深い深いことばの森へと続く道は長く、険しく、ときには寄り道も…。 読者の皆さまの声援に支えられて「マニュアル119番」は感動のコミュニケーションを目指します!
おすすめコンテンツ
記事 カテゴリー
月別アーカイブ
リンク集
最新コメント
やま
Happy 2009! (01/05)
Ash
Happy 2009! (01/01)
コルレーニョ
ゴロゴロ… (12/26)
Ash
ゴロゴロ… (12/25)
コルレーニョ
ゴロゴロ… (12/25)
やま
ゴロゴロ… (12/25)
Ash
いろんな言語? (12/24)
やま
いろんな言語? (12/23)
最新アンケート

http://blog.fideli.com/manual119/index1_0.rdf
人気ブログランキング