適塾
2007年10月20日(土)
適塾は福沢諭吉や大村益次郎など多くの先覚者を輩出した、幕末の蘭学者・緒方洪庵が開いた学塾です。この適塾を、「どきどき斎塾」のメンバーで訪れ、大阪大学名誉教授芝先生にご案内いただいた。北浜のオフィス街に町家風の建物があり、史跡・重要文化財にも指定されている。塾生のうち、大阪府下の出身者は、わずか19名で、山口県出身者は56名と最多であり、長州が倒幕と明治維新の主導的役割を果たしたことがよくわかる。
建物は奥行が長く、典型的な江戸時代の町屋の風情が残っている。江戸時代は、豊臣秀吉が建物の間口のサイズに応じて税金を徴収したと言われており、うなぎの寝床風の造りになっている。住まいとしてみれば、中庭から取り込む光と風が気持ちいい。そして、直接中庭から部屋には日光が入り込まないように廊下や縁側が設けられている。奥の中庭と結ぶ細い土間は天井が高く、炊事場が置かれているものの、調理による熱気が逃げるように作られており、風の通り道として、夏でも快適だったと思われる。また、壁で部屋を仕切るのではなく、障子や襖等の建具を用いて空間を活かしているので、風が家の隅々まで通る。建具についても、桟の開け閉めができる無双窓があるので、風を通す工夫が見られた。環境面からも適塾は参考になるので見て欲しい。
建物は奥行が長く、典型的な江戸時代の町屋の風情が残っている。江戸時代は、豊臣秀吉が建物の間口のサイズに応じて税金を徴収したと言われており、うなぎの寝床風の造りになっている。住まいとしてみれば、中庭から取り込む光と風が気持ちいい。そして、直接中庭から部屋には日光が入り込まないように廊下や縁側が設けられている。奥の中庭と結ぶ細い土間は天井が高く、炊事場が置かれているものの、調理による熱気が逃げるように作られており、風の通り道として、夏でも快適だったと思われる。また、壁で部屋を仕切るのではなく、障子や襖等の建具を用いて空間を活かしているので、風が家の隅々まで通る。建具についても、桟の開け閉めができる無双窓があるので、風を通す工夫が見られた。環境面からも適塾は参考になるので見て欲しい。


