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ジュンイノウエの雑記、日記、手記。

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jun inoue
パリ在住。パリのジャン・ポール・ゴルチェ社チーフデザイナーを経て独立。現在パリと東京に会社設立し、デザイン以外の活動もスタート。
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アルセラピー  2007年05月11日(金)
アート療法 !? 大自然の森や林で、新鮮な空気や自然のエキスに触れる森林浴がありますが、同じように「アート浴」と言うのは、ご存じでしょうか? 実は、美術館に行って絵や彫刻にふれる事がそうです。 アート作品には、人を癒すエネルギーがあります。 名画になればなるほど、エネルギーの含有率も高い! そう考えれば、名画の値段が高い理由もわかりますね。 ただ単に、絵の上手いヘタで名画かどうか決められるわけではありません。 ピカソの絵を見て、俺でも描けると思われた方は多いはず。しかし、ピカソの絵とあなたの絵の違いは、内包するエネルギーだったわけです。 だから、数多くの名画を見るだけで、リフレッシュ出来るわけです。 幸い、パリにたくさんの美術館があるのは、ご承知の通り。 古い街でありながら、いまだにパリがトップクラスなのは、数多くのアート作品がエネルギーとなっているからかも知れません。 ダ・ヴィンチの「モナリザ」なんか、エネルギーの固まり、原子炉に近いのかも知れませんね。 画家というのは、絵にエネルギーを閉じこめる人のことだったのです。 だから、天気が悪い日は、美術館へ行きましょう。 そう思っているフランス人は少なくありません。 また自分の生活に本物のアートを取り込もうとする人も、いっぱいいます。 家でも癒されようというわけです。 だから、お金持ちの家には本物の画が飾ってあるのですね。 しかし、本物の画は、余りにも高すぎます。 それならアート雑貨でも、アート・アクセサリーでもいいのでしょうか? でも、名画をプリントしてバッグを作っても、それはアートではありません。 それは美術館のスーブニールにすぎません。 もっとアートを自分のライフ・スタイルに取り込めないか? そう思っていた私の考えは、実現する事が出来ました。 2007年の春から、(株)ホワイで新しく展開するバッグのブランド、「アルセラピー」はアート感覚なバッグで少しでも生活の癒しになればと、名付けました。
「アルセラピー」のアルは仏語の「アート」で、セラピーは「療法」の意味です。 バッグで、アートです。 例えば、バッグの一部に透明アクリルがはめ込まれ、しかも人間の目がプリントされていて、バッグから誰かがのぞいているように見えます。 無機質な物でありながら、有機質なものに転化する。これもアートではないでしょうか? (この記事は日本繊維新聞2006年12月26日に掲載されました。)
Posted at 21:58 | デザイン | この記事のURL | トラックバック(0)

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