
サーバントリーダーに見られる特性を伸ばす。
特性に着目して、伸ばす方法について触れています。
今回は、
概念化 について。
概念化、、、、と言っても どんな概念だか判りづらいですね。
グリーンリーフは、どんな思いでこの特性を重要視したのでしょうか。そこから見てみます。
グリーンリーフは、サーバントリーダーの着想を得る上で、何人かの理想の人を思い描いています。
ジョン・ウールマン、トーマス・ジェファーソン、ニコライ・フレデリック・セベリン・グルントヴィ。
米国独立宣言起草者のトーマス・ジェファーソン以外はなじみが無いですね。
著書サーバントリーダシップにはグルントヴィが概念化の例として出ています。
グルントヴィは、19世紀のデンマークで活躍した人です。デンマーク国民高等学校の生みの親です。
19世紀デンマークは封建的な絶対君主制でした。産業は農業が主体で、荘園の農奴が多くいました。
そしてデンマークで改革が起こります。農民に自由を、土地と投票の権利を。しかし農民には改革の意味がわかりません。文化も技術もありません。
グルントヴィは、変革をもたらすために国民高等学校というコンセプトを作り上げます。
「精神(知識でなく)は力である」「母国語に息づく生きた言葉」「実生活が最終試験だ」こういったスローガンで農民運動は徐々に成功してゆきます。
グルントヴィは、何をしたのでしょうか。ここのお題が「概念化」ですね。
農民が変わるには・農奴制を変革するには →(いろいろとあって)→ 国民高等学校 だ
という考え・ビジョンを示し、そこに向かっていけるようにしたということです。
概念化に戻ります。
ブログの前の記事で、「
思いを形づくる」とも表現しましたが。
概念化、ちょっと硬い日本語を使うと
企図する あることを企てて実現を図る
こういったことに近いでしょう。
グルントヴィやジェファソンでなくても、未来を思い描くリーダーは様々います。
サーバントリーダーの流れでいくと、わがままな夢想家では無いですね。
良く知っている例では、 松下幸之助の水道哲学も該当するのではないでしょうか。
農村を変革する二宮尊徳、藩の行く末を考え現実的な行動をした山田方谷。もっとたくさん思い当たるでしょう。
さて、企図する能力、どうやったら育むことができるでしょうか。
現状の意味を考える
未来あるべき姿を思い描く
明確な目標で共感・共有できる
分解するとこういった力に焦点を当てると良いでしょう。
なぜ、今こうなんだ、、、 となると歴史や因果関係が知りたくなるかもしれません
こうあるべきなんだ、、、 自分の考える未来の姿です。
そのために
みんなで動くには、ここを目指すんだ、、、
共に活動する・目指すには、明快で共感できる目標が必要となります。
現状や未来を思い描くには、
システム思考も有効な手段となります。
概念化、難しそうなことを難しく表現するのではなく、そもそもの意味をつきつめて皆で行くことができるようにする能力であり、サーバントリーダーの特性です。
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