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「自立とかかわり」の[場づくり][技法][人づくり]でサポートする、組織開発・人財研修の【G・Shift】(ジーシフト)のブログです!

「間」の極意  2007年06月09日(土)
間が悪い」とか「間が持たない」、「間」にまつわる言葉が割合にあります。

良い意味の言葉が不思議と少ないように感じます。

さて、その「間」をたすける仕事があります。

幇間』 です。 太鼓持ちとも言います。

テレビの時代劇や小説で出てくる太鼓持ちは、人を持ち上げて妙にへこへこした態度、といった描かれ方をしています。

現実には、そんな幇間は3流であり、揶揄された描かれ方ということのようです。

明治初期には、300人からいた幇間も今は関東に数人、関西に1人とのこと。この芸が途絶えるのも悲しいですが、時間の問題かもしれません。

その太鼓持ちの方になる本があります。
表題の『「間」の極意』です。著者は、太鼓持あらい さん。芸名です。

お座敷遊びと言えば、芸奴や舞奴そして幇間といったイメージがぼんやりとあります。
そしてお客さまのお座敷でひとときを過ごすわけです。


間のたすけ方、極意がいろいろあります。その一部を、

・人の心をつかむ、というより人の心にかなうように。

・心の兜を自分から脱いで、鎧を脱がせる

・何を言おうとしているか思いをはせて話しを聞く

・太鼓持ちは、お客さまが「白」と言えば鴉でも白。「でもお目のあたりは黒うごうざいますなあ」

・やるときは一生懸命、結果は万事鷹揚に

・ドキドキして怖いのは当たりまえ、ドキドキしなくなった方が怖い

・「間」が空くことが怖いのは、自信がないから

・「せずの間」、メリハリで間を掴む

・手っ取り早く「間」を掴むコツ、とにかく気配り


とにかく、場を人を観察しています。そして謙虚です。さらに我は出ませんが自分があります。
好きで幇間という商売を営み、人や場の間をたすける極意が書かれています。

間を助けるどころか、読むことも助けています。
読みやすい一冊です。

江戸あたりからの、人と人の間を行き来するコミュニケーション、良い間への極意が気になる方にはお勧めです。
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プロフィール

彦田友治
人と人・組織・コトへの「かかわり」に注目して、企業のさまざまなコミュニケーション向上の研修やビジョン共有や問題解決のワークショップなどの場づくりを、夫婦二人そして講師の皆さんと日本各地で行っています。
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