きれい、
美しい、
かわいい 美しさを表現する言葉です。
伝統を感じさせる美しさとしては、
わび、
さび、
優美 などあります。
山を登ると空や山並みが美しく、古都を歩めば日本庭園に心を洗われます。
街をそぞろ歩けば、古風な路地裏におしゃれな建物。
そして、美味しいモノ、感動したコトに話しの花が咲きます。
日本の美意識 著者は、
宮元健次さん、作家・建築家の方です。
日本は四季の移り変わりが美しい、というお話は良く聞きます。
日本なりの美しさの奥底にあるのは、こういったことかもしれません。
こういったことは、経験的には知っています。
日本の町並みやテレビからの情報、などなど無意識に入っている情報もあります。
お茶や俳句は嗜まなくても「侘び」「さび」くらいは聞いたことがあります。
本書では、こういった日本の美意識の根源や変遷が書かれています。
流れるように、判りやすいです。
日本では、四季の影響もあるのでしょうか、山や森、岩などにも八百万の神々がいる、と言われています。こういった自然を崇める日本人の根本的な美意識は 「
優美 」ということだそうです。
仏教が伝来し、死後にも意識が向くようになると 「
幽玄 」が表れ、茶の「
侘び 」、そして俳句の「
さび 」といった美意識に続きます。
「
きれい 」という美意識は、江戸時代からとか。
そして現代は「
かわいい 」の時代です。
日本の文化の特質のひとつは「
縮み」だということです。
これが製品に表れると、寄せ木細工とか、携帯電話のような小さな製品となります。
マズローの説によると、成長する人の基礎にある考え方には「本質を考えること」「善いこと」そして「美しいこと」が基準になるということです。
日本には、日本の美しさがあります。
少し前まではアメリカ的な成長・拡大・経済的に成長し続ける、、、といったことが良いようにおもわれてきました。どうやら、今は「 かわいい 」という感覚も世界では受け入れられ、広まりつつあるようです。
日本の美しさ、再認識する格好の入門書かもしれません。
そして、身の回りにある美しさでも見つけてみましょうか。
人間的な成長の栄養分になるかもしれませんね。
------------
メルマガ「チームの横糸・組織の縦糸」やってます!≪
登録はこちら≫