
社会人になったとき、
こんな先輩になりたい
こんな上司についていきたい
と感じたこともあると思います。
例えば、上司が巨人の長嶋茂雄だったら。バレンタインだったら、
働きやすいだろうか、自分は活きるだろうか、目標を達成できるチームになるだろうか、、、等々
そして、歴史上の人物も想像するかもしれません。
家康だったら、秀吉だったら、信長だったら、、、
東洋宰相学 著者は安岡正篤さんです。
知る人ぞ知る東洋学、陽明学の泰斗で、終戦の詔勅に手を入れ、現在の元号である「平成」を考案したことでも知られています。
本書は、中国や日本などの宰相、政治的な活動を行っていた人の「実践哲学」を記した本です。
それは、「今、政治的な活動を行っている人のために、活きた思索と行動との力になるようなもの」を目指しています。
そして、政治家を目指す人だけではなく、リーダーとして活躍している人にも十分に読み応えのある内容です。
初版は昭和28年であり、60年近くも前の本です。
しかし、孔子の世の晏子から、日本と中国の数々のリーダーの成功と失敗の活動が物語られています。
漢の高祖は、創業的な英雄の代表的な性格であったといいます。
それは、人間を愛して、物惜しみせず、気前が良くて、気性がからりとして、いつも太っ腹だったところだそうです。
いつも負け続けでも、人がついてきて、最後には勝ってしまう。
こんな人がプロジェクトチームを率いたら、チームが一丸となりそうです。
「政治の要訣は結局人を知り、人を用いるの一点に帰する」という言葉が記されています。
その成功と失敗の実践録です。
リーダーの実践書としてもお勧めです。