「危機」という字は「危険」と「機会」の2字から成っている
2008年12月31日(水)
朝日新聞の1面トップに掲載されていた特集で、「ピンチだ!チャンスだ!ありがとう!!」の言い換え例を見つけました。
asahi.com(朝日新聞社):世界を襲った「危機の連鎖」 逃げ場なき「究極の嵐」 - ビジネス 2008年12月31日
やはり、漢字のことは中国人に訊け
ですね。
「危険」やリスクばかりに目が行きがちですが、それと同じかそれ以上の「機会」が待っているぞと。
ある意味で、「危険」を招いたことの反省材料は出尽くした頃でしょうから、新しい年・2009年は、「機会」の視点を持って歩んでいきたいなと。
■目次
序論 100年に1度の世界経済危機
第1章 崩壊した日本の輸出立国モデル
1-1 なぜ日本の株価が激しく下落するのか?
1-2 日本の輸出立国モデルは崩壊した
1-3 「日本の出番」どころか、日本の大危機
1-4 自慢できない日本の不良債権処理
第2章 アメリカを襲った金融危機の本質
2-1 アメリカ住宅価格バブルの膨張
2-2 金融危機の進展
2-3 金融工学が元凶か?
2-4 CDSとは何か?
第3章 モンスターを生んだアメリカの過剰消費
3-1 過剰消費でアメリカの経常収支赤字が拡大
3-2 経常収支赤字は持続できるのか
3-3 アメリカの経常赤字が日本の黒字を増大させた
3-4 アメリカの経常赤字の縮小は不可欠
第4章 対米黒字の還流がグローバルなバブルを生んだ
4-1 資本取引による黒字還流のメカニズム
4-2 円安バブルの進行
4-3 投機の破綻
第5章 原油・食料品の価格問題は解消したのか?
5-1 暴騰と暴落──一次産品価格の動向
5-2 金融政策の方向づけ
5-3 食料価格問題の解は自給率引上げではない
第6章 世界経済と日本経済はこれからどうなるのか?
6-1 今後の経済危機はどのように進展するか?
6-2 株価と為替レートはどうなるか?
6-3 投資銀行モデルの終焉
6-4 デカップリングするアメリカ
第7章 危機克服のためにすべきこと
7-1 資産の運用はどうしたらよいか?
7-2 円高のメリットを正しく評価しよう
7-3 必要なのは日本経済の構造大転換
7-4 危機こそチャンス
[巻末資料]データへの道案内
■内容紹介
なぜ、日本の株価はアメリカ以上に下落するのか。なぜ、円はこれほど高騰するのか。誰もが抱く疑問を氷解させ、「日本は被害者」ではなく「世界経済危機の共犯者」であることを指摘。そして、これから日本を未曾有の経済危機が襲うことの必然性を説く。冷静な現状分析から、今後なすべき対策までを野口教授が緊急提言する!
サブプライム・ローン問題に端を発し、いまや世界中を覆う経済危機。しかし、この事態に対する日本での基本認識は「これはアメリカ発の金融危機」であり「日本は巻き添えを食らっている」というものではないでしょうか。
本書では、そうした被害者的な考えを真っ向から否定し、
●今回の危機を招くうえで日本は極めて大きな役割を担っていた
ことを解き明かします。そのうえで、
●今後、アメリカ以上に厳しい大不況が日本を襲う
と警告を発しています。
大不況の規模は、年間の経済成長率でマイナス数%というこれまでにない未曾有のレベルに達する可能性さえあると著者の野口氏は指摘します。
なぜ、そこまでの危機が予想されるのでしょうか。理由は戦後の日本経済を支えて
きた「輸出立国モデル」が明確に崩壊したと考えられるからです。トヨタ、キヤノン、ソニーなど日本を代表する企業の急激な業績ダウンがそのことを端的に表しています。
一見すると、極端で過激な主張に思えるかもしれませんう。しかし、著者は極めて正統的な経済学の知見を駆使して論を展開します。その正確な分析は過去にも多くの経済情勢を見事に解き明かしてきました。
いま、日本が置かれている危機的状況を正確に理解し、今後に向けて正しい対策を立てることが喫緊の課題となっています。そのためにも、一人でも多くの方に本書をお読みいただきたいと思います。
■内容(「BOOK」データベースより)
主犯アメリカに資金を供給し続けた“共犯者”日本。その結果として、この国を未曾有の大不況が襲う。100年に1度とされる経済危機の本質は何か。その分析、今後の行方、そして今なすべき対策までを野口悠紀雄が緊急提言。
■著者について
野口悠紀雄(のぐち・ゆきお)
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授などを経て、2005年4月より早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。
<主要著書>
『情報の経済理論』(東洋経済新報社、1974年、日経経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、1980年、サントリー学芸賞)、『土地の経済学』(日本経済新聞社、1989年、東京海上各務財団優秀図書賞、不動産学会賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、1992年、吉野作造賞)、『1940年体制(新版)』(東洋経済新報社、2002年)、『現代ファイナンス理論』(藤井眞理子と共著、東洋経済新報社、2005年)、『資本開国論』(ダイヤモンド社、2007年)、『「超」経済脳で考える』(東洋経済新報社、2007年)、『モノづくり幻想が日本経済をダメにする』(ダイヤモンド社、2007年)、『戦後日本経済史』(新潮社、2008年)、『円安バブル崩壊』(ダイヤモンド社、2008年)等多数。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
野口 悠紀雄
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授などを経て、2005年4月より早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主要著書『情報の経済理論』(東洋経済新報社、1974年、日経経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、1980年、サントリー学芸賞)、『土地の経済学』(日本経済新聞社、1989年、東京海上の各務財団優秀図書賞、不動産学会賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、1992年、吉野作造賞)等多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
asahi.com(朝日新聞社):世界を襲った「危機の連鎖」 逃げ場なき「究極の嵐」 - ビジネス 2008年12月31日
東莞市のソフトウエア会社社長張さん(38)は、これまで、事業拡大を助けるソフトを開発していた。しかし、最近、事業を縮小するときに使えるソフトに力を入れる方針に転換した。「生き延びるために、誰もが変わらなくてはいけない。『危機』は『危険』と『機会』の2字から成っている」
やはり、漢字のことは中国人に訊け
ですね。
「危険」やリスクばかりに目が行きがちですが、それと同じかそれ以上の「機会」が待っているぞと。
ある意味で、「危険」を招いたことの反省材料は出尽くした頃でしょうから、新しい年・2009年は、「機会」の視点を持って歩んでいきたいなと。
| 世界経済危機 日本の罪と罰 | |
![]() | 野口 悠紀雄 ダイヤモンド社 2008-12-12 売り上げランキング : 69 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
■目次
序論 100年に1度の世界経済危機
第1章 崩壊した日本の輸出立国モデル
1-1 なぜ日本の株価が激しく下落するのか?
1-2 日本の輸出立国モデルは崩壊した
1-3 「日本の出番」どころか、日本の大危機
1-4 自慢できない日本の不良債権処理
第2章 アメリカを襲った金融危機の本質
2-1 アメリカ住宅価格バブルの膨張
2-2 金融危機の進展
2-3 金融工学が元凶か?
2-4 CDSとは何か?
第3章 モンスターを生んだアメリカの過剰消費
3-1 過剰消費でアメリカの経常収支赤字が拡大
3-2 経常収支赤字は持続できるのか
3-3 アメリカの経常赤字が日本の黒字を増大させた
3-4 アメリカの経常赤字の縮小は不可欠
第4章 対米黒字の還流がグローバルなバブルを生んだ
4-1 資本取引による黒字還流のメカニズム
4-2 円安バブルの進行
4-3 投機の破綻
第5章 原油・食料品の価格問題は解消したのか?
5-1 暴騰と暴落──一次産品価格の動向
5-2 金融政策の方向づけ
5-3 食料価格問題の解は自給率引上げではない
第6章 世界経済と日本経済はこれからどうなるのか?
6-1 今後の経済危機はどのように進展するか?
6-2 株価と為替レートはどうなるか?
6-3 投資銀行モデルの終焉
6-4 デカップリングするアメリカ
第7章 危機克服のためにすべきこと
7-1 資産の運用はどうしたらよいか?
7-2 円高のメリットを正しく評価しよう
7-3 必要なのは日本経済の構造大転換
7-4 危機こそチャンス
[巻末資料]データへの道案内
■内容紹介
なぜ、日本の株価はアメリカ以上に下落するのか。なぜ、円はこれほど高騰するのか。誰もが抱く疑問を氷解させ、「日本は被害者」ではなく「世界経済危機の共犯者」であることを指摘。そして、これから日本を未曾有の経済危機が襲うことの必然性を説く。冷静な現状分析から、今後なすべき対策までを野口教授が緊急提言する!
サブプライム・ローン問題に端を発し、いまや世界中を覆う経済危機。しかし、この事態に対する日本での基本認識は「これはアメリカ発の金融危機」であり「日本は巻き添えを食らっている」というものではないでしょうか。
本書では、そうした被害者的な考えを真っ向から否定し、
●今回の危機を招くうえで日本は極めて大きな役割を担っていた
ことを解き明かします。そのうえで、
●今後、アメリカ以上に厳しい大不況が日本を襲う
と警告を発しています。
大不況の規模は、年間の経済成長率でマイナス数%というこれまでにない未曾有のレベルに達する可能性さえあると著者の野口氏は指摘します。
なぜ、そこまでの危機が予想されるのでしょうか。理由は戦後の日本経済を支えて
きた「輸出立国モデル」が明確に崩壊したと考えられるからです。トヨタ、キヤノン、ソニーなど日本を代表する企業の急激な業績ダウンがそのことを端的に表しています。
一見すると、極端で過激な主張に思えるかもしれませんう。しかし、著者は極めて正統的な経済学の知見を駆使して論を展開します。その正確な分析は過去にも多くの経済情勢を見事に解き明かしてきました。
いま、日本が置かれている危機的状況を正確に理解し、今後に向けて正しい対策を立てることが喫緊の課題となっています。そのためにも、一人でも多くの方に本書をお読みいただきたいと思います。
■内容(「BOOK」データベースより)
主犯アメリカに資金を供給し続けた“共犯者”日本。その結果として、この国を未曾有の大不況が襲う。100年に1度とされる経済危機の本質は何か。その分析、今後の行方、そして今なすべき対策までを野口悠紀雄が緊急提言。
■著者について
野口悠紀雄(のぐち・ゆきお)
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授などを経て、2005年4月より早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。
<主要著書>
『情報の経済理論』(東洋経済新報社、1974年、日経経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、1980年、サントリー学芸賞)、『土地の経済学』(日本経済新聞社、1989年、東京海上各務財団優秀図書賞、不動産学会賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、1992年、吉野作造賞)、『1940年体制(新版)』(東洋経済新報社、2002年)、『現代ファイナンス理論』(藤井眞理子と共著、東洋経済新報社、2005年)、『資本開国論』(ダイヤモンド社、2007年)、『「超」経済脳で考える』(東洋経済新報社、2007年)、『モノづくり幻想が日本経済をダメにする』(ダイヤモンド社、2007年)、『戦後日本経済史』(新潮社、2008年)、『円安バブル崩壊』(ダイヤモンド社、2008年)等多数。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
野口 悠紀雄
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授などを経て、2005年4月より早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主要著書『情報の経済理論』(東洋経済新報社、1974年、日経経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、1980年、サントリー学芸賞)、『土地の経済学』(日本経済新聞社、1989年、東京海上の各務財団優秀図書賞、不動産学会賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、1992年、吉野作造賞)等多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



全体像は今ひとつ
こんなデータがあったの?
話のネタに




時間と金の無駄