フューチャー・サーチという、
「
関係者全員で共通価値を見いだす問題解決技法」があります。
これは、
特定の課題に関する全ての関係者を招いて、過去・現在・未来の切り口で対話を行って共通の価値を見いだし、この価値に基づくビジョンを実現する行動計画を作る方法です。
求めるところは、「課題に対するビジョンを実現する行動計画」です。
そして、ビジョンが明確になるには価値観が必要です。
さらに、価値観は過去や現在の状況を意識することから始まります。
価値観やビジョンは、1人や少数の関係者ではなく、全ての関係者の「合意」を元にしています。
この手法の特徴です。
1.
参加人数と構成が問題解決が効果的になるよう考えられている
・課題の関係者を8種類の関係者として8人ずつ、計64人の参加者
・グループの会議(対話)は、混合グループと関係者のみのグループ
2.
3日間のプロセスである(2.5日程度)
・過去の振り返り、現在の認識
・将来のシナリオ、価値共有
・行動計画
3.
合意に焦点を当てる
・課題を解決するのに「
皆で合意」できるところから始める。
どんなに一部関係者が大切に感じる価値観でもても、皆で合意できなければ
後回しにする(極端には、その場では選択肢からはずす)
4.
関係者を選抜することを重要視する
・権限、ニーズがある等の関係者の分類
・参加者の招待
5.
事前の設計
・テーマ、関係者の分類、関係者選抜、プロセス設計を非常に
重要視する。
事前のプロセス設計を十分に行い、当日の進行が軽くなる
私達も100人規模の問題解決ワークショップを実施したことがあります。
偶然にも、フューチャーサーチの手法とも重なる部分もありました。
関係者が合意できるところについて深く対話すると、解決への行動計画が見えてきます。
フューチャーサーチは、「
関係者間の価値観の共有と発見」が特徴的な方法と感じています。
AI、OST、WorldCafe、FutureSearchは、
全体システムアプローチ(Whole System Approach)と呼ばれている手法です。
手法の名前よりは、その手法における「できごと」と「結果」、そしてそのためのしかけや仕組み等の「準備」に注目すると様々な活用ができると考えています。
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