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「自立とかかわり」の[場づくり][技法][人づくり]でサポートする、組織開発・人財研修の【G・Shift】(ジーシフト)のブログです!

離見の見(1)  2008年06月03日(火)
「熱いハートとクールな頭。」どなたかは忘れましたが、ボクシングのチャンピオンが言ってた、勝つためのポイントと記憶しています。

自分で動くけど、その自分を冷静に見ている。そんな感じでしょうか。


世阿弥の著作「花鏡(かきょう・はなかがみ)」に『離見の見』は出てきます。

少し引用してみます
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見所より見る所の風姿は、我が離見なり。
しかればわが眼の見るところは、我見なり。
離見の見にはあらず。
離見の見にて見るところは、すなはち見所同心の見なり。
その時は、我が姿を見得するなり。
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まず、自分が自分自身の姿を見ることが「我見」です。目で自分の姿は見えますね。
そして、他人(上記は、お客さま)が自分の姿見ることを「離見」と呼びます。
さらに、見所(お客さま、他人)から同じ心でもって(他人の目線で見るように自分自身を)見ることを「離見の見」と言います。

世阿弥の著作、能を舞う演者の心構え、コツと言うか教えになるでしょう。

演じながら、どう見られているかを感じながら演ずるということです。

自己陶酔になりがちな自分の行動を諫める言葉でもあるでしょう。

ビジネスに応用すると、自分目線ではなくお客さま目線と言い換えても良いかもしれません。

日常的に活用するには、例えば以下のようなやり方があるかもしれません。
ファシリテーションを行う際、リーダーシップを発揮する際、話している自分自身の側に仮想の人物を思い浮かべて下さい。
話している相手自身が見ているとしても良いのですが、自分の背中から「何でも判る大先輩」が見ている。と意識してみると良いかもしれません。
時には、その大先輩や名経営者がアドバイスするかもしれませんね。

そして、その大先輩とは今まで自分が培ってきた理想とする行動や判断規範からの声かもしれません。
今からでも、大先輩は育つようにも思えます。

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Posted at 14:58 | 知識 | この記事のURL
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彦田友治
人と人・組織・コトへの「かかわり」に注目して、企業のさまざまなコミュニケーション向上の研修やビジョン共有や問題解決のワークショップなどの場づくりを、夫婦二人そして講師の皆さんと日本各地で行っています。
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