
学生時代、そして社会人になって「あのような人になりたい」と背中を追いかけたことはありませんか。
私自身も、IT関係の企業にいた時「こんな人になりたい」と思った先輩がいました。
そういった先輩には、何くれと無く相談したように思えます。
最近「
メンタリング」という言葉も聞くようになりました。
耳にされている方も多いと思います。
簡単に言うと「
良き先輩の行動」という意味となります。
アメリカの心理学者クラムによると、メンタリング的な行動には2種類あります。
1.キャリア的機能
2.心理・社会的機能
さらに具体的な行動として次のような行動が想定されています。
キャリア的機能には、
スポンサーシップ、推薦とアピール、訓練、保護、チャレンジ
心理・社会的機能には、
役割モデル、受容と確認、カウンセリング、友好
それぞれの詳細な定義は別として、先人の力を借りて後輩が育つといったことは昔からあったのでは無いでしょうか。
後輩が先輩に相談をし、先輩は真摯に相談に乗ってくれる。
こういったことが行われる環境がメンタリングが行われている環境でしょう。
日経新聞2007年5月10日(木)朝刊に、企業でメンタリングプログラムに取り組んでいる事例が出ています。
最近メンタリングが聞かれるようになっているのは、こういった先輩が後輩に教えるといったコミュニケーションの機会を意識的に作る動きに他なりません。
加えて後輩のコトを思いやる心構え、そして基本的なコミュニケーションをとるといった地道なコトが良き先輩後輩関係、師弟関係を作り出すのだと思います。
企業におけるメンタリングプログラムの導入には、いくつかステップがあります。
身近に始められることとしては、良き先輩を思い浮かべその人に近づくようにすることではないでしょうか。
良き先輩が思い浮かばない人は、今の諸先輩の良い面を見つけたり、多くの人と出会ったり、歴史や書籍等に先輩の姿を見つけ出すのも良いかもしれません。