対日投資セミナー

2008年07月30日(水)
今日は、上海で対日投資セミナーを開催しました。
共同通信でも取り上げてもらいました。

http://www.47news.jp/CN/200807/CN2008073001000758.html

上海市の対外経済貿易委員会と共催で開催したのですが、
非常に企業の集まりがよく、用意した席が埋まってしまうほどでした。
ジェトロと対外経済貿易委員会からのプレゼンの他、
日中間の経済貿易関係に長年貢献してきている日中経済貿易センターと、
既に日本に進出している上海企業2社に
プレゼンをしてもらいました。
また、希望のあった日本の地方自治体の方々にも、プレゼンをしていただきました。

日本企業の対中投資については、既に長年の歴史があり、日本企業にとっては中国側との組み方も様々な経験・ノウハウの蓄積があります。
逆に、中国企業の対日投資は、もちろん少なからず例はありますが、まだまだ数も規模も小さいのが実情です。業種や進出形態などについてトレンドを説明できるほどのボリュームには至っていません。

しかし、確実に上海企業は力をつけていて、海外進出に意欲を持っています。本日集まっていただいた企業の真意については、さらに追跡調査をしないとなんとも言えませんが、日本経済活性化のためにも、引き続き対日投資誘致に力を入れていきたいと思います。

Posted by 岩田泰 at 23:45  / 中国企業との出会い  / この記事の詳細
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伝化集団

2007年12月17日(月)
先週の話ですが、杭州市に本拠を構える伝化集団を訪問しました。

伝化集団は、その名の通り、徐伝化氏が興した企業です。1986年に2000元の元手で液体石鹸工場を始めたのが最初です。

今は、息子の徐冠巨氏が董事長を務め、今年には年商100億円に達する勢いで急成長を続ける企業集団です。主要な柱は、創業時からの柱である化学品事業、農業事業、物流事業、投資事業となっています。

今回は、物流事業の詳細について話を聞きに行ってきました。

伝化集団が物流事業に本格的に参入したのは2002年です。基本的な事業内容は、自らトラックなどを抱えるのではなく、物流プラットフォームを提供するというものです。具体的には、荷物情報と空車情報とをマッチングさせる取引所機能を中核に据え、周りに倉庫や配送センターなどを配置するものです。既に、輸送費用を40%以上低減させるという実績も上げています。

この機能は、周辺にある中小の物流業者を統合する効果も持っており、街の整備にも一役買っているとのことです。中国では、様々な地方政府が「現代型サービス業の誘致」に力を入れていますが、物流事業はその代表的な産業にあたるわけで、これを聞きつけた多くの地方政府から、誘致の話が舞い込んできているとのことです。

伝化集団としては、2010年までに全国10箇所でこのような物流基地を整備することを計画しており、杭州の次に手がけているのが蘇州と成都です。いずれも来年の完成を目指して建設が進められています。

中国は、高速道路網が急ピッチで整備されてきており、トラックによる国内輸送が今後ますます重要になってくると思います。ハード面のみならず、このようなソフト面の整備も進んでくることにより、中国国内の物流の質が高くなっていくことが期待されます。




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Posted by 岩田泰 at 00:26  / 中国企業との出会い  / この記事の詳細
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中国企業の実力

2007年11月14日(水)
北京に来ています。
といっても、明日(14日)朝7時25分の便で上海に帰りますが。
この二日くらい、北京はやたら寒いです。
北京の友人が、「雪が降るかも」と教えてくれました。

今日は、北京で活動している日本人の研究者の方と会っていたのですが、久しぶりに刺激的な話を聞きました。私は、対日投資誘致も業務の一つとしていますので、特に、中国企業の実力や経営ポリシーなどについての議論をしました。

日本企業はモノづくりを大事にするあまり、技術開発にあまり重きををおかない中国企業のことをややもすると軽視する向きがあるように思いますが、モノづくりだけではなく、マーケティングやマネジメントなども加えたトータルのビジネス力をみると、中国企業の実力は侮れません。
私は、かねがね、日本企業と中国企業とが互いの違いを認め合って、互いの強いところを補完しあうような関係を作ることが可能であれば、非常に強いビジネスモデルが出来上がると思っているのですが、なおいっそうその感を強くしました。



Posted by 岩田泰 at 01:39  / 中国企業との出会い  / この記事の詳細
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