杭州訪問

2008年06月18日(水)
杭州に行ってきました。

杭州商工クラブにご協力いただいてジェトロセミナーを開催し、「中国経済の現状と投資環境の変化」というタイトルで、1時間強講演させていただきました。今回のタイトルのような一般的なテーマの場合、日本からのミッションに対して講演するのと比べると、中国での日系企業コミュニティでの講演は、参加者の業務内容や関心事項がばらばらなので、いったいどこに焦点を当てて話をすればよいのか悩むのですが、今回は、講演後のアンケート結果によると、比較的高い評価をいただいたように思います。すこしほっとしているところです。

セミナーに引続き、杭州商工クラブの総会&懇親会に出席させていただきました。杭州では、この4月に日本人学校が開校したのですが、その紹介がありました。上海近郊では、上海虹橋校、上海浦東校、蘇州校に続き、4校目の日本人学校です。

私が3年間駐在していたミャンマーのヤンゴンにも日本人学校があります。私は、直接お世話になる機会は多くなく、子供達とのサッカーイベントや日本人会運動会で訪れる程度でしたが、生徒数が少ないことが逆に非常に良い学習環境であると評判の学校でした。いじめなどの話も一切聞かず、中学生から小学校1年生までが一緒に触れ合える環境でした。

杭州の日本人学校も、まだ開校したばかりではありますが、先生と生徒の距離が近い、素晴らしい学校であるように感じました。入学式の様子のご紹介もありましたが、中学校1年生と小学校1年生が手をつないで入場する様子は、とてもほほえましく、印象深いものでした。これから、ますます魅力ある学校に育っていくことをお祈りしています。

Posted by 岩田泰 at 23:26  / 各地を訪れました  / この記事の詳細
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淮安市訪問

2008年05月26日(月)
この土日、「日本企業淮安市視察投資説明会」に参加するため、江蘇省北部にある淮安市を訪れました。

「淮安市」と聞いたときに持つイメージは人それぞれでしょうが、私は、なぜか「ざりがにの産地」というイメージでした。逆に、普段不勉強で、それくらいしかイメージがなかったので、今回の視察は、非常に勉強になりました。

淮安は、隋の時代に開削された大運河が通っており、杭州・蘇州・揚州と並び、大運河沿いの「四大都市」として、古くから栄えていたようです。明の時代には、現在の江蘇省北部を管轄する「淮安府」が置かれるなど、江蘇省北部の中心都市でもあります。ちなみに、大運河は、今でも内航海運の重要航路として使われています。船の往来もかなりあります。

淮安は、岩塩の産地であることから、塩化学産業が発展しているとのことです。また、特殊鋼メーカーも集積しているようです。今回の視察でも、イタリアの技術を導入している特殊鋼メーカーの圧延工程を見学しました。また、2007年には、EMS世界最大手のフォックスコングループが進出したとのことです。

日本企業も21社進出しているとのことです。そのうちの1社とご挨拶させていただきました。大阪に本拠を持つ履物メーカーで、淮安には1994年に進出されたとのことでした。

上海からは、蘇通大橋を通ると4時間半ほどかかりますので、上海経済圏というには少し遠いように思います。今後、空港を作る計画もあるようですので、上海便ができればさらに便利になるでしょう。また、南京までは車で2時間半、連雲港という港までは車で1時間強のようです。

淮安市の中に、楚州区という地域があり、ここが昔からの中心部であったようです。西遊記の著者である呉承恩や、中華人民共和国初代総理の周恩来も、この楚州区で生まれました。この楚州区は、昔ながらの街並みが残っているようです。こういう、歴史や文化のある街は、是非大切にしてほしいと思いました。

ちなみに、タクシーは初乗り6元で、3kmを過ぎると1km1.7元で上がっていきます。


Posted by 岩田泰 at 00:45  / 各地を訪れました  / この記事の詳細
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嘉興市訪問

2008年05月15日(木)
14日(水)、浙江省嘉興市に行ってきました。

4月9日に、東京で開催された嘉興市の投資説明会にジェトロとして協力したこともあり、今回の日本訪問団の団長でもあった蒋仁歓副市長にお時間をいただきました。

嘉興市は、上海市から浙江省に入ったところにある市です。これまでは、杭州までの通り道という印象が強くありましたが、杭州湾大橋が開通したり、太湖の南を通る高速道路が開通したりするなど、近辺の交通インフラが充実してくるに従い、次第に便利さを増しているように思います。

日系企業の方とお話をする機会があったのですが、嘉興の人は、非常に穏やかであると言っていました。蒋副市長も同様の発言をしていました。私の身の回りには、嘉興市の方はいないのでよくわかりませんが、きっとそうなのでしょう。嘉興市の日系企業には、最近他の地域では(主に日系企業以外ですが)ときどき見られるような労使問題のトラブルは見かけないようです。

ちなみに、嘉興市は、ちまき(粽子)が有名です。今回は、用件だけ済ませて帰ってきましたので、ちまきも味わえませんでしたし、街並みなどは見ていませんが、車窓から見える風景には、上海市街地では見かけることのないような、歴史や風情を感じさせるものがありました。



Posted by 岩田泰 at 23:58  / 各地を訪れました  / この記事の詳細
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無錫市の投資環境

2008年04月08日(火)
すっかり更新が途絶えてしまっていました。申し訳ありません。

先週月曜日(3月31日)と4月7日と、2週間連続で無錫市に行ってきました。二度とも、外資担当副市長に対して日系企業から様々な要望事項を伝える場でした。

華東地域の中でも、無錫市ほど大きな都市になると、大企業はともかく日系企業が直接副市長に対して要望を伝えることができる機会は殆どないように思いますし、たとえあったとしても、企業側の発言より市政府側の発言の方が長い会議が多いように感じます。

しかも、市政府の各部局が居並ぶ中では、当局を批判するような発言をしてしまうと今後の事業がやりにくくなることを懸念して、個別具体的な問題を指摘することを避けるケースが多いようにも感じます。

今回は、参加した日系企業が皆発言の機会を与えられ、日系企業に共通する問題から各社個別の問題まで幅広い課題が提起され、しかも、副市長より投資環境改善に向けての心強い言葉も聴くことができました。

もちろん、投資環境の改善に向けては今後の課題も残されていますが、いずれにせよ、市のリーダー自らが日系企業の声をしっかり聞く機会が設けられたことは、日系企業の投資環境において喜ばしいことであると思いますし、近隣都市と比べても素晴らしいことであると思います。

今後も無錫市の投資環境に注目していきたいと思います。



Posted by 岩田泰 at 01:48  / 各地を訪れました  / この記事の詳細
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南京フリーペーパー事情

2008年03月12日(水)
南京に行ってきました。

南京にも、日本語フリーペーパーが登場していました。昨年の夏頃からのようですが、「map」という月刊紙です。まだwebでは掲載されていないようなので、南京に行かないと手に入らないのかもしれません。

例えば、3月号では、NHKで40週にわたって放送されていた「中国鉄道大紀行」特集記事が掲載されているかと思えば、南京の歴史と文化を紹介する記事もあり、南京での1か月分の主なニュースも紹介されています。

南京在住の日本人の方から、南京の雰囲気を正しく日本に伝えるのは難しいとよく聞きます。南京にも日本人の集まるコミュニティがありますが、webページを持っていないために情報発信もままならないと聞きます。

フリーペーパーは、主には地域で生活する人向けの情報媒体ですし、外向けの情報発信には直接つながらないかもしれませんが、是非応援していきたいと思いました。


Posted by 岩田泰 at 02:21  / 各地を訪れました  / この記事の詳細
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平湖市訪問

2008年01月26日(土)
今日は、浙江省平湖市外商投資企業協会日系企業分会(実質的に地域の日系企業コミュニティ)の新春シンポジウム及び懇親会に出席してきました。

上海では私が着任してから初めての大雪でしたが、道路に雪が積もるには至らず、無事到着することができました。

平湖市は、上海市の南西の海岸線沿いに隣接している市で、今年6月に開通予定の全長36km「杭州湾大橋」がかかる海塩県にも隣接しています。この橋により、上海市とコンテナ取扱量で日本最大の東京港を凌駕する寧波港とが2時間あまりでつながることになります。また、平湖市には「日本電産工業園」があり、日本電産の関係会社だけで13社も立地しています。

さて、本日のシンポジウムは、以下のような構成になっていました。
 第一部 基調講演 三菱東京UFJ銀行執行役員 上海支店長 本岡真氏
 第二部 平湖市労働社会保障局及び平湖市総工会を招いたディスカッション
     (特に、労働契約法と有給休暇条例について)
 第三部 嘉興税関による加工貿易制度についての説明及びディスカッション

日系企業分会の鷲津会長(浙江川電鋼板加工有限公司総経理)が、「ヒト・モノ・カネ全てをテーマとしたシンポジウム」とご説明していらっしゃいましたが、まさにその通りの盛りだくさんのシンポジウムでした。

各地でも、政府当局と地元日系企業との意見交換会は数多く行われていますが、是非もっと盛り上げていきたいと思っています。異国の地でビジネスをする企業にとって、生殺与奪の権利を持っているのは地元政府であると言っても過言ではありません。地元政府とのコミュニケーションを良くしておくことにこしたことはありません。


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Posted by 岩田泰 at 23:45  / 各地を訪れました  / この記事の詳細
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南京市訪問

2008年01月22日(火)
20日(日)、南京日本商工倶楽部の新年会に招かれて出席してきました。

南京というと、日本企業が投資をついつい敬遠してしまう場所のようです。
しかし、江蘇省の省都であり人が集まってくる場所ですし、市のリーダーと日系企業との関係も良いと聞きます。南京在住の日本人の催し物に副市長が顔を出したこともあると聞きます。

商工倶楽部も、非常にアットホームな組織です。
上海総領事館の方も、この近辺で最もアットホームな組織ではないか、と言っていました。

そういうこともあってか、南京在住の日本人は少しずつ増えてきています。
上海から新幹線で2時間弱ということも影響しているのかもしれません。
そういえば、南京駅は地下鉄とつながっており、市の中心部までのアクセスも良くなってきました。
今は、数百人の日本人コミュニティですが、1000人に達するのも近いように思いました。



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Posted by 岩田泰 at 23:05  / 各地を訪れました  / この記事の詳細
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常州市訪問

2008年01月19日(土)
江蘇省常州市を訪問しました。
常州市は、無錫市と南京市との間にあり、上海から車で2時間半ほどのところにあります。最近は、上海−南京間の新幹線の停車駅にもなっており、上海駅から1時間ほどです。

歴史のある街のようですが、今回は日帰りだったのであまり時間がなく、少し空いた時間で中心部を歩いてきました。

まず、驚いたのがBRT(Bus Rapid Transit)。二両連結されたバスが、市内メインロードで専用レーンを走っています。聞くところによると、昨年末から運行を開始したようです。そして、相当の頻度で走っているように感じました。中国では、既に北京と杭州で運行しているようですが、私はまだ見たことがありません。非常に新鮮に感じました。

そして、「南大街」という繁華街も覗いてきました。中国の大都市なら必ず繁華街に歩行者天国がありますが、ここも歩行者天国です。しかし、他の都市の歩行者天国とは違い、二階部分にも歩道があり、店が並んでいます。さらに、中央部にある広場の地下にはTESCOが入っており、平日の昼間にもかかわらず、かなりの人通りでした。聞くところによると、オープンしたのは1年半くらい前で、これができたことによって人の流れが大きく変わったとのことです。他の都市とは少し違う、特徴のある繁華街でした。

タクシーには乗りませんでしたので、タクシー料金はわかりませんが、市街地で食べた菜肉大包は1個1.2元でした。



ジェトロでは常州市の概要は作っていませんが、
常州市にある国家級開発区「常州国家高新技術産業開発区」の概要は、以下の通り。

http://www.jetro.go.jp/biz/world/asia/cn/central_east/jiangsu_zone/07_06.xls

Posted by 岩田泰 at 01:04  / 各地を訪れました  / この記事の詳細
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成都市訪問

2007年12月06日(木)
成都市に来ています。昨年12月以来ですから、約1年ぶりです。

この1年間での成都での大きな変化といえば、何といっても伊勢丹ができたことでしょう。10年前に進出したイトーヨーカ堂の隣に伊勢丹が開店したのが、今年5月でした。

成都の伊勢丹では、11月に日本食品の常設店舗がオープンしました。ちらっと見てきましたが、果物からお菓子、ラーメンまで、結構いろいろなものが置いてありました。

隣のイトーヨーカ堂にも行ってきました。平日の夕方4時半頃でしたが、相当混雑していました。サントリーのウーロン茶がなかったのが残念でした。

上海にも進出しているシュークリーム専門店「ビアードパパ」がイトーヨーカ堂の地下に入っていました。私が上海で良く行くそごう(久光)の地下店は結構いつも込んでいますが、成都では上海と同じ価格だったからなのか客が全然いませんでした。成都は経済規模に比して購買力が強いと言われている都市ですが、さすがにシュークリーム1個に6元払う人は多くないのかもしれません。

タクシー初乗りは5元(+燃料費1元)です。でも初乗りで1kmしか行けません。

四川省の概要はこちら

http://www.jetro.go.jp/biz/world/asia/cn/central_east/pdf/sichuan.pdf



Posted by 岩田泰 at 23:30  / 各地を訪れました  / この記事の詳細
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重慶市の経済事情

2007年11月25日(日)
11月21日から24日まで重慶に出張していました。

前回掲載したセミナーの開催が主な目的でしたが、久しぶりの重慶でしたので、重慶の経済状況についてもヒアリングしてきました。

限られた時間でしたが、今回見聞きした中で意外だったのは、小売業でした。

日本の小売業は、隣の成都市には進出していますが、まだ重慶には進出していません。しかし、中国各地に進出しているカルフールの他、太平洋百貨と遠東百貨という台湾系大手が進出していました。報道によると、新光三越も重慶への進出を計画しているようですから、これが実現すれば、台湾系大手百貨店が重慶に勢ぞろいすることになります。重慶中心部9区の一人当たりGDPは3000ドルにも達するようですから、既に台湾人はビジネスチャンスを見出しているのかもしれません。

その他、茂徳科技(ProMOS)という台湾の大手半導体メーカーの8インチ・ウエハ工場が重慶市にあるという話も聞きました。単に私が不勉強で知らなかっただけなのかもしれませんが、非常に関心を持ちました。需要地の遠い重慶にわざわざ投資をする意味がきっと何かあったのだと思います。今後、できたら探ってみたいと思います。もしご存知の方がいたら、ぜひ教えてください。

重慶と言えば、日本企業の進出もほとんどが四輪・二輪関連であることもあり、四輪・二輪製造業及び部品産業しか頭にありませんでしたが、少し違う重慶を見ることができました。

余談ですが、重慶も中国各地の例に漏れず、不動産価格が上昇しているようです。マンションの価格は、高いところでは、1平方メートル当たり8000元くらいにもなるようです。ここ数年で急激に上昇しているようです。

ちなみに、タクシーの初乗り料金は5元です。

※重慶市の概要は、こちらをご参照ください
 →http://www.jetro.go.jp/biz/world/asia/cn/central_east/


Posted by 岩田泰 at 23:58  / 各地を訪れました  / この記事の詳細
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