今年も今日という日がやってきてしまった
1年に1度の恐怖の日
そう 狂犬病予防注射の日
穏やかな時間を過ごしていたミル 雑種とは思えない気高さ 
アタシは知らない人が嫌い 犬も大嫌いヾ(。`Д´。)ノ (けど猫ちゃん
はなんか好き)
アタシに触れることができるのはアタシの信用した人だけ!
それに、アタシが犬のお尻の匂いを嗅ぐのはいいけど、嗅がれるのは絶対ダメ!
噛まれる覚悟があるなら触ってもいいし、嗅いでみてもいいわよ ツンッ
そんなアタシの一番嫌いなもの・・・それは動物病院と獣医さん
あまりの恐怖におののくアタシを見兼ねたお母さんが、
フィラリアのお薬は何年か前から、1人でもらいにいってくれるようになったんだけど、
狂犬病予防は注射だけに、お母さんに代わりに打ってもらうわけにはいかないとか言うの
けど、そんなの関係ないんだから!
イヤなものはイヤ!
アタシの体重は16キロ
そのアタシが本気を出したら、力任せに病院から逃げ出せるんだから
ここは芦屋
獣医さんが近辺の大きい公園を回り、そこで注射してくれるという本当に迷惑なサービスがあるところ
今日、突然あやちゃんが、「お散歩よ!」と明るい声でやってきて、嬉しくて浮かれて、すっかり騙されたアタシ
だいたいこんなお昼間にお散歩なんておかしいと思ったのよね
けどお散歩と聞いちゃーシッポが思わず反応・・・喜ばずにはいられないのが犬の性よ
何かおかしい
雨にもかかわらず、お昼にもかかわらず、いつもの散歩コースはなぜか犬だらけ
・・・もしかして 
気付いたときには時既に遅し
お母さんは素早く受付へと走り、アタシはあやちゃんに羽交締めにされた
完璧なチームワークにちょっとだけ感心
あやちゃんをちょっと引っ掻いてやったけど、あやちゃんもなかなかのパワーの持ち主
ちょっとやそっとじゃ放してくれやしない
これがお母さんなら逃げ出せるのに・・・
みんなお行儀よく並んでいるけど、
アタシは遠く離れてあやちゃんにきつくきつく抱かれ、完全に動きを封じ込められた
アタシが大暴れしている間に注射の列にはお母さんが並んでいるではないか
ここでもすごいチームワークだ
あやちゃんはすごく重たそう 失礼しちゃうったらありゃしない
お母さんが次の番にきたとき、あやちゃんが立った
獣医さんの方へ・・・注射の方へ・・・
ヤダーヤダー(もがく&引っ掻く)ヤダーヤダー(唸って威嚇)
注射を持つ先生の手が見えた
よしっもうひと暴れしてみよう
母にすがる 家にいる時の気高さはどこに?( ´艸`) しかし重い・・・
ヤダーヤダー(もがく&引っ掻く)ヤダーヤダー(噛む真似もしてみた)
あやちゃんが先生に、「あっ!パニクッたら噛むかもしれませんのでおさえときます」と言っている
(先生は本気でびびっている)
あやちゃんのバカバカバカ!ヤダヤダヤダ!
噛むから!先生、アタシ噛むんだからねー!
と暴れてる間に注射は終わっていた
いつ打たれたの???打たれてないんじゃないかしら???
それにしてもみんな、なんでそんなにお行儀よく並んで、
なんでそんなに冷静に注射できるわけ?
アナタタチおかしいわよ!!
帰る!