マネジメントのアイデア7 尻を乗せて

2010年03月09日(火)
サラリーマン時代、あれこれ考えてやってきました。
ふりかえって、ヒントをさぐってみましょう。


◎尻を乗せて

社内の椅子の入れ替えを提案したとき、上司に言われました。
「その椅子、尻を乗せてみたか?そういうものは必ず尻を乗せてみてから決めるんだ」


私は在職中、オフィス家具に関心を持っていました。
何しろ、入社して最初の仕事が会議室のテーブル運びだったのですから、因縁ですかね。

当時、交通ゼネストがあり、会議室に泊まり込む人のために、会議室の折りたたみテーブルとイスを片付けたのです。
けっこう重くて、男子の総務部員も少ないので、ひと仕事でした。

で、後年そのテープルをキャスター付きのサイドフォールドに入れ替えました。
これで女子でも動かせるようになりました。


今のオフィスは家具がずいぶんよくなり、またカラフルになりました。
私の会社員時代は、グレーのスチールチェアとデスク全盛でした。

これを何とかしてやろうとねらいました。
玄関の受付のイス、会議室のスタックチェアなどから、機会をとらえては、ちょっとだけ性能のいい色のついたものに。
今思えばささやかなことですが、固定的なイメージのあるものを、しかも値の高いものに換えるというのは、それなりに大変だったのです。

そんなこんなの中で、上司に言われたのが冒頭の言葉です。
正直、ドキッとしました。

カタログだけで、予算のつじつまを合わせて選んだものだったからです。
さっそく現物のあるショールームに行って確かめました。
そして、当初案はやめました。


この上司には、いろいろなことを教えてもらいましたが、最大はこの言葉だったと思います。
それ以来、自分が部下を指導する立場になってからも、現物を確かめ、体感してみさせました。




Posted by 五十嵐信博 at 19:30  / ビジネススキル  / この記事の詳細  / この記事を編集  / コメント(0)
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