プロセス指向心理学という心理学の分野があります。
ユング心理学の分析家である
アーノルド・ミンデル氏が創始した心理学の分野です。
これは、
心理療法から、自己成長、組織などにおける関係性への取り組み、社会運動や紛争への対応といった分野で活用される心理学の実践体系です。
プロセス指向心理学(POP、アメリカでは、プロセスワーク)は、敢えて一言にすると
場のプロセス(流れ)を全うさせることを考えた心理学
のように感じています。
ファシリテーターは、参加者の無意識的な行動を増幅させ、そこに働きかけます。
声になる叫び、声にならない叫びを明らかにします。
個人においても集団においても、既知の世界(一次プロセス)と未知の世界(2次プロセス)、そしてその間に横たわる引っかかり(エッジ)に注目してこれらを増幅し味わうことでプロセスを全うさせます。
基礎となるのは、老荘思想を幹として、シャーマニズムやユング心理学はもちろんのこと、現代物理学までを基礎においています。
身近な会議においても、プロセス・流れを全うするとはなかなか大変です。
自然に湧き起こる流れを全うすることで次への展開を図る。
このような心理学の実践分野もあります。