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ベビー手話(2)

2007年03月15日(木)
前回書いたベビー手話の日本での実例を紹介します。

当社と協力関係にある英会話学校でのこと。そこではベビー手話と早期英語教育とを合体したクラスを提供してる。
ある日、クラスに立ち会っていた当社スタッフが教室に転がっていた自動車のオモチャを片付けようとしたが、どこに仕舞えばよいか判らず、そのまま手に持っていた。すると、1歳半の男の子が近付いてきて、スタッフの目を見つめ、オモチャを指差しPLEASEのサインをしたのだ。スタッフがオモチャを手渡すとTHANK YOUのサインをして母親のところに戻っていったという。

このような状況で、一般的な子供はどんな行動をするだろう。おそらく、スタッフが持っていたオモチャをわしずかみにして、欲しいことを伝えるか、オモチャをみつめて大人が気づくのを待つだろう。しかし、ベビー手話の出来る子は交渉して問題を解決するという高度なコミュニケーションができるのだ。

別の例は、やはり当社と協力関係にある幼児教室でのこと。
ベビー手話が出来る子が1歳児クラスに入ったのを機に、先生たちはベビー手話を学び始めた。すると、その子だけ先生たちに意思を伝えられることに気づいた他の子たちがその子のマネを始め、一目置かれたのが嬉しかったようでその子も積極的に他の子にサインを教えるようになり、半年ほど後には1歳児同士がサインで会話をするようになった。コミュニケーションを覚えて相手をおもいやる気持ちも芽生え、オモチャやお菓子の取り合いをすることがなくなり、先生たちはだいぶ楽になったそうだ。

当社の別のクラスでは4ヶ月の赤ちゃんがミルクのサインを出すようになった。(特別に早い例ではある。)生後6ヶ月までに「だっこ」と「おむつ」のサインが出来るようになった。

この子たちの成長も楽しみだが、育児におけるストレスが親子ともに大きく減少することで将来のイジメや幼児虐待の減少に繋がると期待している。



Posted by 加藤 充 at 18:21  / この記事の詳細
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