ジンバブエに対する渡航情報(危険情報)の発出
2012年02月09日(木)
ロングステイ財団、認定アドバイザーがご案内します海外渡航情報。
本日は、平成24年2月8日に外務省から発令されております、
ジンバブエに対する渡航情報(危険情報)発出のご案内です。
海外旅行、留学、駐在、商用、ワーホリなど、
ご渡航をご予定されていらっしゃる方は現地情報としてご参照いただき、
渡航準備、海外旅行保険の加入の際のご参考にしていただき、
くれぐれも現地滞在にはご注意下さい。
※このブログの情報ソースについて、当発信者が外務省へ著作権の確認と、
文章引用について関係部署への報告・確認を行い、皆様方にご案内しております。
_________________________________
●全土:「十分注意してください。」(継続)
☆ 詳細については,下記の内容をよくお読みください。
1.概況
(1)現在ジンバブエの治安情勢は,首都ハラレをはじめ地方都市においても比較的平穏で,日々の生活で一般的に感じられる治安も良好です。しかしながら,一見平穏に見える街中で,強盗,窃盗をはじめとする凶悪事件が発生していますので,常に緊張感を持ち,犯罪に対して警戒を怠らないことが重要です。
経済情勢は比較的安定しており,食品,ガソリン等の生活必需品も十分供給されています。
(2)政治情勢においては,現在,新憲法制定に向けた準備が行われるとともに,その後実施予定の大統領選挙等を巡る様々な動きがあり,政治的に若干不安定な状況にあります。政治的暴力が散発的に発生しており,これが大規模な暴動に発展したり日本人が標的になるような可能性は低いと考えられますが,政治集会やデモが開催されている場所には近づかない,公共の場での政治的な言動を控える,大統領官邸や空港等の公共施設周辺での写真撮影は控える等の注意が必要です。渡航・滞在に際しては,現地の情勢に関する最新情報を入手するよう心掛けるとともに,常に慎重な行動をとることが重要です。
2.地域情勢
(1)首都ハラレ:「十分注意してください。」
治安情勢は平穏を保っており,必要な注意(夜間外出を控える,車両を利用した移動,戸締まりの徹底等)を払えばほとんどの犯罪被害を避けることは可能です。しかし,町中は平和に見えても,武装強盗やスマッシュ・アンド・グラブ(交差点等で停車している車の窓ガラスを割り車内に手を伸ばして荷物をひったくる手口)等の凶悪事件も発生していますので,犯罪全般に対して常に注意を払う必要があります。
また,整備不良車の増加や交通マナーの悪さ,信号機の故障等,劣悪な交通環境のため,交通事故件数及び交通事故死者数が増加傾向にあり,車両運転の際は十分に注意してください。
2011年10月以降,ハラレ市内において「腸チフス及びコレラ」の発生が報告されていますので,飲料水に注意するとともに,手洗いを励行し感染予防に留意してください。
(2)ビクトリア・フォールズ:「十分注意してください。」
ジンバブエ最大の観光地であり,警察も治安対策に力を入れており,概ね良好な治安を維持しています。しかしながら,ひとたび犯罪や事故が発生した場合,通信(固定電話,携帯電話など)体制が脆弱で度々不通となることから,警察などの関係機関への迅速な通報や救援が困難となる可能性があり,また在ジンバブエ日本国大使館から遠距離にあるため,事件・事故が発生した際に迅速な対応が困難な場合もあります。
ビクトリア・フォールズに滞在中は,置き引き,窃盗などの被害に遭わないよう周囲に目を配りつつ常に慎重に行動し,自己の安全確保に十分注意してください。
なお,同地域においてマラリアの原因となる「ハマダラカ」の発生が確認されていますので,滞在中は,蚊に刺されないような服装や防虫剤の塗布といった予防措置を徹底する等,適切な対応が重要となります。
また観光施設において,ライオンが観光客を襲ったり,地方で野生の象が住民の居住区を徘徊し,住居や農作物に被害を与えるケースも発生しています。2011年6月には邦人旅行者も利用するホテルにおいて,従業員が象に近づき過ぎ死亡するという事故も発生していますので,不用意に野生動物に接近するといった危険な行動は避けてください。
2011年12月31日にジンバブエとザンビア国境にかかるビクトリア・フォールズ橋において,観光客に人気の「バンジージャンプ」でロープが切れ,観光客が川に落下し負傷する事故が発生しました。
このバンジージャンプについては,一般的な海外旅行傷害保険でカバーされない場合もあり,そのリスクについて十分認識した上で,不安を感じる場合は周囲の人が勧めても利用を避ける等の対応が必要です。
(3)上記以外の地域:「十分注意してください。」
全国的に治安情勢は安定していますが,犯罪に遭遇する危険は常にありますので,十分な警戒が必要です。
また,コレラが再流行する可能性がありますので食事前の手洗いを励行するなどして,十分注意してください。コレラは,汚染された井戸水等が感染源と考えられ,上水道,下水道設備の不備も指摘されていますので,飲料水等には十分注意してください。なお,ジンバブエ各地では,赤痢等が断続的に発生しており,首都ハラレや高地を除く地域ではマラリアも散発していますので,長袖・長ズボンの着用や防虫剤の使用など,十分な予防対策を心掛けてください。
交通事故は全国的に増加傾向にあり,首都と地方を結ぶ幹線道路では時折大規模な交通死亡事故が発生しています。地方では速やかな救援が期待できないこともありますので,より一層の注意が必要です。
3.滞在に当たっての注意
滞在中は下記の事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,外務省,在ジンバブエ日本国大使館,現地関係機関等より最新情報を入手するよう努めてください。
(1)渡航者全般向け注意事項
(イ)2009年2月より外貨経済へ完全に移行したことから,ジンバブエ・ドル(自国通貨)は流通していません。すべての商品及びサービスは,米ドルや南アフリカ・ランド等の外貨で決済されていますので,これらの現金を持って入国してください。また,クレジットカードはほとんど利用不能です。なお,一部のホテル等クレジットカードの利用が可能な施設においても,その支払いは,南アフリカ・ランドに一度換算された後,円等に外貨換算された上で決済されることとなり,最終決済に時間を要することとなるので,クレジットカードではなく現金での支払いをお勧めします。
(ロ)医師・看護師等の国外流出,医薬品,医療機器等の不足が深刻になっており,医療機関(プライベートクリニックを含む)の質が低下しています。重篤な病気や怪我の場合,南アフリカ等国外に緊急移送する必要が生じますので,必ず緊急移送サービスをカバーする等十分な補償内容の海外旅行保険に加入してください。また,医療機関への受診に当たっては,支払いに際してクレジットカード等を受け付けないところが多いため,十分な現金(米ドル)を用意するようにしてください。
(ハ)日本人が遭った被害としては,スリ,置き引き,窃盗,路上強盗,スマッシュ・アンド・グラブ等が挙げられます。詳しい犯行手口については,外務省海外安全ホームページのジンバブエの「安全対策基礎データ」を参照してください。
(ニ)長期滞在される方だけでなく,観光等で短期滞在する方についても,在ジンバブエ日本国大使館に対し,その所在等を速やかにお知らせください。なお,不測の事態への対処のため,日本国大使館から連絡する場合もありますので,常に所在を明確にし,御自身の滞在先を日本の留守家族等に連絡しておくことをお勧めします。また,万一不測の事態に遭遇した場合には,必ず日本国大使館へ連絡してください。
(ホ)夕刻及び夜間の外出は避けて,外出の際には必ず車で移動し,防犯対策を心掛けてください。特に,単独での夜間外出や徒歩での夜間外出は絶対に避けてください。
(ヘ)車で移動する際には,ドアは必ずロックし,荷物は外部から目の届かないところに置いてください。また,停車する際には周囲に注意し,特にスマッシュ・アンド・グラブには注意してください。
(ト)首都ハラレ以外の地方都市に車で移動する場合は,あらかじめ現地の燃料(ガソリン・軽油)供給状況を確認し,場合によっては予備の燃料を十分に準備してください。
(チ)公共交通機関として「コンビ」と呼ばれるワンボックスカーの乗り合いバスが,市民の足として普及していますが,交通事故及び犯罪被害に遭遇する危険性が高いことから利用は控えてください。また,鉄道や大型バスもありますが,「コンビ」同様危険ですので利用は控えてください。信用できる移動手段として,AVIS等の大手レンタカー会社のレンタカーや大手旅行会社又は大手ホテルの送迎等を利用することをお勧めします。
(リ)人口密集地帯や貧困層の多い地区,フリーマーケット等では,一般犯罪が頻繁に発生していますので,なるべく近づかないようにしてください。
(ヌ)公共の場所等では政治的発言を控えるとともに,政治集会やデモが行われているような場所には近づかないようにしてください。また,大統領官邸や空港等公共施設の周辺での写真撮影はトラブルになる場合がありますので十分注意してください。
(2)短期渡航者向け注意事項
(イ)最近,リュック等を携行している外国人(日本人を含む)旅行者が外出時に,リュックを奪われたり荷物の中身を抜き取られたりしていますので,パスポートや現金その他貴重品等は分散して所持するようにし,外出時のバッグやリュック等の携行は控えてください。
(ロ)現地で観光ツアーを予約する場合は,宿泊しているホテル内のツアー・デスクや大手旅行会社を通じて行うようお勧めします。
(ハ)南アフリカのヨハネスブルグ空港で乗り換え,ビクトリア・フォールズに行く際,飛行機預け入れ荷物のカギが壊され中身を盗まれたり,荷物そのものが紛失したりする事例が多数発生しています。貴重品,カメラ,ビデオなどのほか,若干の着替えなども機内持ち込み荷物にするなどの用心が必要です。また,要すれば,飛行機預け入れ荷物はヨハネスブルグで一旦引き取り,その後,改めてチェック・インする方が安全ですので留意してください。
(ニ)2007年,ハラレ郊外にあるライオン・チーター・パークで,観光客が飼育員と一緒にライオンの子供と触れ合っていたところ,突然襲われ,頭及び足に重傷を負いました。また,2005年にも,観光客が同パークで檻の中に入ってライオンの写真撮影をしていたところ,ライオンに襲われて死亡する事故が発生しています。同パークでは,これまでにライオンに襲われる事件が合計3件報告されていますので,注意してください。
(ホ)2007年,邦人旅行者がハラレのバスターミナルで写真撮影をしていたところ,警察官に拘束される事件が発生しました。撮影禁止の表示のある区域はもとより,写真撮影が禁止されていない場所であっても(特に人が多く集まるところの場合),写真を撮ったことにより,警察官に拘束される可能性がありますので,注意してください。
(ヘ)ビクトリア・フォールズ地区では最近,野生の象による被害や,観光施設におい
て観光客がライオンに襲撃される事故が発生していますので十分注意してください。
(ト)1泊15〜20米ドル程度のホテルは防犯面及び衛生面での設備が不十分ですので,利用は極力控えてください。
(チ)首都ハラレは標高約1,500メートルの高地にあり,マラリアを媒介する「ハマダラカ」の生息に適していないので,マラリアに感染することはまずないとされていますが,低地(ビクトリア・フォールズ地域等)ではマラリア患者の発生が多数報告されることから注意が必要です。
(リ)南アフリカ保健省は,ザンビアを黄熱の「低リスク国」に指定しています。このため,ジンバブエからザンビア経由で南アフリカに入国する場合は「黄熱予防接種証明書(イエローカード)」の提示を求められます。ビクトリア・フォールズでは,多くの方が国境を越えザンビア側を訪問されますが,この場合も例外となりません。旅程に南アフリカが含まれる場合には,出発10日前までに黄熱予防接種を行い,イエローカードを取得した上で旅行されることをお勧めします。
(ヌ)現地の航空会社であるエアー・ジンバブエは債務問題等を抱え健全な経営状態に無いことから運行状況が不安定で突然の欠航や大幅な遅延が頻繁に発生しています。利用に当たっては事前の運行状況の確認をお勧めします。
(3)長期滞在者向け注意事項
(イ)現地に3か月以上滞在する方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在ジンバブエ日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はジンバブエを去る(一時的な旅行を除く)ときは,必ずその旨を届け出てください。なお,在留届は,在留届電子届出システム(ORRネット,http://www.ezairyu.mofa.go.jp )による登録をお勧めします。また,郵送,FAXによっても行うことができますので,在ジンバブエ日本国大使館まで送付してください。
(ロ)犯罪に巻き込まれることを避けるためにも,いつでも犯罪の被害者になる可能性があると思って注意を怠らず行動してください。
(ハ)住居侵入盗による邦人の被害が報告されていますので,住居等の防犯対策にも万全を期してください。
(ニ)万一犯罪被害に遭った場合は,警察等に通報するとともに,直ちに日本国大使館に連絡してください。他の方が被害に遭うことを防ぐためにも被害情報を大使館にお知らせ頂くことは有用です。
(ホ)燃料・物資不足,停電等の事態に備え,自宅又は職場に緊急用燃料・食料・飲料水等を備蓄することをお勧めします。
(ヘ)滞在中は自家用車を常に整備しておくか,しっかり整備されたレンタカーを利用する等,安全な移動手段を確保することをお勧めします。
4.隣国のザンビア,南アフリカ,ナミビア及びモザンビークの危険情報にも留意してください。

(問い合わせ先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03−3580−3311 (内線)2306
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
住所:東京都千代田区霞が関2−2−1
電話:(外務省代表)03−3580−3311 (内線)3680
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2901
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp /
:http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp/ (携帯版)
○在ジンバブエ日本国大使館
住所:4th Floor Social Security Centre, Corner Sam Nujoma Street
/ Julius Nyerere Way, Harare, The Republic of Zimbabwe.
電話:(市外局番04)250025〜7
国外からは(国番号263)-4-250025〜7(代表)
24時間緊急電話:ジンバブエ国内から0712-202086,若しくは0712-201577
国外からは(国番号263)-712-202086,
若しくは(国番号263)-712-201577)
FAX:(市外局番04)250111
国外からは(国番号263)-4-250111
E−Mail:zryoji@hz.mofa.go.jp(日本語可)
ホームページ:http://www.zw.emb-japan.go.jp/
本日は、平成24年2月8日に外務省から発令されております、
ジンバブエに対する渡航情報(危険情報)発出のご案内です。
海外旅行、留学、駐在、商用、ワーホリなど、
ご渡航をご予定されていらっしゃる方は現地情報としてご参照いただき、
渡航準備、海外旅行保険の加入の際のご参考にしていただき、
くれぐれも現地滞在にはご注意下さい。
※このブログの情報ソースについて、当発信者が外務省へ著作権の確認と、
文章引用について関係部署への報告・確認を行い、皆様方にご案内しております。
_________________________________
●全土:「十分注意してください。」(継続)
☆ 詳細については,下記の内容をよくお読みください。
1.概況
(1)現在ジンバブエの治安情勢は,首都ハラレをはじめ地方都市においても比較的平穏で,日々の生活で一般的に感じられる治安も良好です。しかしながら,一見平穏に見える街中で,強盗,窃盗をはじめとする凶悪事件が発生していますので,常に緊張感を持ち,犯罪に対して警戒を怠らないことが重要です。
経済情勢は比較的安定しており,食品,ガソリン等の生活必需品も十分供給されています。
(2)政治情勢においては,現在,新憲法制定に向けた準備が行われるとともに,その後実施予定の大統領選挙等を巡る様々な動きがあり,政治的に若干不安定な状況にあります。政治的暴力が散発的に発生しており,これが大規模な暴動に発展したり日本人が標的になるような可能性は低いと考えられますが,政治集会やデモが開催されている場所には近づかない,公共の場での政治的な言動を控える,大統領官邸や空港等の公共施設周辺での写真撮影は控える等の注意が必要です。渡航・滞在に際しては,現地の情勢に関する最新情報を入手するよう心掛けるとともに,常に慎重な行動をとることが重要です。
2.地域情勢
(1)首都ハラレ:「十分注意してください。」
治安情勢は平穏を保っており,必要な注意(夜間外出を控える,車両を利用した移動,戸締まりの徹底等)を払えばほとんどの犯罪被害を避けることは可能です。しかし,町中は平和に見えても,武装強盗やスマッシュ・アンド・グラブ(交差点等で停車している車の窓ガラスを割り車内に手を伸ばして荷物をひったくる手口)等の凶悪事件も発生していますので,犯罪全般に対して常に注意を払う必要があります。
また,整備不良車の増加や交通マナーの悪さ,信号機の故障等,劣悪な交通環境のため,交通事故件数及び交通事故死者数が増加傾向にあり,車両運転の際は十分に注意してください。
2011年10月以降,ハラレ市内において「腸チフス及びコレラ」の発生が報告されていますので,飲料水に注意するとともに,手洗いを励行し感染予防に留意してください。
(2)ビクトリア・フォールズ:「十分注意してください。」
ジンバブエ最大の観光地であり,警察も治安対策に力を入れており,概ね良好な治安を維持しています。しかしながら,ひとたび犯罪や事故が発生した場合,通信(固定電話,携帯電話など)体制が脆弱で度々不通となることから,警察などの関係機関への迅速な通報や救援が困難となる可能性があり,また在ジンバブエ日本国大使館から遠距離にあるため,事件・事故が発生した際に迅速な対応が困難な場合もあります。
ビクトリア・フォールズに滞在中は,置き引き,窃盗などの被害に遭わないよう周囲に目を配りつつ常に慎重に行動し,自己の安全確保に十分注意してください。
なお,同地域においてマラリアの原因となる「ハマダラカ」の発生が確認されていますので,滞在中は,蚊に刺されないような服装や防虫剤の塗布といった予防措置を徹底する等,適切な対応が重要となります。
また観光施設において,ライオンが観光客を襲ったり,地方で野生の象が住民の居住区を徘徊し,住居や農作物に被害を与えるケースも発生しています。2011年6月には邦人旅行者も利用するホテルにおいて,従業員が象に近づき過ぎ死亡するという事故も発生していますので,不用意に野生動物に接近するといった危険な行動は避けてください。
2011年12月31日にジンバブエとザンビア国境にかかるビクトリア・フォールズ橋において,観光客に人気の「バンジージャンプ」でロープが切れ,観光客が川に落下し負傷する事故が発生しました。
このバンジージャンプについては,一般的な海外旅行傷害保険でカバーされない場合もあり,そのリスクについて十分認識した上で,不安を感じる場合は周囲の人が勧めても利用を避ける等の対応が必要です。
(3)上記以外の地域:「十分注意してください。」
全国的に治安情勢は安定していますが,犯罪に遭遇する危険は常にありますので,十分な警戒が必要です。
また,コレラが再流行する可能性がありますので食事前の手洗いを励行するなどして,十分注意してください。コレラは,汚染された井戸水等が感染源と考えられ,上水道,下水道設備の不備も指摘されていますので,飲料水等には十分注意してください。なお,ジンバブエ各地では,赤痢等が断続的に発生しており,首都ハラレや高地を除く地域ではマラリアも散発していますので,長袖・長ズボンの着用や防虫剤の使用など,十分な予防対策を心掛けてください。
交通事故は全国的に増加傾向にあり,首都と地方を結ぶ幹線道路では時折大規模な交通死亡事故が発生しています。地方では速やかな救援が期待できないこともありますので,より一層の注意が必要です。
3.滞在に当たっての注意
滞在中は下記の事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,外務省,在ジンバブエ日本国大使館,現地関係機関等より最新情報を入手するよう努めてください。
(1)渡航者全般向け注意事項
(イ)2009年2月より外貨経済へ完全に移行したことから,ジンバブエ・ドル(自国通貨)は流通していません。すべての商品及びサービスは,米ドルや南アフリカ・ランド等の外貨で決済されていますので,これらの現金を持って入国してください。また,クレジットカードはほとんど利用不能です。なお,一部のホテル等クレジットカードの利用が可能な施設においても,その支払いは,南アフリカ・ランドに一度換算された後,円等に外貨換算された上で決済されることとなり,最終決済に時間を要することとなるので,クレジットカードではなく現金での支払いをお勧めします。
(ロ)医師・看護師等の国外流出,医薬品,医療機器等の不足が深刻になっており,医療機関(プライベートクリニックを含む)の質が低下しています。重篤な病気や怪我の場合,南アフリカ等国外に緊急移送する必要が生じますので,必ず緊急移送サービスをカバーする等十分な補償内容の海外旅行保険に加入してください。また,医療機関への受診に当たっては,支払いに際してクレジットカード等を受け付けないところが多いため,十分な現金(米ドル)を用意するようにしてください。
(ハ)日本人が遭った被害としては,スリ,置き引き,窃盗,路上強盗,スマッシュ・アンド・グラブ等が挙げられます。詳しい犯行手口については,外務省海外安全ホームページのジンバブエの「安全対策基礎データ」を参照してください。
(ニ)長期滞在される方だけでなく,観光等で短期滞在する方についても,在ジンバブエ日本国大使館に対し,その所在等を速やかにお知らせください。なお,不測の事態への対処のため,日本国大使館から連絡する場合もありますので,常に所在を明確にし,御自身の滞在先を日本の留守家族等に連絡しておくことをお勧めします。また,万一不測の事態に遭遇した場合には,必ず日本国大使館へ連絡してください。
(ホ)夕刻及び夜間の外出は避けて,外出の際には必ず車で移動し,防犯対策を心掛けてください。特に,単独での夜間外出や徒歩での夜間外出は絶対に避けてください。
(ヘ)車で移動する際には,ドアは必ずロックし,荷物は外部から目の届かないところに置いてください。また,停車する際には周囲に注意し,特にスマッシュ・アンド・グラブには注意してください。
(ト)首都ハラレ以外の地方都市に車で移動する場合は,あらかじめ現地の燃料(ガソリン・軽油)供給状況を確認し,場合によっては予備の燃料を十分に準備してください。
(チ)公共交通機関として「コンビ」と呼ばれるワンボックスカーの乗り合いバスが,市民の足として普及していますが,交通事故及び犯罪被害に遭遇する危険性が高いことから利用は控えてください。また,鉄道や大型バスもありますが,「コンビ」同様危険ですので利用は控えてください。信用できる移動手段として,AVIS等の大手レンタカー会社のレンタカーや大手旅行会社又は大手ホテルの送迎等を利用することをお勧めします。
(リ)人口密集地帯や貧困層の多い地区,フリーマーケット等では,一般犯罪が頻繁に発生していますので,なるべく近づかないようにしてください。
(ヌ)公共の場所等では政治的発言を控えるとともに,政治集会やデモが行われているような場所には近づかないようにしてください。また,大統領官邸や空港等公共施設の周辺での写真撮影はトラブルになる場合がありますので十分注意してください。
(2)短期渡航者向け注意事項
(イ)最近,リュック等を携行している外国人(日本人を含む)旅行者が外出時に,リュックを奪われたり荷物の中身を抜き取られたりしていますので,パスポートや現金その他貴重品等は分散して所持するようにし,外出時のバッグやリュック等の携行は控えてください。
(ロ)現地で観光ツアーを予約する場合は,宿泊しているホテル内のツアー・デスクや大手旅行会社を通じて行うようお勧めします。
(ハ)南アフリカのヨハネスブルグ空港で乗り換え,ビクトリア・フォールズに行く際,飛行機預け入れ荷物のカギが壊され中身を盗まれたり,荷物そのものが紛失したりする事例が多数発生しています。貴重品,カメラ,ビデオなどのほか,若干の着替えなども機内持ち込み荷物にするなどの用心が必要です。また,要すれば,飛行機預け入れ荷物はヨハネスブルグで一旦引き取り,その後,改めてチェック・インする方が安全ですので留意してください。
(ニ)2007年,ハラレ郊外にあるライオン・チーター・パークで,観光客が飼育員と一緒にライオンの子供と触れ合っていたところ,突然襲われ,頭及び足に重傷を負いました。また,2005年にも,観光客が同パークで檻の中に入ってライオンの写真撮影をしていたところ,ライオンに襲われて死亡する事故が発生しています。同パークでは,これまでにライオンに襲われる事件が合計3件報告されていますので,注意してください。
(ホ)2007年,邦人旅行者がハラレのバスターミナルで写真撮影をしていたところ,警察官に拘束される事件が発生しました。撮影禁止の表示のある区域はもとより,写真撮影が禁止されていない場所であっても(特に人が多く集まるところの場合),写真を撮ったことにより,警察官に拘束される可能性がありますので,注意してください。
(ヘ)ビクトリア・フォールズ地区では最近,野生の象による被害や,観光施設におい
て観光客がライオンに襲撃される事故が発生していますので十分注意してください。
(ト)1泊15〜20米ドル程度のホテルは防犯面及び衛生面での設備が不十分ですので,利用は極力控えてください。
(チ)首都ハラレは標高約1,500メートルの高地にあり,マラリアを媒介する「ハマダラカ」の生息に適していないので,マラリアに感染することはまずないとされていますが,低地(ビクトリア・フォールズ地域等)ではマラリア患者の発生が多数報告されることから注意が必要です。
(リ)南アフリカ保健省は,ザンビアを黄熱の「低リスク国」に指定しています。このため,ジンバブエからザンビア経由で南アフリカに入国する場合は「黄熱予防接種証明書(イエローカード)」の提示を求められます。ビクトリア・フォールズでは,多くの方が国境を越えザンビア側を訪問されますが,この場合も例外となりません。旅程に南アフリカが含まれる場合には,出発10日前までに黄熱予防接種を行い,イエローカードを取得した上で旅行されることをお勧めします。
(ヌ)現地の航空会社であるエアー・ジンバブエは債務問題等を抱え健全な経営状態に無いことから運行状況が不安定で突然の欠航や大幅な遅延が頻繁に発生しています。利用に当たっては事前の運行状況の確認をお勧めします。
(3)長期滞在者向け注意事項
(イ)現地に3か月以上滞在する方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在ジンバブエ日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はジンバブエを去る(一時的な旅行を除く)ときは,必ずその旨を届け出てください。なお,在留届は,在留届電子届出システム(ORRネット,http://www.ezairyu.mofa.go.jp )による登録をお勧めします。また,郵送,FAXによっても行うことができますので,在ジンバブエ日本国大使館まで送付してください。
(ロ)犯罪に巻き込まれることを避けるためにも,いつでも犯罪の被害者になる可能性があると思って注意を怠らず行動してください。
(ハ)住居侵入盗による邦人の被害が報告されていますので,住居等の防犯対策にも万全を期してください。
(ニ)万一犯罪被害に遭った場合は,警察等に通報するとともに,直ちに日本国大使館に連絡してください。他の方が被害に遭うことを防ぐためにも被害情報を大使館にお知らせ頂くことは有用です。
(ホ)燃料・物資不足,停電等の事態に備え,自宅又は職場に緊急用燃料・食料・飲料水等を備蓄することをお勧めします。
(ヘ)滞在中は自家用車を常に整備しておくか,しっかり整備されたレンタカーを利用する等,安全な移動手段を確保することをお勧めします。
4.隣国のザンビア,南アフリカ,ナミビア及びモザンビークの危険情報にも留意してください。

(問い合わせ先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03−3580−3311 (内線)2306
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
住所:東京都千代田区霞が関2−2−1
電話:(外務省代表)03−3580−3311 (内線)3680
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2901
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp /
:http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp/ (携帯版)
○在ジンバブエ日本国大使館
住所:4th Floor Social Security Centre, Corner Sam Nujoma Street
/ Julius Nyerere Way, Harare, The Republic of Zimbabwe.
電話:(市外局番04)250025〜7
国外からは(国番号263)-4-250025〜7(代表)
24時間緊急電話:ジンバブエ国内から0712-202086,若しくは0712-201577
国外からは(国番号263)-712-202086,
若しくは(国番号263)-712-201577)
FAX:(市外局番04)250111
国外からは(国番号263)-4-250111
E−Mail:zryoji@hz.mofa.go.jp(日本語可)
ホームページ:http://www.zw.emb-japan.go.jp/
