プロフィール

柳原 里枝子
カウンセラー・看護師の資格を持ち、大手企業や大学病院に勤めてまいりました。今年から「ハートセラピー」の代表として、企業のメンタルヘルス対策支援を中心に取り組んでまいります。 ホームページもご覧ください! ハートセラピーのHPはこちら http://heart-therapy.biz/
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中年の危機を乗り越えるには

2008年08月29日(金)
9月4日14:00より、青山にて「必ず効果の出る!企業のメンタルヘルス対策セミナー」を行います。2時間の中には、「アサーショントレーニング」というコミュニケーション技法も入っており、充実した内容になっておりますのでぜひご参加ください。

詳しくは、ホームページをご覧ください。

さて、本題です!メンタルヘルスセミナーにおいて「管理者は従業員の健康に配慮することが義務であり、部下の異変に早く気付きましょう」と話しておりますが、そうはいっても管理者も人間ですから自らの健康を大事にしなくてはなりません。

管理者と言えば、年齢は40代の方が多いと思います。つまり人の発達段階でみると「中年期」ユング(心理学者)は1931年中年期を「人生の午後」と言いました。青年期に外に向けていたエネルギーを自身に吸収して、内面に光を当てる時期・・人生の転換期というわけです。

そしてこの時に、「午前のすべての価値と理想の転倒」が生じて「中年の危機」を招くといわれています。

たとえば、若いころから目指していた将来の姿に今の自分がなっていなかった
子供の養育に夢中になっていたのに、子供が自立して離れてしまった・・・このようなことから、燃え尽き症候群・空の巣症候群などのうつ状態になるわけです。

それでは、この危機にどう立ち向かうか!

1)これまで積み上げてきたキャリアを再吟味し、失望や落胆を乗り越え、
  今後のキャリアを再構築していくこと。

2)自分の中に存在する対立を統合していくこと。たとえば「もう若くない」  「いいえまだまだ若い」といった内なる声の対立に苦しみながら一人の
  自分として統合していくこと。

3)自らがパフォーマンスを上げるのではなく、若年者を育てるという間接   的な方法で貢献し、次の世代を育てるという「世代性」への欲求を充足さ  せること。

4)変化しつつある家族との関係を考慮しながら、家族と自己と仕事との調和  をいかに獲得していくかということ。

わたくしが行っているカウンセリングでも、4.50代の方のこのような悩みもよく見られます。

中年期は、職場だけではなく家庭でも両親の介護や病気などいろいろな変化が起こる時、ひとりで解決できない場合にはお気軽に相談にいらしてくださいね

ハートセラピーでは、個別カウンセリングも行っております。場所は、横浜もしくは新宿です。



雨の日は癒されましょう

2008年08月24日(日)
今日も、雨ですねでも、なんだか雨って気持ちが落ち着きませんか?

私の場合、激しい雨は気分がすっきりするし、しとしと雨はなんだか眠くなり気持ちが落ち着くのです。


カウンセリングの技法にも、降雨イメージ法という身体症状ストレスマネジメント法があります。

これは、「身体症状を雨に例えるとどのような降り方ですか?」
「次にその身体症状は忘れて、その雨の降り方の背後にある感情は、恐怖・心配・悲しみ苦しみのうちどれですか?」
というように進めていきます。最終的には、どのような自分になろうとしているか・・そのためにはどんな具体的行動をとるか?・・とつなげ終了するのです。

私はこの技法は、ヘルスカウンセリングの一部であり筑波大学の宗像教授が考案したものです。

雨は、イメージするだけで落ち着きませんか!?今までの悪いことは流れて明日から生まれ変われるような感覚もあります。

雨降って地固まる・・という言葉がありますが、まさにそんな感じです。

雨はいつまでも続きません、晴れる日が必ず来ます。

つらいこともいつまでも続きません。必ず気持ち晴れる日が来ます!
だから、雨の日は何もしないでゆったり、充電しているのが良いかもしれないと思います。



新型うつ病急増のわけ

2008年08月12日(火)
ヤフーニュースや朝日新聞に最近の記事で「新型のうつ病が急増!」という記事がありました。

新型のうつ病は、20から30代の若者に多く仕事中だけうつ状態で休日や帰宅すれば改善するものだそうです。自分を責めるのではなく、身近な人間や社会に対して攻撃的な態度になり、休職したとしても会社や同僚にかける迷惑などあまり感じない、というのが典型・・・

新型と言っても以前は、パーソナリティー障害、抑うつ神経症などと診断していたのだそうであり実は急増したわけでもないとか・・

私は、実際に企業においてこのようなタイプの方とも関わりましたし、今大学でのカウンセリングで若者と関わっておりますが、その経験から申しますと

やはり、若者のコミュニケーション能力が低下したことが原因だと確信できます。

仕事が嫌で、仕事中だけうつ状態になるのではなく、職場の人間関係や仕事がうまく進めないことをだれにも相談できず、その事で不安・・そして不満になりうつ病やもしくは早期離職をするのです。

ですから、こうした若者に対してはまずコミュニケーション技術をアドバイスすることです!そして、職場の先輩方も進んで後輩に声をかけ話を聞いてあげなくてはいけません。

バブル崩壊後、10年あまりどこの企業も新人を確保せずそれまで当たり前に合った、技術伝承や後輩育成を経験できずにきました。

そのことから、今新人を採用しても先輩は教え方がわからない、関わり方がわからない・・・新人はとまどうばかり・・・ということになっているのです。

新型うつ病のことを怠け者!とコメントしている読者の方もいましたが、個人の問題だけで済ませていいことではありません。

なぜ、そういう若者が増えたのか・・なぜうちの職場からうつの人が出たのか
そういう視点でも考えていただきたいものです。

お知らせ

ハートセラピーは個人へのカウンセリングも行っております。

また、9月4日に総務部担当者様へ無料のメンタルヘルスとアサーションセミナーを開催いたします。コミュニケーション技法のひとつ、相手も自分も大切にする自己主張訓練法をご紹介いたします。詳しくは、ホームページまで

人生いろいろ・・ひとりにならないで

2008年07月31日(木)
人生いろいろありますよね!だってヒット曲にもあるほどですから・・
それだけ、みんな普通に暮らして、人によっては悩みもないように見えても

実はそれぞれがいろんな人生を歩み、前向きに生きているのではないでしょうか!?

私もよく、「いいね〜看護婦さんはいつも元気で悩みなんかないでしょう!」と従業員の男性陣に言われてまいりました。

さらに風邪をひいたりすると「医者の不養生だね」と言われ、健康管理室の看護師は実に悲しい立場でした。

あり得ないことは、おこるものです!私も、まさか自分が離婚するとは思いませんでしたが数年前に離婚しました。

さらに、心臓を悪くしてペースメーカーを入れるようにもなりました。

でも、そんな時も悲しい顔はできませんでした・・

ただ、こういう経験は辛くもありますが、逆に経験として刻まれ今の私の職業に役立ちます。

カウンセラーとしては、つらい思いをしている人の気持ちがわからなければなりません。

そんな中で、それぞれ状況は違いますが何かのアドバイスをする時などには役立ちます。

そして、みなさまに伝えたいのはやはり、何か悩んだ時には誰かに相談すべきだということです。(身近にいないときは、カウンセリングもおすすめ)

そうしないと、こころがつぶれてしまいますよ

私は、どうしているかと言いますと・・ひとりで考えて解決できないときは、母や友人に相談しています。






私のカウンセリング法

2008年07月29日(火)
カウンセリングのお仕事が増えてまいりました。
某大学でのカウンセリングの他に、働く人たちへのカウンセリングです。

カウンセラーは、ともかく相手の話を聴くこと・・鏡になり相手に自分で問題解決できるように導いていくこと・・共感して聴くことなどといいます。

心理学者ロジャースは、来談者中心療法を1950年頃考案し以上のようにカウンセリングでは、相手の話を心から聴いていくことを勧めました。

私も、基本的には相談者の話を傾聴して心から寄り添うようにしております。

ただ、やはり聴くだけでは相談者も私も満足できない場合も多いです。
すぐにアドバイスなどはしてはいけないと思いますが、相談者のお話を聴く中で、私の今までの企業や病院で働いた経験や学んだ知識(認知療法・アサーショントレーニング・行動変容療法など)を活かしてお話するようにしております。
カウンセリングを受けた方に、少しでも満足を感じていただきたいですし、お話を聞いていると、なんとか力になりたいと思うのです。

そのためには、何らかの解決策を一緒に考える必要があり、ある程度のアドバイスは必要と思います。

カウンセリングをしていると相談者も心を開いてくれるのと同じで、私も相談者を他人とは思えなくなり、自然に心から応援したい気持ちになります。

これからも、相談者がこれから先の人生で困難を自分で乗り越えられるような力がつくようにご支援してまいりたいと思います。

お知らせ

8月8日東京にて、企業のメンタルヘルス対策とアサーションセミナーを開催
企業のご担当者様是非、ご参加ください。

詳しくはこちらホームページをご覧ください。





自分を信じよう!

2008年07月26日(土)
最近、大学で学生さんへのカウンセリングを行っております。
そこで感じたことは、もっと自信を持ちなさい!ということです。

悩んでこられる学生さんは、真面目に研究に取り組んだり、就職活動をしていたり、卒論に取り組んでいたりそれぞれ頑張っているのですが、なぜかそんな風に頑張っているのにもかかわらず、自信がないようです。

なぜそうなるのかといいますと、取り組んでいることを先生が評価してくれなかったり、就職活動がうまくいかないなどが原因です。


その一つのことで、自分のすべてがだめだ!と思ってしまうのです。

これは、会社員でもいえることです。上司に一度叱られただけで、もう自分はダメ人間だ・・・なにをしてもだめだ・・・と思ってしまう。

しかし、実際には一つのことがうまくいかなくても「ダメ人間」ではないのです

誰だって、すべてがうまくいくわけではありませんよね!

ただ、こういう出来事があってからその人がどのように感じて、どのように次に行動するかが、運命のわかれ道なのです

就職活動がうまくいかない、上司から叱られた、これらには何か原因があるはず、その原因を考えて次からの行動を変えてみることにより、自分の成長にもつながり前向きな人生を送れるのです。

ただし、学生のうちや若いビジネスマンのうちは自分では気づけないことも多いのが当たり前、だからこそ私たちのようなカウンセラーに相談したり、家族や上司、先生に率直に思いを込めて相談することが大切です。

カウンセラーは、悩みに対してすぐにアドバイスはしませんが、本人が自身で解決できるように誘導します。

進路相談・就職相談・人生相談いろいろカウンセリングを行っております。心の病だけが私たちの対象ではありません。

自己成長のために、カウンセリングを受けることもお勧めいたします。

そして、自分に自信を持ちあせらず前向きに進んでいきましょう

うつ病の治療・・職場復帰の視点から

2008年05月03日(土)
本日は、河部産業医・精神科医による「うつ病の治療・職場復帰の視点から」の最終回です。

2日間にわたり、復職の視点に立った治療の要点を述べてまいりましたが、注意すべき点は以下のとおりです。

1.職場復帰を焦らない!(まだ充分に治っていない時期に復職するとかえって長引き経過が良くならないことが多い)

2.産業医や看護師に、場合によっては理解ある先輩、友人(友人がいる方は幸せである)にきらくに相談して、遠慮せずに支援を受ける。

3.上司は休職中、特に第1期、第2期には仕事の相談をしたり支持を仰ぐとか、また早く復職するようにそれとなく言ったりしないこと、悪化するこ  と必定である。

4.復職しても主治医の診療は継続し、薬は復職後少なくても3ヶ月間服用し、経過を見ながら徐々に減らしていくのが原則である。

うつの方は、休職中「休んでしまい、みんなに申し訳ない!早く復帰したい」と考えている方がほとんどです。

本人は、どうしても少し調子が良くなると急ぎ、復職しようとします。

そんなときに、家族や職場の上司が一緒になって焦らせてはいけません。
どっしり構えて、「しっかり治してから復職すればよいわよ」ぐらいの余裕で関わりましょう!
特に、ご家族の焦りは声に出さなくても本人に伝わります。

急がば回れうつ病は、こころの骨折と以前お話ししましたが、骨がようやくついたばかりでの運動は再骨折を引き起こすことと同じなのです。
松井選手にしてもしっかり休んでリハビリして、復帰しましたよね
同じなのです。長い人生のうちのわずかな期間ではないですか!焦らずに、きちんと治しましょう!

ハートセラピーでは、再発することなく復職できるように本人やご家族への支援もさることながら、職場へのコンサルティングも行います。
勇気を出して、声をかけてくださいね

今まで関わった方々は、すべて無事復職しておりますよ

うつ病治療 職場復帰の視点から

2008年05月01日(木)
昨日に引き続き、河部先生によるうつ病治療職場復帰の視点から・・です。

第3期・・職場復帰へのリハビリ期。ライフスタイルがほぼ正常となり、散歩などが楽にできるようになると、そこで徐々に出勤できるように心がける。
それが出来るようになって初めて職場復帰が現実味を帯びてくる。

主治医にも職場復帰はどうでしょうか?と尋ねると、「そろそろ良いでしょう」ということになるとしめたものである。

この時点で主治医から復職診断書を持参すれば、産業医は本人と面談し、上司の話も聞き総合的に判断して復するのだが、はっきりとした理由があっての配置転換や仕事の役割の変化を必要とするかなどを判断し、また2時間以内の制限勤務の必要性の有無などを決める。(この場合、定時勤務が可能であることが原則で制限時間はセーフティネットとしてある)

大事なことは
本人のライフスタイルが出勤可能であるか?
睡眠が良くて日中の眠気はないか?
復職意欲がはっきりしているか?      
 などがポイントとなる。

そして更に産業医は本人と職場の上司と話しあって、仕事の段取りや進め方の工夫について調整し、もし職場に問題があればこの機会に改善し、スムースに復職できるように配慮する。

これこそが再発防止にもなり、第2・3の犠牲者を出さずに済む。

ここで、注意すべきことは、まだこのリハビリが十分でないのに「早く復帰したい!」と要望してしまうと、産業保健に経験の浅い主治医は患者さんの要望を尊重して、時期尚早と思っても復職診断書を出してしまうので、産業医は第2の専門医相談することもあり得る。(セカンドオピニオン

今回はここまでです。次回は、最後にまとめを書きます。
以上のように、主治医の診断許可が出たからと言ってすぐに復職可能かどうかは疑問です。

業務内容や職場環境などをきちんと整えていく必要もあります。
河部先生のような精神科のご経験も長く、産業医としてのキャリアも長い先生はまだまだ少ないのです。
ハートセラピーは、こうした問題が起きないように企業と主治医の調整役としてコンサルティングしてまいります。

今日はこれから、実家に帰ります・・両親の結婚記念日なのですよ
それでは、皆様良い休日をお送りください



うつ病の治療「職場復帰の視点から」

2008年04月30日(水)
うつ病の治療ー職場復帰の視点から  

ハートセラピー 顧問医河部先生

今回はうつ病の治療経過について、特に職場復帰の視点から述べてみたい。
最近なる研究会で司会者が「執行委員が産業医は何をしているのか!本人が職場に戻りたいと言っているのに産業医が止めているそうではないか!」と
まったく的外れな発言をしたのを聞いて、役員ともあろう方が実態を知らない!
認識不足にも程があると嘆いたことを思い出す。
その意味でどのような経過を経て職場復帰するのか、そのプロセスを知ることは大切なことである。

1.治療の第1期(初期)・・休養と薬物療法が基本 
うつ病は心身ともに疲れ、抑うつ気分、意欲後退、自信喪失感などと共に頭痛、不眠、食欲不振、
ライフスタイルの乱れなどの症状がある“心の病気”である。従って心身の休養が何よりも大切で、休養が十分だと薬よりも効果的に効く。病気と思えば休むのが当然のことで、このあたりの理解の良し悪しは経過の良・不良の鍵になる。主治医から病気の事をよく聞いて指示に従い、診断書を出してゆっくり休む。この時期に気分転換と言ってドライブ、旅行、親戚や友人宅を訪れるのは禁忌である。

2.第2期・・・ライフスタイルの調整次期。
初期治療が効を奏し症状が軽くなれば、睡眠や食事などのライフスタイルの調整に入る。
今まで寝たり起きたりの状態から規則正しい生活を目指し、気がついたら新聞やテレビを見たり、短時間の散歩なども良い。このころカウンセリングを受け、適切なアドバイスを受けるとよい。

今回は、ここまでです!次回は第3期「職場復帰へのリハビリ期」について掲載いたします。
ハートセラピーでは、カウンセリングと復職支援(職場へのコンサルティングを含む)をトータルで行います。

復職を早期に、より良い状態で可能にいたします!!是非お声をかけてくださいね  お問い合わせはこちらから http://heart-therapy.biz/

うつ病専門病棟スタート

2008年04月22日(火)
神奈川県立精神医療センター 芹香病院に先日「うつ病専門の病棟ができました。今までは、うつ病もほかの精神疾患病棟に入院することが多かったのですが、これで安心して入院もしやすくなりました。とてもきれいで快適な空間のようです。詳しくは、こちらのホームページをご覧ください。

ストレスケア医療

 芹香病院ではうつ病を中心とするストレスケア医療を充実させるため、A2病棟を改修して、平成20年4月より「ストレスケア病棟」として開棟しました。ストレスケア病棟は37床(隔離室1床、個室12床、4人室24床)の開放病棟であり、アメニティにも配慮したゆったり静養できる病棟で、様々な治療法や環境調整を実施しながら、社会復帰に向けたサポートを行うことにしています。
 このストレスケア病棟は、医師・看護師だけでなく、臨床心理士・精神保健福祉士・作業療法士・などを配置して、チーム医療を実践するとともに、薬物療法、精神療法、環境調整などが実施できる体制を整えています(必要があれば無けいれん性通電療法も実施可能)。

このように様々なタイプのうつ病患者さんの治療が可能な体制をとっていますので、広く皆様に利用していただくことを望んでいます。なお、相談窓口はストレスケア病棟担当となっています。

お知らせ 4月24日木13:30より

“ビジネスマン向けメンタルヘルスセミナー開催”
詳しくは、ホームページをご覧ください。
ビジネスマンでなくても、ストレスへの気づきや解消法、信頼されるコミュニケーションの勉強もしまうので、どなたでもご参加いただけます。

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