多彩な感性情報で動機づける

2008年10月16日(木)

今日は9月5日以来更新が止まっていました商工にっぽん掲載の「小阪裕司の感性マーケティング」新たな掲載分を紹介したいと思います。


以下、本文

感性に訴える情報はいろいろある


POPやDMによって購買を動機付けるなら、前回述べたように文言を工夫することが必要だ。


たとえば本連載で取り上げた、例年18本程度の販売本数が当たり前だった日本酒をいまや1200本も売る酒販店は、年末に向けたセールスで「除夜の鐘を聴きながら夫婦でこのお酒をこんなふうに飲むといいですよ」などと具体的なイメージを伝えた。


それを受けた顧客は「なるほど、それは良さそうだ」と感じて購入を申し込んだ。


前回は動機付けの具体例としてPOPを取り上げたが、店頭のPOPだけでなく、DMやチラシなど、あらゆる情報発信の機会に動機付けは可能であり、有効である。



ところでその酒販店主が工夫したのは文言だけではない。たとえば上得意客に対して別の角度からの働きかけもあった。


上得意客にだけ、淡いイエローがかった上品な和紙ふうの紙を用いたのである。

それに毛筆で手書きした文言を印刷し、さらに一枚ずつ手作業で朱印を押すことという小まめなことまでやっていた。


こうした要素も、実は感性に働きかけ、動機付ける強い力を持っている。ここで彼が配慮したものも、文言同様に感性に訴える情報である。


情報というとPOPやDMなどに書かれた言葉が思い浮かびやすいが、感性に訴える情報はいろいろある。

この場合で言えば紙質、字体、朱印の味わいなどもそうだ。




明日に続けます。



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急反発、そして実体経済

2008年10月15日(水)

13日の米株式市場でダウ工業株30種平均は急反発し、前週比936j42k(11.08%)高い9387j61kと9000j台を回復して取引を終えた。


これを受けた14日の東京市場は1100円を超える過去最大の上昇を記録しました。


東京だけでなくヨーロッパや他のアジア地域でも上昇しており先週末のG7(主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議)で資本注入などの危機対応策を矢継ぎ早に打ち出したことを好感し、株価の底割れは何とか回避した感じでした。


米国も上位行への資本注入を発表したので当面の底打ち感もあるかと思われますが金融危機の影響が実体経済へ波及しているのは世界各国でも懸念されており、景気後退は避けられない見通しです。


ここからは景気後退にどう対応するかが課題になってくる様に思います。


以下は日経新聞からの引用です。


日本経済は米国の失速を機に輸出が減速。欧州経済の不振が追い打ちをかけ、企業は躊躇なく減産や設備投資見直しを進めている。


輸出に頼る国内企業にとっては国内企業にとっては、外需の低迷でモノが売れなくなるだけでなく、円高による収益圧迫も打撃となる。

さらに株安が長期化すれば、内需型企業の資金調達にも支障を来たしかねない。


企業活動が鈍れば、家計は生活防衛色を一段と強めるしかない。


とありますが、本当の懸念個人の生活にどう影響してくるか家計に直接関わってくる問題であると思います。





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休み明け、いろんな意味で注目

2008年10月14日(火)

今日はいろんな意味で注目の一日になるでしょう。


先ず、先週から言われている世界の金融危機に対する対応策と各国の市場反応であります。


ヨーロッパやアジア市場では株価は上げました。

そして市場が開いたニューヨークでも上げて始まりました。これで金融危機は何とか収束に向うのでしょうか?


ここを底として底打ち反転に向うならば歓迎すべきところですが、肝腎の米国の資本注入が具体的な行動となって始めて底を確認するというカタチになる様に思います。


ヨーロッパ、特に英国の迅速な具体的個別金融機関への資本注入は評価されるものと思いますが、これに比べて米国の動きはもう一つ鈍い様に感じられるのは私の見方のせいだけでしょうか。


金融危機を世界に波及させた本家本元の米国ならもっと責任を自覚する必要がありますが、何と言ってもレームダック(死に体)状態の政権末期では対応範囲が限られているところにヨーロッパやアジアと違って動きが鈍くなるのは止むを得ないのかも知れません。


その割には政権成果への早業外交には驚かされました。


この駆け込み外交が後に禍根を残さないとも限りませんし、何よりも超大国米国の通貨ドルが基軸通貨として、その地位を保てないと多大な犠牲を払ってまで展開した国際戦略そのものに影響を及ぼすことは覚悟すべきでしょう。



以上です。











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ブッシュは何を考えているのか?

2008年10月13日(月)

今日はどうしても書いておきたいということで、あえて政治的なことを書かせていただきます

それは11日、アメリカが北朝鮮をテロ支援国指定の解除したことであり、G7(日米欧主要七カ国財務相会合)での具体的行動についてです。


先ず、G7での「米国は危機克服へあらゆる利用可能な手段を取る」ということですが、もうアナウンスの時期ではなく具体的行動を求められているのでありアクションプランばかりを言っていては市場は具体的行動を催促するかのような下げで答えるのではと要らぬ勘繰りを招きかねません。


日経新聞の12日朝刊になぜ米株は下げ止まらない?という記事が掲載されており一部紹介させていただきます。


以下、本文


世界に波及した金融危機の震源地、米国。ニューヨーク株が下がれば日本株も下がるといわれるなかで十日も下げ止まらなかった。

なぜか。十日の売り材料の一つが、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)と呼ばれる金融商品取引で、金融機関が多額の損失を出すのではないかという疑心暗鬼だ。

中略

十日にはG7会議があったが、取引時間中に会議が終わらなかった。各国間の利害調整は難しく具体策に欠くのではとの見方から売られた。


米国を代表する自動車ニ社の株価が急落。金融危機が企業淘汰をも迫り出した。

先行き懸念から株が売られた。


投資家や金融機関からおカネを出してもらって株式投資するファンドが株を「たたき売り」したことも背景。株急落を懸念して投資家や金融機関がおカネを返してほしいと言われると、ファンドは株を売って現金をつくる必要がある。


換金売りによって株安になると、さらに新たな換金要求が出て、株売りを迫られる悪循環に陥ってきた。


とあります。


今は具体的に金融機関への公的資本の注入こそが急がれる状況であることは上記の事情からも推察されるところですが、どうもこの金融危機の認識がズレている様に感じています。


また、ズレているのは金融危機に対してだけでなく国際状況・外交について北朝鮮にたいするテロ支援国家の指定解除はあまりにも性急にすぎるのではないでしょうか?

拉致問題も解決へのメドもたっていない中での指定解除や核計画における六カ国協議において具体的進展のない状況での今回の措置は拉致被害者家族、日本はもちろん世界にとっても効果があるとは思えません


任期切れまでの外交成果を焦ったとしか考えられず、その就任以来、本当に必要か疑わしい戦争をやり、中東情勢を混乱と緊迫に追いやって何とか任期切れまでに成果をというのならアメリカ大統領の権威にも関わります。


こういう大統領には世界のためにも一刻も早く退任してもらいたいものです。


以上です。




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偉大なる常識

2008年10月12日(日)

世の中、そんなことは分かっているということはよくあることですが、分かっちゃいるけど、知っているけどという言葉をつい使ってしまいます。


そういう話で今日も伊藤 肇「喜怒哀楽の人間学」を皆さんと一緒にみていきましょう。(この本は昭和53年に書かれています)


以下、本文


八十の老翁なお行(ぎょう)じ難し


全日空相談役の岡崎嘉平太は「知機心自閑」<機を知れば心自(おのずか)ら閑(しずか)なり>という文句で原理原則を説明する。


「機」とは原理原則のことで、それさえ抑えておけば、人生のことは、いかなる複雑な事件に出くわしても、それにふりまわされることがなく、心は常に閑である、という意味である。


岡崎嘉平太は大正五年にはじめて上京、旧制一高の試験を受けた。

無事、試験も終わって、さて、帰ろうとしたが、西も東もわからない。どうしようもないので先輩に頼んで東京駅まで送ってもらうことになった。


ところが、その先輩、小石川から市電にのった途端に眠り込んでしまった。先輩が起きなければ何処で降りてよいかわからない。

といって先輩を起すのも失礼だし、とつおいつ迷いつつ、岡崎は電車がとまるたびに目を皿のようにして駅名をさがし、全く、心が落ち着かなかった。


そんな後輩の気持をしるやしらずや、先輩は嚊(いびき)までかき出す始末だったが、電車が水道橋、神保町を通りすぎ、やがて大手町にさしかかった頃、パッと目をさまして、涼しい顔でいった。「おう、この次だぜ」


岡崎は、この時、つくづくと考え込んだという。

「やはり、何もしらぬと苦労するということです。知っている先輩は何もかも心得ているから、いい気になって三十分ぐらい寝てしまう。『知機心自閑』で、居眠りもできるわけです。人生もまた同じですネ」


「原理原則とは偉大なる常識」であり、「知機心自閑」であることは間違いのない事実だが、その「偉大なる常識」を完全に消化し、実践する、ということは口でいうほど簡単なことではない。


こんな話はどうか。

詩聖といわれた白楽天が鳥窩(ちょうか)和尚をとらまえて「善の真髄いかん!?」と問うと「諸悪莫作(しょあくまくさ)衆善奉行(しゅぜんぶぎょう)」と答えた。


「悪いことはしなさんな。いいことはやりなされ」からかわれたと思った白楽天は、いささかむっとして「そんなことは百も承知だ。当たり前のことじゃないか」と口をとんがらせた途端に和尚に一喝された。


「三歳の童子もこれを識るといえども、八十の老翁なお行じ難し」


大詩人はいたく赤面したとある。



以上です。






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論語の実践

2008年10月11日(土)

このところ連日の株安、円高は底が見えない、先が読めない本当に深刻な状況になってきました。


こういう時こそ勝海舟じゃないけれども、このあがりさがりの辛抱のできる人、大豪傑を真似てみたい気持ちです。


それではいつもの様に伊藤 肇「喜怒哀楽の人間学」を皆さんと一緒に見ていきましょう。(この本は昭和53年に書かれています)


以下、本文


偉大なる常識人、孔子


宮城県沖地震の第一報が届くと同時に現地へ飛んだ「着物のやまと」社長の矢島栄二は社員たちの顔をみるなり、「誰もケガはなかったか」ときき、一人のケガ人もなかったことがわかると、「よかった、よかった」と手放しで喜んだ。


ところが、あとになって、ちょっとガクのある友人から「論語の実践ですか」といわれて「キョトンとした」という。


その論語というのは次のような一節だった。


「厩焚(うまやや)けたり。子、朝(ちょう)より退(の)きていわく『人を傷(そこな)へるや』と。馬を問わず」


<孔子の厩舎が焼けた。朝廷から退いてその報告を受けた『誰もケガはなかったか』ときいただけで馬のことは問わなかった>


それをきかされた矢島は「豁然として悟らされた」という。


いわく「あわてて、『論語』を読み直してみて、ハッと気がついたことがあるのです。

孔子は、盲目の楽師が会いに来た時には、階段までくると、『階段だよ』といい、畳へくると『畳の間だ』と教え、いよいよ席につくと『そこにいるのは誰それ、ここにいるのは何某』といちいち紹介したし、また親しい家老の季康子(きこうし)から『よく効くから』と薬を贈られると、その好意に感謝の意は表したけれども、のまなかった。

理由は『この新薬について知識がないから』だった。

『厩の火事』もこの中に入りますが、要するに孔子は偉大なる常識人でありその常識を当り前のこととしてやってのけた点に孔子の魅力があったのですネ」


たしかにその通りで、生活の原理原則を確立して、それを忠実に実践したのが孔子である。



以上です。





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築地活用で産直品を全国へ

2008年10月10日(金)

今日はネット活用を少し視点を変えて産直品のネット市場を運営しているケースを紹介させていただきます。


この記事は週間ダイヤモンド9/27号の儲かる会社の「グーグル化」大革命で掲載された記事です。


以下、本文


築地活用で産直品を全国へ  BtoBの食材ネット市場


全国から食材が集まる東京・築地市場。

逆に地方の卸売市場は、小子高齢化の影響で販売力が落ち、あらゆるものが築地に集まる傾向が強まっている。


そんななか、地方の旅館や外食産業などが、全国の名産品を安く仕入れることができる食材のネット市場が、この九月に誕生する。


運営するのはうまいもんドットコム。

ニ〇〇一年のの創業以来、BtoCの食材販売サイトを手がけてきた。産直品のみならず、築地市場に集まる商品も販売。独特な市場流通のノウハウも蓄積してきた。


新サイトの特徴は、商品をいったん、築地に集めて発送すること。

築地向けなら、全国どこからでも定期便が走っている。一品ずつ産直で発送すればコストが高くつくが、一度築地に集約することで、配送料が安くすむ。


この“ウェブ市場”を活用すれば、たとえば山に囲まれた長野県の旅館でも、東北沿岸の新鮮な魚介類を提供することができる


産地側にも朗報だ。アジやサバなど、定番品を揃えたがるスーパーにサワラは売れない。いまだに電話やファックスで売り先を探す築地の仲卸は、定番品以外を売る力が弱いのだ。

その結果、「困りもの」と呼ばれ、格安で加工品に回される食材がたくさんある


しかし、メールを利用して全国に購買を呼びかければ、比較にならないほど多くの買い手にアプローチできる。

ウェブ活用が遅れている一次産品の世界にも、確実にIT化の波は押し寄せている。



以上です。





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暮らしを守るとは

2008年10月09日(木)

このブログでも何度か取り上げましたが昨日の東京市場の下落は900円を超える大幅なもので日経平均1万円を割り込んで終わりました


金融不安が米国から欧州そしてアジア、新興国を巻き込み世界的な負の連鎖をもたらしています


昨日の夜、阪神対巨人の野球中継を見ていましたらニュースというテロップの後に米欧などで協調利下げという情報が流れました。

利下げで何とかなるとは思えませんが、アナウンス効果は多少期待したいですね。


金融危機や金融不安という様なネタは不安感を煽るようで取り上げたくないのですが、新聞やニュースから現状に目を向けざるを得ません。


一部のお金持ちだけが影響を受けるなら金融危機や世界同時株安よりも昨日の阪神対巨人の方がオモシロイことは言うまでもありません。

しかし、この問題はお金持ちだけでなく高齢者や社会的弱者、もちろん私の様なごく普通の人間にも相当深刻な影響を生活面で及ぼすことは避けられないと感じています。


今日のタイトルで何を言いたいのか、大体解ってもらえたのではないでしょうか。


この状況では真剣に生活防衛というか、本当に「暮らしを守る」ということを考えなければならないような得体の知れない不安感を感じています。

また、この不安に対処するためにはどうしたらいいのか、単なる節約とか副業とかで対応できるモノではないだけにその対応策に考え込まざるを得ません。


この金融情勢下で「暮らしを守る」とは具体的にどうすればいいのかもう少し考えてみたいと思っています。


私なりの答えが出たらもちろん、このブログで報告いたします。








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現場を観察、強み探る

2008年10月08日(水)

アートディレクター佐藤可士和氏の日経産業新聞掲載コラム「クリエーティブをひとつまみ」紹介する10月7日の“ブランドのビジジョン構築”の続き、後半部分です。


以下、本文


問診によって集めた情報にいかに優先順位を付けて、ビジョンをつくりあげるか。

そのためには客観的な「視点」の導入が不可欠です。そこで、コナカに問診する前に先入観を捨てて現状を知るため、実際にスーツセレクト21に行ってみたのです。


スーツを試着してみてその質の高さに「えっ、この値段で買えるの」と、驚きました。

「安いのでそこそこのものでは?」

というのが、足を運ぶ前の正直な考えだったのです。同時に、「もったいない」という考えも浮かびました。

店のロゴや内装などが、スーツの質の高さをうまく表現できていないと感じたからです。


このツープライスという業態にも強く興味を引かれました。値段が 二種類しかないため、スーツをとても選びやすいからです。

若者はスーツを着慣れていないことが大半。紳士服店に行っても全部同じように見えて、何を買っていいのか分からなくなるものです。

この合理的なシステムこそ安い以上の強みになると思いました。


問診で得た情報に、業界の目を離れた客観的な視点を持ち込んで、優先順位を付ける。その結果、「シンプルでフェアな売り方」こそが、この業態の最大の強みと感じたのです。


この良さをいかに伝えるかが、今回のビジョンです。


表現の土台は整いました。次回はここからいかにデザインに落とし込んでいったのかを紹介します。



以上です。


この続きは来週に紹介いたします。







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ブランドのビジョン構築

2008年10月07日(火)

9月30日に「クリエーティブをひとつまみ」のブログを書いて次回は明日に続けますとしていましたが米、金融安定化法案の件で更新が延びてしまいました。


金融不安の問題は短期間で収束するものでもありませんので、今日は延期になっていましたアートディレクター佐藤可士和氏の日経産業新聞掲載コラム「クリエーティブをひとつまみ」を9月30日のブログ の続きで紹介させていただきます。


以下、本文


今回は私がブランドリニューアルを手がけた、コナカとフタタのスーツ販売店「スーツセレクト」のプロジェクトを例に「ビジョン」を導き出す整理術を紹介しようと思います。


スーツセレクトは「ツープライス」という業態で、スーツの価格が約二万円と約三万円の二種類で統一されているのが特徴です。

紳士服量販店などを展開するコナカのスーツブランドで、そのロゴや広告展開、店舗の内装まで幅広い領域を手がけました。


依頼を受ける直前のニ〇〇六年、コナカは九州地方を地盤とする同業のフタタと経営統合しました。

コナカとしてはフタタと経営統合した後のアクションを、何か事業として打ち出したいという考えがあったのです。


両社はそれぞれ「紳士服のコナカ」「紳士服のフタタ」といった中核のスーツブランドのほか、様々な業種のブランドを傘下に抱えていました。すべてのブランドの再構築を一気にやることは難しいので、規模もちょうどよく両社が共通して抱えるツープライスのスーツブランドを統一しようという話になったのです。


そこで問診開始です。

コナカは「スーツセレクト21」、フタタは「スーツマン」というブランドでそれぞれ店舗を展開していました。売り上げが伸び悩んでいるというわけではありませんでしたが、「もっと伸びる余地がある」というのがコナカの考えです。


ツープライスは若者に支持されている業態。

団塊の世代の退職で、ほかの紳士服量販店も若者の取り込みに必死です。人気のセレクトショップでもスーツを扱っており、年々価格も下がっています。

また大手スーパーでも安価なスーツを扱っているので、いかにこのツープライスの独自性を打ち出すのかに悩んでいました。



明日はこの続きを後編として紹介いたします。






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