一体何のために生きているんだろうか。
こういった考えが浮かんでくる、そんなときは無いでしょうか。
ふとした一瞬にあるかもしれません。仕事や人間関係に疲れて、家でビールを飲んでいる時にふと考える時もあるかもしれません。
そして、職場で顔色の悪い後輩を見て「何か悩んでいるのかな?」と、思うときもあるかもしれません。
不当な仕打ちや、極端に多い業務量、IT機器に囲まれて依存しすぎ、このような状況下でも様々なことが「虚ろ」に感じられることもあるでしょう。
それでも明日はやってきます。
暗い前ふりになってしまいました。
夜と霧 V.E.フランクル・著
著者は、フロイト、アドラーに師事した精神科医です。
そして、第二次大戦下のドイツで、強制収容所に送られました。
明日をも知れない壮絶な収容所生活を経て、生還します。
強制収容所で送る日々、自分の、そして周りの人々の体が、心がどのようになってゆくのか。淡々と驚くべき、悲惨な状況が描かれます。
人はなぜ生きるのか
答えの一端が本書で見つかるかもしれません。
ただし、見つかる答えは、答えへのヒントのような気がします。
本書に記されているのは、アウシュビッツなど強制収容所で過ごした心の状態、出来事の移り変わり、心に映る風景です。
そして、極限状態の心が淡々と書き綴られているからこそ、「自分はなぜ生きているのか」へのヒントがあるように思えます。
下手な書評よりは、、、、、ぜひ読んでみて下さい。
ページ数そのものは、160頁くらいです。
しかし、が〜んと頭を叩かれたような、揺さぶられたようになるでしょう。
20世紀を代表する一冊、とも言われている名著なので、既にお読みの方もいらっしゃと思います。
職場で、抑圧状態などで沈んだ表情、感情となっている人の心象風景を読み解くヒントともなるかもしれません。
自分事としても、リーダーとしても、社会で生きる上でも必読の一冊でしょう。
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