
新入社員から始まって、数年すると職場のリーダーになることも多いかもしれません。
最近は、転職後にいきなりリーダーといったことも珍しくはないでしょう。
さて、「職位が上で率いる人」とはどのような役割の人でしょうか。
リーダー ・・・・ そうですね!!
では、マネージャーは? 、、、確かに、職位が上だったりします。
リーダーとマネージャーは何が違うのでしょう。
職場によっては、どちらかしかいない場合もあります。
そして、どちらもいるか、どちらも言葉として使っている場合があります。
リーダーシップ論 著者は、ジョン・P・コッター、監訳は、黒田由貴子さんです。
コッターは、ハーバードビジネススクールの松下幸之助寄付講座リーダーシップ教授です。
そう、以前に「企業変革ノート」もご紹介しました。
さて、コッター教授によると「リーダー」と「マネージャー」には明らかな違いがあると述べています。
まず、マネジメントの役割とは「複雑な環境にうまく対処する」と定義しています。
対して、リーダーシップの役割とは「変革を成し遂げる力量」としています。
そして、現代の複雑で変化の早い環境においては、マネジメントだけでは不足であり、リーダーシップが必要と説いています。
さらに、行動特性を次のように定義しています。
マネジメントの行動特性は、
計画の立案と予算策定 → 組織化と人材配置
そのために、コントロールと問題解決を行う。
リーダーシップの行動特性は、
針路の設定 → 心の統合
そのために、動機づけと啓発を行う。
変革への動機付けが盛り上がっている組織・人はどのような状態でしょうか。
熱意がある。有り余るという感じとなるでしょう。
では、熱意がある状態はマネジメント重視の組織には合うでしょうか。
そうです。動機づけられた熱意のある行動は、「コントロール」重視のマネジメント組織にはそぐわないと分析しています。マネジメントは「コントロール」が本質です。
そして、現代においては経営環境の複雑さや速度、社内環境においても「コントロール」できることが少なくなってきています。
この本は、リーダーシップとは、変革を成し遂げる力量と規定し、変革を成し遂げた多くの事例を分析したリーダーシップ論です。
人にうまく動いていただくのがリーダーシップです。
そのためには、方針を示し、明に陰に人と語らい、動ける状況を創る。
こういった人が変革を成し遂げるリーダーとなるようです。
企業変革ノートとともに読むと、プロセス論と人物論として良いでしょう。
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