5つの影響力の源泉 その3

2010年01月24日(日)
リーダーが発揮すべき影響力の源泉について、L&M社の小笹社長のモデルがあります。
私の経験もふりかえりながら考えてみます。

メンバーを動かす5つの影響力の源泉
@専門性
A人間性
B返報性
C一貫性
D厳格性

 −−−−−−−−−−−−−−−
B返報性

人間には好意の返報性といわれるものがあります。
自分によくしてもらうと、自分もよくしてあげたくなるのです。
そのあたりは、群れの動物として暮らしてきたDNAレベルの話かもしれません。

心からお返ししたくなる場合もありますが、もう少し割り切った感じで、恩義に報いるという感じもあるでしょうね。
義理人情は流行らないかもしれませんが。

人間性のところで述べたことと少し重なってきますが、自分がリーダーにチャンスをもらったと感じたら、人はその期待に応えようとするものです。

ハーズバーグの動機づけ・衛生理論によると、人の不満要素と満足要素は違います。
人が満足を持つのは、達成感、達成に対する評価、責任の増大、昇進、成長の可能性、仕事そのもののおもしろさ、などです。

返報性の切り口からリーダーが影響力を行使しようとするなら、とにかく好意として働きかけること。

ただし、年から年中、「あなたのため」を押し付けられると、人は息苦しくなりますので注意が必要です。
良かれとしてあげることは、時として「上から目線」になり、受ける側は従う立場を求められるからです。

いつまでも手取り足取りではなく、まかせた上で、温かい目線で見守るということも必要ですね。

返報性にもとづくリーダーの関わり方は、自我状態としてはNP:ナーチュリングペアレントでしょうか。
思考・感情・行動のうち、働きかける部分としては感情ですね。





Posted by 五十嵐信博 at 11:51  / ビジネススキル  / この記事の詳細  / この記事を編集  / コメント(0)
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