5つの影響力の源泉 その4

2010年01月30日(土)
リーダーが発揮すべき影響力の源泉について、L&M社の小笹社長のモデルがあります。
私の経験もふりかえりながら考えてみます。

メンバーを動かす5つの影響力の源泉
@専門性
A人間性
B返報性
C一貫性
D厳格性

 −−−−−−−−−−−−−−−
C一貫性

人を引っ張る上で、一本筋が通っている人には、ついていきやすいものです。
今風に言えば、「軸がぶれない」というやつです。

政治指導者をイメージするとわかりやすいでしょう。
あるべきビジョンを掲げて、それに向けて着々と手を打つ人には魅力があります。

ケネディ大統領がいまだに人気があるのは、劇的な死もありましょうが、ニューフロンティアというキーワードのもとで仕事をしていったからです。
反対に、わが朝に見るごとく、何も打ち出せない人、つつかれるたびに態度を変える人は、人気がありません。

企業内では妥当な価値観を持ち、いつもそれに沿って発想し、また決定しているかです。
上の顔色ばかり気にしたり、前例をよしとしている人には、影響力を感じません。

リーダーが一貫して行動していれば、フォロワーも、その方向で発想してくれるようになります。
リーダーがこれを求めているのだろうと提案を上げたのに、コロコロ方針が変わるのでは、部下はかないません。

そう考えてくると、下から読めるということが大事ですね。
したがって、リーダーは自分の判断軸につながる情報を発信することです。

私の経験では、朝令暮改を公言している上司がいました。
細かいところを気にする人で、こちらは、はじめのうち、やっていられないなと思ったものです。

しかし、長くつきあううちに、とても認めてくれるようになりました。
それは朝礼暮改とは言いながらも、その陰にある彼の価値観がわかってきたからです。

会社のことを大局的に、かつ自分の責任として考えている人でした。
ただ、その情報発信のしかたが不器用だったのですね。


一貫性にもとづくリーダーの関わり方は、自我状態としてはCP:コントローリングペアレントとA:アダルトでしょうか。
思考・感情・行動のうち、働きかける部分としては思考ですね。



Posted by 五十嵐信博 at 15:41  / ビジネススキル  / この記事の詳細  / この記事を編集  / コメント(0)
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