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成功した人の話 と  成長している人の話 のどちらが役に立つのか?

2008年07月30日(水)

インフィニティ・ベンチャーズ・サミットの前回のアンケートを読み返してみたが、定性のコメントを読むといろいろと面白い。 

前回は特に意識したのは、成長しているとか、これから伸びる(伸びそう)な会社を選んでセッションを好んで配置しました。 たとえば、 Meebo とかSeesmic , Xobni とか。 海外系だとAmazon は別格にしても、ほかはまだまだこれからの会社が大半だった。 

Seesmic とか、ビジネス的にどうかなー?と思いつつも、Loic の強烈なキャラが最高によかったし、こんな人がこんなことをやっているという意味で最高でした。 全部が全部成功するとは思っていないですが、Ongoing の起業家の話を共有する というのがIVSとしての考え方です。

アンケートを見ると、大企業の方ほど、 Meeboのようにユーザー数は非常に大きいがビジネスモデルが見えなく、GoogleなどにEXIT狙う とかのモデルに否定的だし、 また、これからの企業が多く、中身がないみたいな意見があったりする。  

起業家的は発想ならば、では自分はできるのか? とか、中身のある話ができるのか? といった点をまず考えるだろう。   Meeboのように何千万?ユーザーの方が熱烈に利用するサービスをゼロから作るなんて素晴らしいと思うし、 なかなかできるものではない。 利益を生むどうか別として、なくなったら困るサービスだと思う。 こういう会社がGoogleのような大きな会社に買収され、サービスを継続できることになぜ否定的なのだろうか?  実際に創ったきた人やそれを支えた投資家にリスクに見合ったリターンがあるのが悪いことなのか?   経営者としては、利益を出すことを考えることも当然だが、サービスを継続し、投資家にもリターンを還元する方法を考えることは重要なことだと思う。

世の中、写真共有サービスとか、ユーザーが自分のコンテンツをアップロードしたり、日記を書いたりするサービスは多いが、たとえば、5年間 コツコツと写真をアップしてきたサービスが突然なくなります といったら、ユーザーは悲しい。 PCのHDDが壊れてデータがなくのと同じだ。

世の中には、利益は生まないかもしれないが、素晴らしいサービスはたくさんある。ネットサービスだけでははい。介護サービスは必要不可欠だが、現場は大変だし、利益を生むビジネスというわけではない。 漁業にしても同じ。 原油高で漁師は苦しいが、魚の価格には転化できていない。   どうはどうするか? 常にそう考えることにビジネス機会が生まれると思う。

NILSやIVSでは過去にいろいろと注目企業を特集してきた。76世代だと、はてな、ミクシィ、ドリコム、グリー、フォートラベルなど。  はてな近藤さんとミクシィ笠原さんのセッションは2005年の7月だった。  当時はSNSのビジネスモデルはどうか?といわれていた。  はてな もその後、シリコンバレーにいったり、そして京都にいったりと面白い。

ドリコムの内藤さんは2004年11月の第一回NILSでデビュー。 その後IPOし、 現在はいろいろと大変かもしれないが、頑張っている。  グリーも2005年7月にNILSにスピーカーとして登場。当時とはまったく違う モバイルのサービスで成長している。 

私としては成長している人の話のほうが面白い。  Developed Country より, Developing Country の話のほうが面白い。 私はそんな価値観のため、IVSの企画自体はGoogleとか大きな会社の話よりも、 これからの会社にフォーカスしたい。 




仕事に対する取り組み

2008年07月29日(火)

自分自身 ベンチャーキャピタリストとして成長する上で心がけていたことはいくつかあります。

まず、仕事を選ばずまずは何でもよいので経験をつむこと。2001年にエイパックス・グロービス・パートナーズに入社しましたが、当時27歳の若者で別にベンチャー企業の経験があるわけでもない状況ですから、まずはいろいろと経験する必要がありました。 仕事を選ばず、できる仕事をコツコツこなす。こなしていくうちにチャンスが生まれる。そしてそのチャンスを生かす(ようにがんばる)。  必死にやり続けることが重要だと思います。 

グロービス・キャピタルの期待の星の今野さんはまさに上記のような感じで成長してきたと思います。 私が当時はメンターだったのですが、上記のように言ってきました。  

とにかくがんばるというのは簡単にいえますが、いくつかハードルになることがあります。ひとつは@プライド  A人事評価 です。  プライドというは、たとえば、こんな仕事は俺の仕事じゃないみたいな考え方です。  俺は能力あるから、こういう仕事がしたい というもの。 プライドはベンチャーキャピタリストになる前のものであり、実際 ベンチャーキャピタリストの経験があるわけではありません。 素人です。 素人にプライドが必要なのでしょうか?  自己否定にはなりますが、マインドとしてリセットすることがなかなか難しい。 それが人間というものでしょう。

そして、2つ目は人事評価です。 これはものすごくがんばって、いろいろと仕事をしてきたが、結局 人事評価のときにそのことが評価されず、給料が上がらない といったこと。 これによって、わざわざやらなくてもよい仕事をしなくなる というものです。  これも自分自身への評価 と会社や周りの評価のギャップということで、プライドの問題と同じかもしれません。

私の場合は幸運にも、アーサー・D・リトルで3年ほどしか経験のない第二新卒の状況で入社しました。 周りは皆さんは経験豊富な方ばかりでしたので、プライドなんてありません。とにかく頑張るだけです。  人事評価に関して、特に給料に関しては文句もいわずに修行と思って頑張っていました。  運よく 3年でパートナーになりましたが、入社したときはそんなことはまったく考えておらず、 3年くらいたったらMBAでも留学できればよいなと思っていました。

目の前にチャンスがあると、MBAなどもともとあった考えはなくなり、ガムしゃらに頑張るだけです。 NILS の立ち上げも、たまたま参加できたわけだし、その活動によって、グリーへの投資など、私のベンチャーキャピタリストとして成長機会を得たわけです。 

昨年 思い切って独立したのは会社が嫌だとかそんなことではなく、実現したいこと、そして成長したいことがあった。 独立し、新しい仲間とチャレンジするという選択をしましたが、この1年間はさまざまな経験をし、新しい挑戦をしています。 

独立して、経営者としては”素人”になりました。 その前までは、サラリーマンのパートナーでしたが、経営に対してウンチクいっておりましたが、 過去に対して恥ずかしくなりました。

経営者から今まで以上に学ぶことが多くなりました。 独立すると、人事評価されることもなくなります。自分に対してどう評価するかは自分次第です。 











Posted by 小林雅 at 15:24  / 雑談  / この記事の詳細
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グロービスキャピタル期待の星 今野さんがプリンシパルになった

2008年07月29日(火)

グロービスキャピタル期待の星 今野(いまの)さんがプリンシパルになった。

今野さんは2006年7月(だったかと)にアソシエイトとして入社し、1年でシニアアソシエイト、そして1年でプリンシパル(入社2年)と順調に出世しています。   今野さんは私の大学時代につくったサッカーチーム Spursの2年後輩の代表です。大学時代は、”コバ しっかり走れ”と指示されていました。  今後の活躍に期待!



DeNA 四半期ベースの売上高 減少へ

2008年07月29日(火)

CNETさんの記事もあるが、DeNAの発表資料を読んだほうが正確です。リンクはこちら

数字を見ると会員数自体は成長していますが、月間ページビューは4半期ベースで減少傾向にあり、そしてアバター関連の売上高が減少と、成功報酬型も減少 という内容。

Dena












要因として、若者(10代)の利用者の活動が停滞している とIR資料にはありますが、ページビューの減少 と 成功報酬型広告の減少 というところがその傾向が見えているのではないかと思います。

アバターもコンテンツの一種であり、コンテンツには流行・廃りがあります。 モバゲータウンのビジネスモデルは、モバゴールドというバーチャルマネーを流通させ、そのマネーでコンテンツを購入するというモデルです。 今回 ページビューも下がっているため、アバター関連の売上高も下がっているということで、コミュニティ内でのアクティブ度合いが影響しているかと。

フィルタリングの問題で規制が厳しくなって、若者ユーザーはほかのサービス(プチゲーとか)に移っているという話も聞いたりします。

2006年2月から怒涛の勢いで伸びてきたモバゲータウンですが、クールダウンということでしょう。
ミクシィにしてもモバゲータウンにしても、今後の展開に注目です。 それにもしてもネットやモバイルのサービスは変化が激しい。 逆に新興企業にも大きなチャンスがあるということです。




Posted by 小林雅 at 11:19  / 雑談  / この記事の詳細
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独立から早1年

2008年07月29日(火)

昨年8月1日に独立しました。もうすぐ1年となります。 独立したときは一人でしたが、現在は共同代表パートナー3名体制となり、CFOも1名いるという体制となりました。 オフィスはなく、自宅の1室を仕事場としております。

昨年独立したときにスタートした、インフィニティ・ベンチャーズ・サミットですが、本当に人が集まるのか? という点はとても不安でしたが、多くのかたがたの支援をいただき、無事昨年11月と今年6月に2回開催でき、 参加人数も2回とも300名を超え、かつ海外からも多く参加するイベントになりました。  

仕事としては、独立するときは特にすぐにする仕事はサミットくらいしかなく、大丈夫か?と不安でしたが、8月からはAdmobの仕事をするなど、いろいろな経験をつみながら、現在は小規模ですが、ベンチャーキャピタルファンドの運営を開始することできました。既に国内外の会社にいろいろと投資していて、非常に面白いです。

仲間も1月には小野さん、6月には田中さん の参画とスタートラインに立つことができました。

今年の後半は本格始動に向けて準備 と IVS2008Fallの開催をしっかりやっていいきたいです。  





Posted by 小林雅 at 10:45  / 雑談  / この記事の詳細
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ベンチャー企業の組織つくり と 大企業の組織改革

2008年07月28日(月)

最近、アーサー・D・リトルのOBの方々と会う機会があった。 独立して会社経営をする方や、大企業で経営再建の担当したり、 外資系企業の代表者 など、皆さん いろいろなところで活躍している。 さすがに退職してから7年も経つと面白い。 

ビジネススクールやコンサルティング会社はこのような機会があるというのは勉強になる。

その場で議論になったのは、「ベンチャー企業の組織はゼロから作れるので、難しくはないが、大企業の組織改革はなかなか大変だ」というものだ。 実際にやる気のない組織をどう改革するかといったっことは難しい。  しかしながら、ベンチャー企業の組織作りも難しい。

組織というのは、一回できてしまうと、変革にしにくい。 これはベンチャー企業でも大企業でも同じことだ。 

ベンチャー企業の組織も段階的にできていく。創業期から成長期へ。 どの段階でも失敗する可能性がある。 成長期に採用戦略を間違えるといったことだ。 創業期に間違えると次のステージにはいけないし、それぞれのステージごとにクリアしないと上のステージにはいけないのだ。

このテーマは重要なテーマで、IVSなどでも引き続き取り上げたい。



Admob iPhone Developper Program と AdMob: 249 Million iPhone Ads Served

2008年07月28日(月)

 AdMob: 249 Million iPhone Ads Served  が面白い。 Admob のデータを見ると、広告も伸びているし、実際に広告キャンペーンなどをしている。 

広告のサンプルを見ると、iPhoneの特徴があって面白い。



Posted by 小林雅 at 10:59  / AdMob  / この記事の詳細
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IVS2008Fall 案内開始

2008年07月28日(月)

インフィニティ・ベンチャーズ・サミット(IVS)の案内資料を作成しました。これから順次案内をお送りする予定です。 

ここ2年の成果としては、@Launch Pad が定着してきたことと、A国際化 という点でしょう。

 Launch Pad では今回も15社程度 発表を考えております。 Aの国際化も中国、米国を中心にラインナップする予定。 

また、新しい企画・取り組みも増やしていきたいと考えています。



ビジネスプランの考え方 

2008年07月23日(水)

ベンチャー企業の場合、「ビジネスプラン」なるものを書けとアドバイスされたり、ベンチャーキャピタルから要求される。 ビジネスプランの雛形なるものがあり、それを見ながら書いていくのが一般的だ。  ビジョンとか、製品・サービスとか市場とか、競争環境とか、マネジメントチームとか、業績目標とか、いろいろだ。

そして、投資するベンチャーキャピタルは、だいたい、ビジネスプラン通りに進んでいるのか?というチェックをしたりするものだ。

ビジネスプランは不要だとまではいわないが、 実際のところ、役に立っているのだろうか?

たとえば、 DeNAさんにしても最初はオークションビジネスであったが、現在はモバゲーを中心とするモバイル事業が主力になっている。 GREEに関してはもPCのSNSだったが、今となってモバイルのエンタメサービス&コミュニティとなっている。  両者の特徴は、当初のビジネスにはDeNAさんはヤフーや楽天、GREEはミクシィといった強力なライバルが存在していたが、苦しみながら、強固な組織をつくり、 モバイル事業で飛躍した という共通点がある。

モバイル事業という点を注目を集めるいるが、重要な点としては組織力の高さだ。 GREEの田中さんがよく話すことだが、 良いサービスをつくるには良い会社・組織を作らなければいけないということを言う。 まさにDeNAやGREEはその点を実践してきた といってもよい。ネット業界だけでなく、ワークスアプリケーションズのようなソフト開発会社でも同じだった。

話をもとにもどすると、”ビジネスプラン”なるものには、組織のところは経営チームの略歴とか、組織図とか、人員計画みたいなものしかない。  良い会社を作る、組織を作るといった点が重要であるが、 フォーマットにこだわりすぎている。

結局、サービスにしても、戦略にして、結局 誰がやるのか?という点がベンチャーにとっては重要だ。 リソースがないのがベンチャーであり、 まずはリソースとか組織とか、そちらから発想する必要がある。  



Posted by 小林雅 at 23:15  / 雑談  / この記事の詳細
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はてな と プリファードインフラストラクチャーの提携

2008年07月22日(火)

はてな の近藤さんの日記に、はてな と プリファード・インフラストラクチャーの提携に関して書かれていた。 

日記にもあるが、はてなは自社開発にこどわりをもち、共同開発をしてこなかったそうだが、今回はプリファード・インフラストラクチャーさんと共同開発した という話だ。

共同開発するサービスに関しても興味はもちろんありますが、おもしろいは76世代といわれている はてな の次の世代の 若者の会社 と提携したことだと思う。 

76世代でよく出てくる会社は、はてな、 ドリコム、ミクシィ、グリーといったところだ。学生時代に起業したあれば、20代半ばで起業したケース(グリーなど)もある。 

共同開発を通じ、先輩のはてな からいろいろと学ぶ機会があるだろう。 このような機会は貴重だし、こういう機会がいろいろと増えてほしいと思います。



Posted by 小林雅 at 14:50  / 雑談  / この記事の詳細
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