神宮にお参りしたことはありますか?
明治神宮?いえ、「
神宮」と呼ぶときには、「
伊勢神宮」を意味するそうです。
そう、お伊勢さんですね。
何回かお参りしたことがあるのですが、荘厳な感じがします。
さて、お参りをすると不思議なことに気がつきます。
お宮の隣に空き地があるのです。
これは、20年毎に立て替えを行うための土地だそうです。
20年毎の立て替え、お宮を移ることを「
式年遷宮」と言います。
西暦690年、持統天皇の治世に第1回の式年遷宮から始まって、絶えることなくおおよそ20年毎にずっと続いています。
次回の遷宮は、平成25年に第62回の式年遷宮となります。
但し、驚くことにその8年前の平成17年から遷宮は始まっています。
そして、今年平成19年は「
御木曳行事」(第二次)が行われています。
お宮を建設するには木材が必要です。
神聖なお宮を作る木材、御用材は、それを運ぶこともお祭りとなります。
今年は、前年の平成18年に引き続いて木材をお宮に引き入れる行事を、丁度この季節に行っています。
御用材を曳くことができるのも、限られた人です。
旧神領の伊勢市等に住んでいる方達です。
最近は、一般の人たちも申し込めば「
一日神領民」として曳くことができます。
一日神領民による御木曳きは、6月3日まで行われています。
20年毎の式年遷宮、日本における伝統や技術の伝承の原型とみても良いかもしれません。
式年遷宮や、神宮、そして広くは風俗やお祭り等について探ると、現在の日本における組織活動に繋がる何かが見つかるかもしれませんね。もう少し触れてみたいと思います。
折口信夫や宮本常一、柳田国男、イザベラ・バードもひもといてみましょう。
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