
イッセー尾形の一人芝居、テレビで何度か見かけたことがあります。
もう20年以上になるとのこと。
そして、テレビ取材でも見かけた演劇ワークショップがあります。
これは面白いでしょう。
素人を4日間の稽古で舞台に立たせるようにするワークショップです。
間の取れる人 間抜けな人 -人付き合いが楽になる
イッセー尾形の演出家、
森田雄三 さんの著書です。
「間が悪い」といった思いは、いろいろと経験があります。
相手の話しを横取りしてしまった、とか
心配になって、間をおかずに弾丸のように話しをしてしまった、等々
この本では、ワークショップに参加する「素人」の皆さんの「間」やコミュニケーションが育っていく様が森田さんの目線から語られています。
そして、イッセー尾形のおもしろさ等々が語られてゆきます。
夏目漱石や太宰治の作品群を、間とか日本人のコミュニケーションで語っています。
心中天網島は、義理と義理の網の目の物語りであったとのこと。
恋愛観の変遷、恋愛という概念が明治に入ってきて日本人のコミュニケーション観が変わってゆく様と現状を見せているのも面白いです。
マラソンの有森さんが「自分を褒めてあげたい」という言葉があります。
この言葉に共感することを裏返すと、「いつもは褒めてあげられない自分」といったことになるのかもしれません。
「間」が腑に落ちて、間に腰を据えた対話ができると、自分なりの余裕をもったコミュニケーションができるのかもしれません。
そんなヒントが隠れている本です。
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