アルカディア という言葉を聞いたことがありますか。
ギリシアはペロポネソス半島に実在する地名で、アルカディア県としてあるそうです。
ユートピア、桃源郷といった意味で使われます。
そう、穏やかに快適に農耕が行われている理想郷といった意味になるでしょうか。
山形県は米沢平野を「
東洋のアルカディア」と激賞した人がいます。
イザベラ・バード イギリスの女性旅行家です。 書名は「
日本奥地紀行」
明治維新後間もない、明治11年(1878年) 旅行家のイザベラ・バードは日本に来ます。
そして、ヨーロッパ人があまり踏破していない日本の奥地へと旅行します。
それは、東京から札幌といった日本の北の地方です。
東京の雑踏、日光の荘厳、そして米沢。秋田、青森、函館、室蘭。
明治11年です。列車は当然ありません。
日本人の従者を一人連れた、旅行というより冒険行です。
明治初期のアイヌの風俗が非常に興味深いです。
そして何より明治初期の北日本の暮らしぶり、そして人々の反応が英国人女性の目を通して判ってきます。
驚くほどおとなしい、親切である、だから平和、そして興味津々。こういったことが伝わってきます。
江戸時代が非常にクリーンだ、文化的だという話しもあります。
江戸、大阪の町人文化といったお話も多いのではないでしょうか。
日本奥地紀行等からは、汚い、様々な匂いがするなどなど生々しいくらしが浮かび上がってきます。
明治初期の日本の暮らしぶりを知るのには最適ではないでしょうか。
紀行文ということもあり、旅をしているような気分になってきます。
良く記憶しているものだと感心することもしきり、、、、詳細な描写が続きます。あせらずに読むのが良いかもしれません。
(アルカディアと聞いてハーロックを思い出すのは、年代かもしれません、、、)
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