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Infinity Ventures Summit 2008 Fall  申込150名突破 と 東国原知事 登場内定

2008年09月02日(火)

Infinity Ventures Summit 2008 Fall の申込も順調に進んでいます。 8月末の段階で約150名となっております。 今回は8月末までプログラムの内容(スピーカーなど)は一切公開していないのですが、約150名の方々にご支持いただき、申込みいただきました。

9月に入り、セッションスピーカーが揃い次第、発表していきます。まず第一弾は昨年も登壇いただきましたが、 東国原 宮崎県知事のスピーチが内定しました。 2日目の夕方に登壇いただく予定です。

9月6日から13日までUS出張です。 スピーカー候補とのミーティングがあり、楽しみです。




iFundとiPhone ビジネスの考察

2008年09月01日(月)

iFund とiPhone のビジネスに関して考察してみたい。

以下、図を作成してみるとわかりやすい。 AppleはiPhone の販売収入と、キャリアとのリベニューシェア、そしてAppStore のリベニューシェアといったことがビジネスモデルとなる。そのため、AppStoreの販売増加に加え、アプリケーションの充実化によってさらにiPhone自体の販売数を伸ばすことがAppleにとって大きなビジネスだ。 

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通常の日本の事業会社、例えばNTTドコモであればドコモ・ドット・コム
といったベンチャー投資会社を自社で持ち、取引先などに投資を行っていく。

なぜ、Apple はAppleとは関係のない外部のベンチャーキャピタル、そして世界トップクラスのベンチャーキャピタルであるKPCBと組むのだろうか? インフィニティ・ベンチャーズ(弊社)の共同代表パートナーの田中章雄さんもAdobeの投資ディレクターとして戦略投資を担当していました。Flash やPDFといったAdobeの製品と関連がある投資を行ってきました。 

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KPCBは世界トップクラスのVCファームであり、過去 サンマイクロシステムズ、Compaq, Amazon.com, Netscape, Google といった業界を代表する企業に投資し、支援してきた会社でう。 成功報酬はベンチャーキャピタル業界はキャピタルゲインの20%ですが、KPCBは35%といわれます。 投資担当者の報酬も投資先の成功をすると巨額な利益を得ることができます。

KPCBにとってiFundの目的はイノベーティブなiPhone関連のアプリケーション企業を創造し(支援し)、Netscapeなどのような大きなインパクトのある投資を行っていくということになります。
これは日本にありがちな、リターンをあまり求めず、取引先に投資するような投資を目的としていないということになります。  

KPCBの力を活用し、iFundを運用することによって、AppleはiPhone/iPod Touch 上の新しい「キラー・アプリケーション」の創造に注力している ということがいえるでしょう。以下の図にすると理解が深まると思います。たとえばMixi がiPhone に対応したということがありましたが、これはイノーベイティブなことでしょうか? 既存のサービスがiPhoneに対応したまでのことです。 日本で一番大きなソーシャルネットワーキングサービスがiPhoneに対応することはiPhoneにとっては大きな意味がありますが、このように既存のサービスをiPhoneに対応してもらうことはDeveloper Programやサポートの領域ということになります。 
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既存の差サービスをiPhone対応するというこはお金(コスト)というより、Developer Programの充実であったり、サポートといった人的な支援が重要になります。

一方、イノベーティブな製品・サービスを生み出すには世界トップクラスのベンチャーキャピタルファームの力 と 約100億円の資金を投下する必要があると考えたのでしょう。

iPhoneは話題や注目を集めていることは事実ですが、他の携帯電話やブラックベリーなど比べると後発であることは事実です。 このようにイノベーティブなアプリケーションを開発を促進し、「キラー・アプリケーション」をどれだけ創造できるのかが、非常に重要な競争優位の源泉となるということを考えてのことでしょう。

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上記の図で、「Risk Money 」と書いていますが、日本の事業会社の投資はアーリーステージの投資というよりかは、事業が成長し、取引関係を強化するといったことを目的としては「Relationship Money(Capital)」です。 投資金額も一般的には大きくありません。

日本において成功事例と入れるのがグリーとKDDIとの資本提携だと思います。当時おもにPC向けだったGREEのサービスをモバイルに一大転換して、現在600万ユーザーを超える人気サービスとなっています。 モバイル版のGREEと PC版のGREEはまったく異なっているといってよいほどのサービスです。  

プラットフォーム側の戦略を考えるうえで非常に示唆に富む事例であり、今後も重要な考え方となっていくでしょう。



iPhoneアプリ対象やブラックベリー・アプリ対象のベンチャーファンドはうまくいくのか?

2008年09月01日(月)

最近のベンチャーキャピタルの動向を見ると面白いのは、プラットフォーム上で動くアプリケーションに特化したベンチャーファンドを プラットフォーム企業との共同で立ち上げているケースが増加しているという点だ。

以下、3つの事例をあげます。

  • iFund  -  iPhone のアプリケーション特化ベンチャーファンド
  • BlackBerry Partners Fund -  BlachBerry のアプリケーション特化ベンチャーファンド
  • fBfund -  Facebook のアプリケーション特化シードファンド
    • 運用者 Facebook 
      • The investment committee will be comprised of Mark Zuckerberg, Facebook founder and CEO, and Chamath Palihapitiya, Facebook vice president of product marketing and operations. Facebook board members Jim Breyer (Accel Partners) and Peter Thiel (The Founders Fund) will also be part of the committee.
    • 投資家  Accel Partners and The Founders Fund(の運用するファンドの一部を割り当てる形式。) USD 10M =10億円強
    • TechCrunch 記事
      • 「同ファンドの規模は、$10M(1000万ドル)(AccelとFounders Fundからのもの)。Facebookアプリ開発を専門に手がけるスタートアップ企業各社に対し$25,000(2万5千ドル)か ら$250,000(25万ドル)程度の補助金を提供。同ファンドから補助金の提供を受けたスタートアップ企業の最初の資金調達ラウンドにおいて、 Founders FundとAccelは第一先買権を有する。」

iFund と fBfund の2つを比較すると面白いのですが、Apple の場合はApple自体が資金を拠出し、一流ベンチャーキャピタルであるKPCBとタイアップしている。  Facebook の場合はFacebookに投資しているAccel とFunders Fund の2つのベンチャーキャピタルとタイアップしている点があります。 前者のiFund はすでに何社か投資していますが、通常のベンチャーキャピタルように数億円の投資を実行し、大きなビジネスを作るという取組みをしています。一方、fBfund はシード特化で、その中から成長したものをAccel やFounders Fundが優先的に投資するというスキームです。 

iFund の投資先はCruchBase を見ると3社あります。 ngmoco, Pelago, iControl です。ngmocoはEAのスターゲーム開発会社が設立したiPhone向けのゲーム会社。Pelago はLooptみたないソーシャルネットワーキングサービスや地図やGPSと連動したサービス、iControllはホームセキュリティのサービスを提供する会社のようです(iPhone の動画で家での状況を確認するとか)

さて、うまいくのか?という点ですが、Facebook や iPhone の成長 に依存はしますが、ある一定の成果を上げるのではないか?と思っております。 理由としてはFacebookもiPhone もAccel やKPCB という一流のベンチャーキャピルファームとタイアップしているという点があるでしょう。 

日本の場合、事業会社がベンチャーキャピタルを立ち上げるということが一般的です。ベンチャーキャピタル(ファンド形式)ではないが、バランスシートからの投資も一般的だと思います。 また日本の場合は大手金融機関の子会社や関係会社のベンチャーキャピタルが主流です。 縦割りの構造となっています。  なかなかダイナミックな動きは難しい。

iFund などの動きは今後注目です。 プラットフォーム競争という視点 と その上のサービス、アプリのレイヤーでの投資動向という意味では見ごたえがあります。








<シリコンバレーVCから見た3大トレンド>マクロ不況期は優良ベンチャーの誕生期

2008年09月01日(月)

<シリコンバレーVCから見た3大トレンド>マクロ不況期は優良ベンチャーの誕生期 (ITpro)

いつもお世話になっている伊佐山さんが業界動向の解説しております。非常によくまとまっていると思います。

特にiPhone 回りのところは米国を中心に大きく変化しています。Looptの例がでていますが、キャリアに制限されていてはうまくいかないという意見を多く聞いていたのですが、iPhoneの登場で大きく変わってきたという話も聞きます。 Admob もiPhoneに大きく力を入れています。



モバゲータウンのマネ? Mugeta (韓国)

2008年08月31日(日)

友人のブログを読んでいたら、韓国にモバゲータウンをまねた?(参考にした?)サービスが登場しているらしい。 Mugeta というそうだ。 詳しくはこちらを参照。 もともとモバゲータウンもハンゲームなどを参考にしていると思いますが、こういったことは面白いなーと思います。
(実際 Mugeta 自体はモバゲーを参考にしたのかは不明です)。




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雑誌 COBS に登場(それもゴルフ!)

2008年08月29日(金)

最近、COBS という雑誌のゴルフ特集のところに私の記事が掲載されました。なんとGDOの石坂さんとの次のページです。

リンクはこちら と こちら です。



Posted by 小林雅 at 21:42  / 雑談  / この記事の詳細
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制約条件 と 単純化

2008年08月27日(水)

単純化が重要と書きつつも、正しく制約条件を設定する、目標を設定することも重要だと書きながら思いました。

レーザー・レーサーのことを以前に書きましたが、水中での抵抗を減らすとか、軽くする といったことは、他のメーカーでも考えていると思います。 当たり前ですが、抵抗がないほうがよいわけですし、軽いほうがよい。  レーザー・レーサーの場合は、「着心地」という要素を排除し、「速さ」を追及したい ということにつきます。 そのためにNASAとか世界の叡智を活用し、そして実験を繰り返す。  結局、制約条件というのは、ミズノなどは、一般のスイマーに水着を売らないと売上につながらないということで、着心地は重要な要素だったということになります。

インフィニティ・ベンチャーズ・サミットの運営の制約条件は、運営体制はほぼ1名であることです。1名で400名規模のイベントをどう開催するか?  事前ミーティングもなく、誰がやっても当日の運営ができる体制、などなど 「制約」をつけていきます。  

英語に関しても同じように「制約」をつけました。英語が得意じゃないが、シリコンバレーにいっていろいろ訪問する というもの。 英語がペラペラな人といっしょだと、結局 その人だけが話すこになり、ほとんど話さないで終わることがありました。 それでは自分自身が成長しない。では一人でアポといって行ってみようということになります。さすがに何もないと話せないので、プレゼンテーション資料をつくるということをしました。   結果、いろいろと意見交換ができ、非常に刺激になったので、英語の勉強も楽しくなっていきました。  

また、「制約」というか「常識」とかを見つけることも重要なことです。 IVSのパーティのときに食事の「鮮度」について書きましたが、 常識は、ブッフェコースで1名5000円とか、いくつかのメニューの中から選ぶというのが一般的(常識)だと思います。 美味いものが食べたいという考えると、制約条件は「調理してから時間が経つ」ということだった。 複雑な料理ではないが、スシとか鉄板焼きとか、シンプルな料理でも鮮度が高いものは美味しいと感じるわけです。

結局、凝った調理をしても、時間がたつとおいしくない。 結局、制約をはずして、単純化して考えることがポイントでした。

しっかり考えることでいろいろなことが見えてきます。 ビジネスモデルにしても何でも同じことだと思います。 






Posted by 小林雅 at 20:36  / 雑談  / この記事の詳細
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考えること と 実行する ことに違い

2008年08月27日(水)

考えること と 実行すること では大きく違う。

最近自分で感じることは、「実行すること」を考えて、考えることだ。 たとえば「こうしたらよい」とか「あーしたらよい」といった意見がいろいろあるが、実際に誰がやるのか? どうやるのか?といったところは必ず課題になる。  

たとえば、インフィニティ・ベンチャーズ・サミットの場合もいろいろなアイデアをいただくことが多い。 たとえば 「こんなワークショップをしたい」といったことがある。 「こんな」のところにテーマをいれれば、いろいろなワークショップが考えられる。内容は実はそんな難しくない。

ではどうするか?という点がポイントになる。 セッションやワークショップを考えるうえでは、「時間帯」と「部屋」が必要だ。 どの時間でどこでやるのか?  そして何が必要か? 何は簡単で、「プロジェクター」と「ネット回線」  「テーブルと机」、「マイク」といったところ。 あとは運営スタッフを1名つけておけば大丈夫だ という計算になる。 そしてそもそもこのワークショップは価値があるのか? 参加者が集まるのか? といったことも考える。

あとはホテルの方に見積もりを依頼したりするだけだ。 このような作業は面倒なのでやりたくないと思う人が多いだろう。  「ワークショップやりたい」という希望にたいして、「自分で方法を考えてください」というと、やっぱりやらない という風になるだろう。

こんな感じ というのもを、ブレイクダウンして、実行可能なレベルで考えること をしているかどうかがポイントだ。 結局、単純化することが重要だと気づく。  

IVSの運営はマニュアル化されている。各スタッフの作業はビデオ係 とか、非常に単純なものばかりだ。 参加者からよく運営されていると評価をいただくが、事前に集まって訓練しているわけでもなく、 ぶっつけ本番で運営している。 これは作業を単純化することで解決している。

結局、開催前にいかにプロセスを考えるか単純化するかが、実行できるポイントになる。
誰でも実行可能なレベルにプロセスとか作業を単純化し、それを組み合わせて行う。

事前にミーティングなしで、少人数のぶっつけ本番スタッフだけで、いかに運営するか?
といったことをつきつめて考える。 制約条件をいろいろとつけることで、新しいアイデア
がうまれる。 大きな会社だったら難しいかもしれないが、 1名で運営するとなると
単純化することが重要になる、





イベント企画で考える点

2008年08月27日(水)

すでに8回もカンファレンスを開催していて、いろいろと学んだことがあります。 イベントを成功させることは難しく、そして継続して開催することはさらに難しいという点です。

よくも8回、それも年2回 300名規模で開催していると自分でも思ったりしますが、だいたいのケースは1回目はよいが、2回目以降がだめで、3回目がない といったようなものです。 2回目がダメになる理由は、内容自体は1回目とたいして変わらないとか、他のイベントと変わらないといったようなセッション内容のことや、参加者の質の低下という点です。  

整理すると、2つのマンネリ化。セッションと参加者です。  これはIVSでも課題ではありますが、8回継続開催という実績から考えると、うまくいっているほうではないかと思います。

セッションや参加者の考え方は、料理の考え方と非常に似ています。  IVSの特徴は、ご飯がおいしいというものです。 これは通常のビュッフェ料理だけでなく、マグロの解体とか、ラーメンの屋台とか、出し物系がある点です。 ビンビールではなく、生ビールカウンターを設置する。

ヒントはホテルのスタッフのコメントです。ビュッフェ料理はどうしても時間がたつとおいしくなくなるというコメントです。 なるほど。 鮮度が重要だ!という点です。 ビンビールもぬるいビールはおいしくない。 料理も生ビールも鮮度が重要。  できれるだけ鮮度の保つ工夫をするわけです。  予算の配分を工夫する。  このような工夫がないカンファレンスは、主催者の怠慢です。 別に難しいことではありません。 やる気の問題でしょう。 自分自身 おいしい料理が食べたいと思いますし、自然のことだと思います。

セッションや参加者にしても料理と同様に鮮度が重要だという点です。そして、鮮度だけでなく、定番のビュッフェ料理も必要です。 バランスの問題です。 
参加者の鮮度を保つ工夫、セッションの鮮度を保つ工夫が必要です。  

IVSの場合は、Launch Pad をいう非常に鮮度の高いセッションがあり、そして新しい参加者がLaunch Pad を通じて参加します。 良い循環です。  また、日本国内だけなく、海外の動向を加えることで、視野を広げ、 鮮度を保つことが可能となります。

ホテルは毎回同じところで開催しています。 参加者の声からは、宮崎ではなく、福岡がよいなどの意見がありますが、 企画やセッションの運営の質を維持するうえで、ホテルのスタッフの経験値を生かすということが重要になります。  場所の自体は毎回同じところだと飽きるとは思いますが、目的はホテルに泊まることではなく、IVSに参加することであるため、まず企画・運営がしっかり行えるということを最重視することは主催者としては当然なことです。

また、カンファレンスを運営する上で、当然ながら利益をしっかり出すということが重要です。利益のないカンファレンスは継続しません。 スポンサー頼みのカンファレンスはスポンサーに左右され、かなずしも参加者に良いものを提供できるとは限りません。 

インターネットサービスでも同じことですが、ユーザー(参加者)から直接しっかり課金できる仕組みがあり、価値を提供できないと継続できない。 無料で広告で稼ぎましょうというモデルは成立しにくい。

いろいろなことを考えますが、参加者にしっかり課金できるか?それだけの価値があるのか?という点を考えると、セッションの鮮度など自然と考えるものです。 






IVS2008Fall 参加登録100名突破!

2008年08月26日(火)

IVS2008Fall も参加登録が100名を突破しました。 企画も8月はじっくり考え検討しております。

スピーカーは今のところ非公開ですが、iPhone 関連やユーザーインターフェース、アプリ系の特集を行う予定です。 iPhone 関連では、日本というよりかは、USの動向を中心にスピーカーを選定中です。iPhone に関連して次世代ユーザーインタフェースとか、アプリとかの議論までできると携帯先進国?としてはよい内容になるのではないかと考えております。

また、バーチャルワールド系、 中国の携帯サービス系など海外を中心に面白い企業をラインナップする予定です。

Launch Pad も応募もいろいろあります。 どのようなサービスが揃うか楽しみです。

IVSは、モバイル関連のイベントやWeb 関連のイベントと異なり、さまざまなテーマを取り扱うことです。 これは、産業のトレンドは変遷するが、経営者向けのカンファレンスとして継続していきたいという思いがあるからです。 

まずはアジアNO1カンファレンスを目指して頑張っていきたいと思います。





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