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「自立とかかわり」の[場づくり][技法][人づくり]でサポートする、組織開発・人財研修の【G・Shift】(ジーシフト)のブログです!

フィンランドメソッド  2007年07月15日(日)
専門家の仲間と勉強会を開催しています。

今回は、音楽ライターでフィンランド教育を研究しているmoi教育研究会を主催されている、池田和秀さんをお呼びして、

学力世界一のフィンランドから考える「学ぶって何?」

と題してお話頂き、皆さんでダイアログしました。

何回ものフィンランド視察に基づく池田さんのお話は興味深いものが満載です。

例えば、公営の音楽学校であるシベリウスアカデミーの指揮の授業では、フルオーケストラの指揮を学生が行えるのです。

これがどんなにすごいことかと言うと、日本で同様の授業を行うとピアノが2台並んでオーケストラの代わりをするとか。

ここに、『自分で考え』させて、『自分で試す』というフィンランドの教育の特徴が表れています。

ちなみに、フルオーケストラの演奏者には手当が支払われているそうです。いや徹底しています。


音楽学校の先生の思いは、

音楽という共同作業を通して社会性を身につけて欲しい
自分にはできるという自分への信頼を持って欲しい

というものです。音楽の技量を超えてどのような人となって欲しいかを思って接しています。

この大元になるのが、「社会構成主義的な学習観」とのことです。

この学習観に基づいて、フィンランドの教育は、

1.正解よりもプロセスを重視
2.教えるよりも自分の頭で考える
3.何を教えるかは現場の教師が考える
4.落ちこぼれを創らない
5.平等である

これがキーワードとのこと。

さらに、これを支えるのが『対話』に基づく「意見の具体化」と「根拠の検証」です。

やはり、対話によって考える。考えて行動するのが、学びにとって重要なのだと思います。

研修やワークショップをさせていただくとき、どのような対話を育むか、何に気づくか、気づくような環境になっているか。行動を促しているか。を考えて設計します。

学ぶ力が世界一の背景も、対話と思考に基づいていることが心強かったです。


ちなみに、フィンランドの小学校4年生のお題をみんなでトライしてみました。

「うそを言うこと」と「大げさに言う」ことはそれぞれどのようなことか説明する。

考えてしまいます。案外難しいです。
小学校の頃からこのような思考訓練をしているとは、、、


フィンランドメソッドとは、フィンランドの国語教育を日本に紹介した際に付けた名称とのこと。フィンランドに行って「フィンランドメソッドって何ですか?」と聞いても判らないそうです。

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彦田友治
人と人・組織・コトへの「かかわり」に注目して、企業のさまざまなコミュニケーション向上の研修やビジョン共有や問題解決のワークショップなどの場づくりを、夫婦二人そして講師の皆さんと日本各地で行っています。
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