米リーマン・ブラザーズ経営破綻
今日は、やはりこのことを書かないといけないでしょう。
米証券大手リーマン・ブラザーズが先週末からいろいろと言われていた様ですが十五日、破産法を申請し、会社更生手続きに入ったことが明らかになりました。
これを受けた東京市場では十六日、日経平均が600円を超す急落となりました。
この破綻の影響がどこまで波及するのか読めない部分が多く、金融危機の世界的な連鎖が不安心理に拍車をかけて市場の混乱収束は先が見えない状況です。
十六日の日経夕刊のウォール街ラウンドアップというコラム記事の中で印象的な部分がありましたので、その一部を紹介させていただきます。
以下、本文
十五日の米株式相場は記録的な急落。ダウ工業株三十種平均は504j安と、米同時テロ直後のニ〇〇一年九月以来の下げ幅。下落率も4.4%とニ〇〇ニ年七月以来、六年ぶりの大きさだった。
信用不安から銀行間金利が急上昇する一方、政府証券・国債に資金が殺到した。
一部略
「自分の予想した結末ではない」。メリルのセイン最高経営責任者(CEO)はバンカメのニューヨーク本部で統合会見に臨んでこう言った。
窮地に陥ったメリルのCEOにリリーフ登板して九ヶ月。破綻という最悪の結果は免れたが、会社の独立を保てなかった無念がにじんだ。
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対照的に「ウォール街の新たな王」(米メディア)となったバンカメのルイスCEO。
リーマンの敗因を問われ、「グリード(欲望)だ」と言い切って見せた。過剰な借り入れを使い、身の丈に合わない利益を追求する投資銀の経営モデルの否定。
株価が一日ごとに半値になってゆく前例のない市場環境の中で、そんな高リスク経営はあまりにもろかった。
何が正しく、何が間違っていたのか。市場が勝者と敗者をきっぱりと分け、「王国」の地図を塗り替えてゆく。
今まさに市場の裁きを受けているのが、保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)だ。三カ月前に三十jあった株価は五jを切った。
格下げにあい、多額の信用デリバティブ(金融派生商品)が解約され、払い戻しで現金が不足する恐れが生じている。
増資交渉を持ちかけた著名投資家ウォーレン・バフェツト氏には断られ、特別融資を要請した米連邦準備理事会(FRB)からは民間での解決を指示された。
大手金融グループから合同で七兆円の融資枠を取り付ける取引の成否に望みをかける。「危機」はまだ続いている。
以上ですが欲望というキーワードと何が正しく、何が間違っていたのかという問いかけと分類は「危機」の本質を探る上で考えさせられます。
