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インフィニティ・ベンチャーズLLP 設立

2008年01月31日(木)

1月25日付けで、インフィニティ・ベンチャーズLLP を設立いたしました。 今後、インフィニティ・ベンチャーズ・サミットの企画・運営や ベンチャーキャピタル業務、アドバイザリー業務はインフィニティ・ベンチャーズで行っていきます。

ケイ・アンド・カンパニーLLPは個人で引き受けているコンサル業務(Admob)やアドバイザーの仕事(GREE) など継続します。

インフィニティ・ベンチャーズ・サミットの案内も順次、一通づづメールでお送りしております。

2007年8月1日に独立し、ケイ・アンド・カンパニーLLPという形で発表させていただきましたが、ずっと暖めてきた起業プランは、このインフィニティ・ベンチャーズ(Infinity Ventures) です。

NILSと異なり、名前がいいにくく、いまだNILSと呼ばれることが多い、インフィニティ・ベンチャーズ・サミットは、もとは今回設立した名前が由来であります。

無限の可能性をもったベンチャー企業を支援、創造する といった意味を込め、今後とも人生かけて頑張って行きたいと思っております。 

オフィスは今までと変わらず、自宅です。(登記場所も自宅住所・・)   あと1名の共同代表パートナーと2名体制で行動していきますが、バーチャルオフィスです。 インフィニティ・ベンチャーズ・サミットの運営・事務は私一人で何とか頑張っていきます。

まずは2名体制で、本格的なベンチャーキャピタル・ファンドの立ち上げを行っていきます。

共同代表パートナーの方の紹介はまた後日。 

小林 雅
共同代表パートナー
インフィニティ・ベンチャーズLLP

Masashi Kobayashi
Co-founder & Managing Partner
Infinity Ventures LLP





ちょっと過激ですが、日本の新興市場に上場することはどうかと思う

2008年01月31日(木)

ちょっと過激かもしれませんが、いろいろ上場審査などの話を聞いていると、日本の新興市場に未来はないと感じる。厳格化というのか、成長企業の成長を阻害している最大の悪玉じゃないのか! と思うときがある。

延々と審査がつづき、結局 延期です というのは、ぶっつんと切れてしまう。そんな会社が多いのではないか?

上場して、5−10億円とか資金調達してどうするのか? シリコンバレーのスタートアップで数人の会社のシリーズAのファイナンスを同じ金額ではないか?  

株式市場が低迷していて、さらに審査が厳格化というかネガティブな状況ではまったくもって意味をなさない。 上場は通過点というのが教科書の回答だが、 そもそも、通過すべきものなのか?

みんな上場したいとか、しないといけない といった状況で、まっこうから文句をいう人間はいない。 上場は通過点であると、通過すれば大きく広がる と思って、忍耐強くがんばるのだ。 上場したらしたらで、業績の下方修正したら、いろいろとたたかれるし、説明も大変だ。 

上場してから、上場しなければよかった と言えない。そんなことをいったら、経営者として失格だ という言われ方をする。 

数年前まで日本では上場するまで平均30年とかかかっていたではないか。 それでも日本経済は高度成長という高成長。 世界でも有数の経済大国になったではないか。 

これはすごいことだ。 原点にかえって考えるべきときなのではないでしょうか。

  





なぜ、ベンチャーキャピタルは黒字のビジネスへの投資が好きなのか?

2008年01月31日(木)

今日のランチは、来日しているUS Venture Partners のPaul Matteucci (General Partner)と TED MAIDENBERG と ランチした。 USVP は今度 600 Mのファンドを設立するそうだ。 今回は上海にいって、東京に滞在している。

Tedは日本に来たときに1回、そしてシリコンバレーに行ったときに1回あっている。今回はパートナーのPaul さんといっしょに来日だった。

USVP は日本でも投資したいと考えており、絞って投資していきたいと考えている。 日本の投資環境に関していろいろと質問があって、一番面白いのが「なんで、日本のスタートアップは 早くにBreak-evenになるようなビジネスしかしないんだ」というもの。 

私の答えは、それは日本の場合、ベンチャーキャピタルが黒字の会社が好きだからだ。そして、資金調達するにしても1社3000万円ー5000万円をかき集めて、数億円の資金調達くらいしかできず、最初から、20億円あるからがんばってというのがないんだよ と説明した。

起業家のマインドではなく、 日本の資金調達環境、つまり、”ベンチャーキャピタル”の投資スタンスが大きく影響している。  3年とか、大きな赤字でもビックベンチャーを目指したらいいじゃないか?という話をしていた。 

そもそも、黒字だからよいとか、悪いというは、銀行が話すようなはなしだ。キャッシュフローが見えることが重要だ。

大きなことを実演するにはリスクはつきものだ。 従業員を来年10人増やすのと、100人増やすのでは難易度も違う。 目標が高ければ高いほど難易度は高い。 難易度が高いからこそ、到達できる人間・会社も少ない。 全部がGoogleにはなれない。

なれないからといって、あきらめる必要なはい。黒字で回る小さな会社を経営することはそれはそれで素晴らしい。価値観の違いである。

日本のベンチャーキャピタルは駄目とかレベルが低いというのではなく、シリコンバレーのVCとは価値観が違うのだ。 すぐに黒字化したほうがよいし、時価総額が小さくてもIPOしたほうがよいのだ。

シリコンバレーでは、数十億円つっこんで、無残にちっていて、Tech Crunch のDead Pool とかに入っていく会社が多い。 日本だと、倒産したというようなニュースはあまりない。細々と生き延びていくのだ。

われわれが目指すベンチャーキャピタルは、起業家と価値観を共有する投資家であることを目指している。 実力がどうという以前に、重要なのは価値観だ。 早く黒字化したほうがよいといった価値観や、 ビジネスプランをつめることことに時間をかけたほうがよいという価値観、 投資の審査が平気で2−3ヶ月かかって、ビジネスに集中できな時間ができてもよいという価値観。  

ベンチャー企業を経営するのはあくまで起業家だし、われわれも起業家であるという原点が何よりも重要だ。 















(湯川さんのブログ)ケータイ向け広告マーケットプレースのアドモブ社、日本進出

2008年01月31日(木)

ケータイ向け広告マーケットプレースのアドモブ社、日本進出

先日 Admob のNirenが来日したときの湯川さんにインタビューいただきました。その模様がアップされております。 Niren は日本語ペラペラです。 ご興味がある方はぜひ!

今までAdmobに関するネタとしては一番豊富かつ動画つき!ということで面白い内容になっております。



Posted by 小林雅 at 15:48  / AdMob  / この記事の詳細
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”ベンチャーキャピタル”から投資を受けるとIPOを目指さないといけないものなのか?(続)

2008年01月30日(水)

”ベンチャーキャピタル”から投資を受けるとIPOを目指さないといけないものなのか? というエントリーを書きましたが、補足します。

IPO時に時価総額の決定方法は、予想当期利益×業界のPER といったものがから算出されます。 つまり、1億円の利益で、PERが100倍だったら、100億円。それにIPOディスカウント
を考慮するということです。

IPOしないで、投資回収する方法はありますが、当然ながら、IPOして、PERが100とか1000倍とかに場合は、はるかにIPOのほうがリターンは高くなります。また、ベンチャー企業にとっても、資金調達額が大きくなります。 PERの高さ=成長期待の高さ を活用して、資金調達するとか、M&Aをするのが手法としてあります。

ベンチャー投資の場合、レバレッジバイアウトのようにDebtを使う方法は難しい(リスクが高いため)ため、 かけるべきはPERの高さ ではありますが、PERの高さは、”期待”という無形のものです。 借入と異なり、制度ではありません。

いろいろなパターンの投資スキームとか、その成功事例をつくることが非常に重要だ と感じるこのごろです。



”ベンチャーキャピタル”から投資を受けるとIPOを目指さないといけないものなのか?

2008年01月30日(水)

最近の疑問点としては、 ”ベンチャーキャピタル”から投資を受けると、IPOを目指さないといけないのか? という点です。 IPOはいつですか? とか、IPOしますか?といった質問をするベチャーキャピタルが多い。

IPO って必要なのか? そして、IPOを目指さない会社はベンチャーキャピタルから資金調達を受けるべきではないか? いろいろとあるかと思います。

私の考え方は以下の通りです。

@ IPOするかしないかは関係ない。

”ベンチャーキャピタル”とか、”プライベートエクイティ”とかファンドを運営し、投資事業を行っている会社のビジネスモデルはシンプルです。 投資した時点より、高い株価で売却できればビジネスとして成立します。  IPOというのは株式を市場で一般の方々に売却できるようになる状況であり、ファンドの運用期間以内に売却できればよいという話です。

バイアウトファンドの場合は、取引先に事業会社に持分の一部を売却したり、ファンドからファンドに売却したりと、IPOでのEXITはレアなケースです。

したがって、絶対IPOしない と考えている会社でも、銀行借入れではなく、第三者割当増資などで資金調達を行い、一定期間にその持分を売却するできるスキームがあればよいわけです。

シード、アーリーステージの場合は、投資する事業会社はほとんどないわけですし、銀行借入というのも金額は少ないし、個人保証の世界で、リスクマネーではありません。 たとえば、シードステージ投資するベンチャーキャピタルから資金調達を行い、事業を成長した上で、その持分、取引先などに譲渡する とか、 配当とか自社株買い といったことを行うかです。

A持分比率が下がると、経営コントロールされてしまうのか?

普通株式の場合、1株式 =1議決権となります。 増資後の時価総額が5億円の会社の場合、2億円資金調達すると、40%の相当の議決権となります。 やはり、3分の2(特別決議を可決できる数字)をもたないといけないとか、過半数とか、3分の1以上は否決権があるとか、そんなことが、資本政策の定石というのか、常識みたいな話です。

しなしながら、優先株式を活用すると、議決権が1株つき、5個とか、無議決権の優先株式とかを作ることが可能です。

つまり、 「財産としての株式保有比率」と「支配のための株式保有比率」と分離することが可能です。  

優先株式は一般的にIPOする前に普通株式に転換されます。 となると上記のようなことは未公開の段階しか効力がないという話ですが、 別にIPOしない会社はいろいろな設計が可能であるということです。

たとえば、極端な例を言うと、5億円必要で、増資前の時価総額を5億円とします。
5+5で増資後の時価総額は10億円です。 この場合、所有の比率は50%となります。
しかし、優先株式で無議決権とすると、創業メンバーは100%の議決権を得ることができます。

その代わり、優先株主は50%の持分を持ちます。そして、優先配当や残余財産などの優先権がつきます。

参加型の優先株式とします。仮に一株100円につき、100円の優先配当。そして超過した分は所有比率で配分するということにします。 

事業が成長し、年間の税引後利益が15億円でるような会社になったとしましょう。50%を配当する場合、7.5億円が配当できます。優先株式が上記のように5億円(投資金額と同じ)だけ得てから、残りの2.5億円の持分50%なので、1.25億円合計 6.25億円の配当を得ることになります。

優先配当は、上記のように一株100円につき10円とか200円とか、 また、参加型と非参加型、累積型と非累積型 という選択が可能です。

IPOをしない会社でも年間10億円利益がでていて、毎年、3億円の配当を受け取ることができる優先株式の価値算定はわかりやすいです。たとえば、5年分としても15億円とかの評価可能です。(詳細はDCFなど活用)

B考え方

IPO後の株式売却を実際に経験してみると、個人投資家が売り買いする不安定な市場においては、ベンチャー企業にとって経営に専念できる環境ではありません。特に日本の場合は、IPOを急ぎする傾向があり、早期にIPOしてしまいます。その結果、IPO後にはあまりストックオプションの効果も薄くなるし、 そして、株価が低迷している会社=悪い会社みたいになり、イメージ的によくはありません。信用がつくといいますが、どれくらいなのでしょうか?

また、ベンチャーキャピタルのとっても、市場で売却するとこと、株価を下げる圧力とみなされ、さっさと売ってしまえみたいな話になります。 会社の経営と無関係に株価は乱高下します。

上記のような環境よりかは、しっかり会社を成長させ、利益で株主に還元するというのが正しい道のように感じます。 

長期保有かつIPO以外でのEXIT手段の投資スキームが現在の新興企業のとって求められているように感じます。 

設計における留意点としては、投資側にとっては@リスクにあったリターンが見込めるかどうか、A流動化(売却)のオプションがあること。 B長期投資(5-7年)になること。 

ベンチャー企業側としては、 @他の資金調達方法や資金調達先と比べメリットがあるのか? A 支援などお金以外の価値があるのか? B議決権に対する考え方は?

A社 と B社という投資会社があります。実際 B社のほうが条件はよいが、支援はA社がよいと思っています。その場合、B社の条件ーA社の条件 を考え、A社の価値はB社と比べ、高いものがある かどうかといった判断になります。 銀行借入れだと、金利など比較するのと同じです。

議決権に関する考え方は前述の通りです。 実はいろいろと考えることができるものだと最近考えております。  


  






DEMO2008 のビデオ中継

2008年01月30日(水)

DEMO 2008が始まっていた。今回から、ライブ中継もあるし、 ビデオアーカイブはBrightcove を採用して、つかいやすくなっている。ウェブサイトを見ると楽しむことができる。

たとえば,Glam Media のビデオを貼り付けてみます。ライブ中継はBitGravityという会社の技術を採用している模様。DEMOにも登場するようです。



Posted by 小林雅 at 00:27  / 雑談  / この記事の詳細
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インフィニティ・ベンチャーズ・サミット2008Spring はそろそろ案内開始

2008年01月29日(火)

インフィニティ・ベンチャーズ・サミット2008Spring ですが、今週中には第一弾案内を開始する予定です。 事務は一人でまわすため、第一弾というのは順次案内していくというものです。一斉に送ると一斉に返信があって大変なことになる!ので、少しづづわけて送るようにしています。

今回から、組織体制がパワーアップします。

また、Launch Pad に関しても拡充していく予定。前回が14社でしたが、質を落とさず量を増やしていければと思っています。 また、技術トレンドを議論するとか、セッションの企画内容も充実させて行く予定です。

Meebo のCEO など 海外系も充実させていきたいます。 バルセロナやシリコンバレー出張を通じていろいろと探してこようかと思っています。 最近、NILSと合わせると以下のような海外企業をスピーカーとして招待しております(PPTファイルで作成していたため、掲載できていない会が何社かありますが・・・・)

Ivs













日本だとさらにたくさんあって、一部だけですが、ロゴのはってみると面白いです。
Ivs_2



LLPや投資ビークルに関しての研究

2008年01月28日(月)

日本版LLP の一番よい本と思うのが、日本版LLP実務ハンドブックです。これはLLC や ファンドなど、VCファンドを運用を考える上で、必要なことがいろいろと出ています。 タックスヘイブンの話とか、いろいろです。  

アメリカのVCファンドは通常ファンド(Limited Partnership) のGeneral Partner はLLC で設立されています。 LLC は日本版LLP に近く、内部自治の自由度、利益配分など自由度、そしてパスルー課税が特徴です。

 

日本版LLP(有限責任事業組合)も同様で、簡単に設立でき、内部自治の自由(取締役会とかない)、パススルー課税が特徴です。  パススルー課税という のは、LLP自体には課税されず、出資者・組合員に利益配分された後に課税される仕組みです。 米国のVCファームがLLC を採用しているのは、パートナー個人に対して利益配分する際に2重課税を回避するため、また利益配分を自由度があるためです。  

 個人の数名のパートナーシップ  と  大手のベンチャーキャピタルファームや事業会社の投資 と競争するわけですから、 規模も違うわけですし、会社としての信頼があります。  個人数名のパートナーシップの最大の武器は人材であり、スピード・柔軟性です。 大きな組織では、人材面では平均化したり、 意思決定は遅い傾向があります。

最大の武器の人材を集めるには、ビジョンなども重要ですが、金銭的な面で報いる仕組みがないと優秀な人材を集めることができません。 LLCとかLLPなどさまざまな制度を研究し、競争力のある組織設計にしないと、生き残れないわけです。






Posted by 小林雅 at 01:08  / LLP  / この記事の詳細
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Infinity Ventures Summit 懇親会(プライベートパーティ)

2008年01月25日(金)

昨晩は、Infinity Ventures Summit 懇親会(プライベートパーティ)を開催した。参加者は24名でした。 IVS2007Fall のアドバイザー、スピーカー、Launch Pad上位者(3位まで)など大変お世話になった方に感謝するためのイベント。

というのも、IVSはスピーカーの方々には謝礼をお支払いしていない。 講演料という形でお支払いするのが一般的だと思いますが、IVS の場合は相互の交流機会の提供することで、ビジネスにも役立つし、感謝の気持ちを表しやすい などの考え方から、企画している。

以前は打ち上げ予算も限られていたが、IVSの企画段階から予算を確保するようになった。

Launch Pad は1位のみ賞品があるが、2位以下はありません。全員は難しいため、3位までの会社をご招待しました。

次回の案内資料も着々と作成し、もうすぐ案内を開始したいと思っております。 よろしくお願いいたします。



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