アート療法 !?
大自然の森や林で、新鮮な空気や自然のエキスに触れる森林浴がありますが、同じように「アート浴」と言うのは、ご存じでしょうか?
実は、美術館に行って絵や彫刻にふれる事がそうです。
アート作品には、人を癒すエネルギーがあります。
名画になればなるほど、エネルギーの含有率も高い!
そう考えれば、名画の値段が高い理由もわかりますね。
ただ単に、絵の上手いヘタで名画かどうか決められるわけではありません。
ピカソの絵を見て、俺でも描けると思われた方は多いはず。しかし、ピカソの絵とあなたの絵の違いは、内包するエネルギーだったわけです。
だから、数多くの名画を見るだけで、リフレッシュ出来るわけです。
幸い、パリにたくさんの美術館があるのは、ご承知の通り。
古い街でありながら、いまだにパリがトップクラスなのは、数多くのアート作品がエネルギーとなっているからかも知れません。
ダ・ヴィンチの「モナリザ」なんか、エネルギーの固まり、原子炉に近いのかも知れませんね。
画家というのは、絵にエネルギーを閉じこめる人のことだったのです。
だから、天気が悪い日は、美術館へ行きましょう。
そう思っているフランス人は少なくありません。
また自分の生活に本物のアートを取り込もうとする人も、いっぱいいます。
家でも癒されようというわけです。
だから、お金持ちの家には本物の画が飾ってあるのですね。
しかし、本物の画は、余りにも高すぎます。
それならアート雑貨でも、アート・アクセサリーでもいいのでしょうか?
でも、名画をプリントしてバッグを作っても、それはアートではありません。
それは美術館のスーブニールにすぎません。
もっとアートを自分のライフ・スタイルに取り込めないか?
そう思っていた私の考えは、実現する事が出来ました。
2007年の春から、(株)ホワイで新しく展開するバッグのブランド、「アルセラピー」はアート感覚なバッグで少しでも生活の癒しになればと、名付けました。
「アルセラピー」のアルは仏語の「アート」で、セラピーは「療法」の意味です。
バッグで、アートです。
例えば、バッグの一部に透明アクリルがはめ込まれ、しかも人間の目がプリントされていて、バッグから誰かがのぞいているように見えます。
無機質な物でありながら、有機質なものに転化する。これもアートではないでしょうか?
(この記事は日本繊維新聞2006年12月26日に掲載されました。)