『コーチング』とは、目標や目的に沿った行動ができるように、質問や応答の技術を使うことです。
野球選手にコーチが就いていて、指導しているのがイメージしやすいところでしょう。
コーチングは、各種メディアでもこの2〜3年で取り上げられるようになってきました。
例えば、日産のV字回復の陰にはコーチングの力があったとされています。
また、幹部職やリーダーのスキル研修にもコーチングが組み込まれるようになってきました。
コーチングのスキルは、大きく「
傾聴」「
観察」「
質問」です。
非常にベーシックなスキルなのですが、なかなか身に付いた実感が涌きにくいスキルです。
非常に熟練したコーチの方でも、「傾聴の深いところに気がついた」というお話は良く聞きます。
また、観察の練習のために2ヶ月間、道行く人を観察してみるということを行う方もいらっしゃいます。
コーチングのスキルを意識される場合は、より深いスキルとなるよう意識した取り組みをしてはいかがでしょうか。
さて、
ファシリテーションとコーチングの差が気になる場合があります。
コーチングとの相違点は例えば以下になります。
○立ち位置
コーチングでは、コーチがクライアント(相手)に「
寄り添う」といった立ち位置になります。
○働きかけ
コーチングは1対1を基本として発展してきており、個人(クライアント)に対して働きかけます。
ファシリテーションは、場や集団への働きかけも、1対1の働きかけも行います。
○
目的
コーチングは、
クライアントが目標や目的等の何かを達成することの支援を目的としています。
ファシリテーションは、多くは
複数人数でチームやグループの活動の支援・促進を目的としています。
相反する技術ではなく、組織開発や組織の活性化の場面に応じて使い分ける技術です。