
それは、とある魚市場で繰り広げられた「組織風土変革」の物語
この本(「フィッシュ!」)と出会ったのは、4年ほど前になります。
某人材育成企業の立ち上げに参画していたときでした。
世の中、V字回復に湧いていた頃です。
日産のゴーン氏が、成功者として注目されている真っ最中でした。
ある日、同僚から
「この本、おもしろいんだよ。組織風土変革に使えそうだから、ちょっと読んでみて。」
と言われ、
「『フィッシュ!』って、、、魚料理の本かしら・・? ふざけた書名だなあ。何で、組織変革と関係あるの?」
と思いつつ、本屋に走りました。
そこで、立ち読みをして「アッ!!」と衝撃が走りました。
何と、組織風土変革の本質がこの本に記載されていたのです。
そして私たちは、この本に書かれているフィッシュ物語とフィッシュビデオ、コーチング技術を元に企業様に向けて組織風土変革を行いました。
その一例をご紹介しましょう。
それは、超大手IT系企業のとあるシステム開発部門でのことでした。
部門リーダーより、
「最近メンバーの元気が無く、人間関係も希薄になり、モチベーションも低下している。このままだと、部門自体が空中分解してしまうという危機感を感じている。何とか、以前のように明るい職場に戻したい・・・。
コーチングにおいては既に導入済み。しかし、今一つ効果がでない。」
という相談内容でした。
私たちは早速、このフィッシュ哲学を導入し、コーチング技術と併用することにしました。
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「フィッシュ!」物語の舞台は、シアトルにある有名な「パイク・プレイス魚市場」です。
この、3K(きつい、きたない、くさい)と言われている魚市場において、唯一、楽しく、活気溢れる魚屋が誕生しました。
その素晴らしいフィッシュ哲学とは・・・
*態度を選ぶ
*遊ぶ
*人を喜ばせる
*注意を向ける
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そして、このソフトウェア開発部門は1ケ月後、見違えるように明るい部門に変わっていきました。
遅れ気味だったプロジェクトの進捗も、全員が自ら問題解決に取り組み、遅れを取り戻すことができたそうです。
そして何より、フロアーには元気な挨拶や「ありがとう」という言葉が飛び交うようになって、メンバーの表情がやさしくなり、以前の明るい職場に戻ってきた・・・という感謝のお言葉をいただきました。
「組織風土」というと、大変かしこまったもののように聞こえますが
実際は、働いている1人1人のメンバーが日々の思考や行動から積み上げられてきたものなのです。
組織風土変革を行うには、その日々の積み上げるものをいかに変えていくか・・・という視点で考えるとヒントが見つかるのではないでしょうか。
そして、そこには「フィッシュ!」という魔法のような哲学が存在しています。
本そのものも、大変おもしろいです。
是非、一読してみてはいかがでしょうか。
参考 「フィッシュ!〜鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方〜」
(著)スティーヴン・C・ランディン、ハリー・ポール、ジョン・クリステンセン