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「自立とかかわり」の[場づくり][技法][人づくり]でサポートする、組織開発・人財研修の【G・Shift】(ジーシフト)のブログです!

人間性の心理学  2008年03月02日(日)
良い人間であるための心理学

欲求階層説で有名なマズローの扱っていた心理学は、このように表現できるかもしれません。

人間性心理学、第三勢力の心理学、自己実現の心理学、、、こういったようにも表現されています。


今回ご紹介するのは、先週に引き続きマズローの主著のひとつです。


人間性の心理学  A.H.マズロー  訳は小口忠彦さんです。



良い人間であるためには」を理解するために、人間の本質として人間の欲求から考察を始めています。
マズロー自身は、人間性とは何か、その実現のための条件とは何かを探り続けていた方のようです。

人間は、動機によって行動を行っています。
そして、動機付けの出発点として基本的な欲求があるとしています。
これが欲求の階層です。(表示的にも階層が下にしましょう)

 自己実現の欲求
 承認の欲求
 所属と愛の欲求
 安全の欲求
 生理的欲求


人が何かしら活動・行動を行っているときは、この階層のどこかの欲求を背景にしているようです。

逆に、「自身の人間性を高めたい!」と考えたならば
「今の発言は、安全の欲求レベルだったかも、、、」と振り返ってゆけば人間性を高めるきっかけになるかもしれません。

この本は、「良い人間であるためには」といった内容を、人間の本質まで考えを深めた上で述べています。
初版が1954年のかなり分厚い本です。
良い人間へのコツも通読すると読み取れますが、臨床例と論考とまとめからなる読み応えのある本です。

いかにしたら良い人間でありえるか」を常々考えるのがその一歩かもしれません。


この本、心理学なのですが技術的なことをまとめている訳ではありません。
他人をどうにかする技術といったこともわかりません。
(他人をどうにかしたいと考えるのは、、、、しっぺ返しとなるかもしれませんね)

自分や自分がいる組織が良くあるための、基本的な考えが学べるように思えます。
11章 自己実現的人間」は、自分を向上したいと考える方必見でしょう。
自己実現している人たちという意味で、成功している人たちの考え方や行動パターンが様々に紹介されています。
功利的に考えて、この部分だけでも得るところは大きいかもしれません。しかし、人の欲求を理解する方が本質的に思えます。滋養分たっぷりの厚い本です。
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プロフィール

彦田友治
パートナーの嫁さんと2人で、そして提携講師の方と人財研修、組織風土変革の会社で全国駆け回っています。 組織風土変革のサポート、ファシリテーションやコミュニケーションの研修をしています。 夫婦ともITコーディネータです!
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