江蘇王子製紙起工式

2007年11月27日(火)
26日、江蘇省南通市で、江蘇王子製紙の起工式が行われました。

ジェトロは、大使館や総領事館のような政府そのものでもなく、銀行や弁護士事務所のようにビジネスに直接かかわっているわけでもないので、このような起工式には声がかからないことも多いのですが、今回は幸いお声をかけていただいたので、出席してきました。

江蘇王子製紙は、王子製紙90%、南通経済技術開発区総公司10%の合弁会社として設立され、中国での紙パルプ一貫工場を運営することになります。完成すると、年産70万トンのパルプ生産ライン1本と、年産40万トンの高級紙ライン2本を有することになります。計画投資総額は27億ドルにも達する大規模投資です。高級紙は、2010年後半から年産40万トンライン1本での生産を開始し、パルプは2011年の生産開始を計画しています。

起工式では、様々な来賓から、「この投資は南通における最大の投資であり、江蘇省や中国全体で見ても最大規模の投資である」という紹介がなされていました。中国への投資の伸びは頭打ちと言われていますが、南通は元気なようです。上海から南通に行く間には長江があり、フェリーを利用せざるを得ないために交通が不便になっていますが、来年には蘇通大橋が完成し、そのすぐ下流には長江を越える鉄道の建設計画もあります。もっと下流に行くと、崇明島を経由した陸路もまもなく整備される予定で、南通はどんどん便利になっていくようです。

Posted by 岩田泰 at 07:55  / 日本企業との出会い  / この記事の詳細
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