投稿者:ME
謎のタイトルをつけてみました。とはいえ、なんとなく想像していただけるのでは?と、期待もしています。
私は、つい最近まで「芸人」というコトバは、一種のステイタスである、と思っていました。たとえば、落語なら落語、浪曲なら浪曲で、すばらしい文化を作り上げた人のことを指すのだと。どうして浪曲が出てきたのでしょう。とにかく、「名人級の芸を持った人のこと」=「芸人」だと信じていたのです。
昨今の芸能界事情をご覧になっていたら、私の解釈は間違いだとすぐにご理解いただけますよね。あるカテゴリーにおいて、多彩な芸を究めた人ではなく、「お笑い」に限定されているようです。「お笑い芸人」と称されることもありますが、ほとんどが「芸人」=「お笑いの世界の人」という意味で使われていると思います。
もともとは、「演芸を職業とする人」ということで、俳優も芸人のうちだったようです。また、一般人で「芸達者な人」のことも、芸人と表現されていたとか。私の解釈は、「演芸を職業とする人」だけぼんやりと合っていましたが、なぜ古典芸能をイメージしたのかは、わかりません。何かきっかけがあったとは思うのですが…
いずれにせよ、これはコトバが徐々に変化していった典型例ではないでしょうか。今、「芸人さんといったら誰を思い浮かべる?」なんて街頭インタビューをしたとしましょう。圧倒的に「お笑い」の人が挙げられそうですよね…90%以上かもしれないです。あ、ネットに解説してありました!「近年ではお笑いタレント、お笑い芸人と同義で使われることが多い」と。
今後は、これで浸透していくのでしょうか。「芸人」とは、お笑いを生業する人のこと。辞書類の次の改訂版は、このような解説になっているかもしれません。
「芸」ですよね。本当のことを言えば、芸があってもなくても「芸人」というのはどうなのかなぁ…って考えることは、少しあります。
でもだんだん慣れるんですよ。世の常でございます〜
また遊びに来てください。ありがとうございました。