重金属等の溶出
2007年11月13日(火)
土を固める固化材は、「セメント系」、「石灰系」、「樹脂系」、「酸化マグネシウム系」などに区分できます。固化材の種類によっては、土と混ぜると重金属類が溶出しやすくなるというデータがあります。〈※土が原因で溶出しやすくなる場合と、固化材が原因で溶出しやすくなるものに分かれます〉「ジオベストは大丈夫ですか?」という質問が寄せられていますが、ジオベストは重金属類を含まない酸化マグネシウムを主要材料にしているので、安全です。むしろ重金属汚染土壌の固化・不溶化処理に使われています。どのような汚染物質かというと、鉛、フッ素、シアン、六価クロム、セレンといったものです。これらが含まれた汚染土壌に対して不溶化効果を発揮しています。つまり重金属類が溶出するのではなく、重金属が含まれている土を溶出しないように固めてしまうことができるわけです。混ぜる土も、真砂土だけでなく、関東ローム、黒ぼく土、褐色森林土、赤土といった土も固めることができます。土によっては固まりにくいものもありますが、その場合は、施工する前に固化実験を行い確かめてから施工しています。「アルミナは溶け出さないのですか?」といった質問も寄せられています。アルミナはアルミニウムの酸化物で、酸化アルミニウムと呼ばれており土の中に多く含まれています。アルミナは、化粧品や歯医者さんでも使われており、危険なものではありません。酸化マグネシウムと反応して硬化を促進します。シリカも同様です。

