投稿者:ME
調べてみたところ、方言ではないそうです。ただ…放送禁止用語ですが、差別語と断定もされていません。左利きに偏見を持っている人にとっては「差別用語」だが、今はそういう時代ではないという意見に同意。あえて掲載することにしました。
きっかけは、なつかしい人と乾杯をしていて、近況を語っていたときのこと。私の体調がすぐれない(すぐれないのに、飲みに行っていますね…)のは、趣味が少ないからだ、みたいな話になったのです。「楽器どう?」って言われ、「ピアノはもうイヤだし、弦楽器は左じゃないとダメだし」から広がりました。
幼稚園に入る前、私は従兄のウクレレを弾いていました。これが左だったんです。以来、ギターを買ってもらったときも、高校の音楽の授業でギター合奏をしたときも、頑なに左を貫きました。先生から叱られましたが。しかも、左用に弦を張り替えてもらうと、とたんに弾けなくなります。ほかの弦楽器もイメージしてみましたが(チェロや琴など)、どうしても右で弦を押さえて、左で奏でる…
「はさみは?」、「右だけど、どっちも切れる」。「書くのは?」、「右」。「箸は?」、「右だけど左も大丈夫…スプーンは左」。「えっ?そりゃ『ぎっちょ?』じゃーん」という流れです。でも、差別用語かも…という思いがあったので、「サウスポーもどきってことにしよう」でまとまったのですが。
こどもの頃に矯正されたのでしょうね。それもずいぶん小さいときに。ただ、両親は私がウクレレで遊んでいるとは知らなかったでしょう。鉛筆と箸と投げる動作さえ直せばOKだったのですね。
ほかにも左のほうが強い動作があります。トランプを切る動作、ゆで卵を剥く動作、不思議なのは「鍵」です。施錠、開錠とも左でないとできません。鍵穴に入らないのです。さすがにクルマのイグニションを回すのは、右ですが。キーレスエントリーのボタンも左で押します…
それで、コトバ再発見。「ぎっちょ」とは「左ぎっちょ」の略語であり、俗語でもあります。しかし「左手」自体が不浄なものとされていた歴史はあったようです。だから矯正もされたし、「ぎっちょ」と聞いて、反射的に「不快用語?」と感じたのですね。おそらく廃れていくコトバでしょう。世間様は何年も前から「サウスポー」ですから…