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『会社をつぶす10則』(その7つづきA)〜「社長が責任を部下に押付ける」

2007年07月30日(月)
前回のブログからまたも時間が経ってしまいました。

誠に申し訳ありません。

最近、今後の会計事務所運営について考えるところがありまして、徹底的に見直し(私自身の内面的な部分も含めて)しています。

やはり、『癒し系』を名乗る以上、皆様にアットホームな雰囲気をもっと提供しなくてはいけないのでは?

と思う今日この頃です。


さて、今日は『会社をつぶす10則』(その7)〜「社長が責任を部下に押付ける」(つづきA)をやります。

前回、「失敗・間違いをしない人間はいない」と書きました。

企業組織を作るとき、必ず、このことを十分に理解した上で作らなければなりません。

失敗や間違いが起こる度、その部下を責めたり、辞めさせていたのでは、組織は大きくなりません。

部下はただ萎縮し、自分の失敗を隠すようになって行きます。

そのような傾向の強い会社では人が定着せず、成長・発展は望めません。

失敗や間違いが隠されるようになると、その問題は誰にも見えないところで大きくなり、表面化したときには手遅れということになります。


繰返しになりますが、

社長の最も重要な仕事のひとつは

『部下の失敗や間違いが極力起こりにくい仕組みを徹底的につくること』
(組織内部での相互チェック機能を強化する等)

かつ、

『たとえ、失敗が起きても、取引先や社会に迷惑のかからない仕組みをガッチリと作ること』
(失敗を失敗にさせず間違いを間違いにさせない、企業組織全体を挙げての網の目のようなフォローアップ体制を構築すること)

なのです。

部下の欠点捜し、あら捜しの内部統制は、百害あって一理なし。

内部統制はそこで働く人々にやる気を起こさせ、組織全体が生き生きと活性化するものでなくてはなりません。



会社の存続を揺るがすような大きな不祥事が起きてしまったとき、社長はどうしたら良いでしょうか?

そのときは社長が、謙虚な姿勢で、

『全ての責任は社長の私にあります。』

とはっきりと言い切ることです。

そして、従業員達を何が何でもかばいきることです。

そのとき、その会社の従業員達はその重大な危機を何とか乗り越えようと、一致団結します。

社長がそうしてくれなどど、一言も言わなくてもそうなるのです。

社長が何も言わなくても、社長だけが悪いなどと部下や従業員は思っていないからです。

そして、その従業員達が会社を何とか立直れるよう、最大限の力を発揮してくれるでしょう。

社長がいなくとも、従業員達の団結力が会社を危機的状況から救うのです。

社長が日頃からワンマンで責任転嫁型ですとこのようなことは起こりません。

社長が一人でどんなにがんばっても、そのような危機的状況を乗り越えることは不可能なのです。

社長が謙虚であるからこそ、従業員達にこのような気持ちが芽生えるのです。


社長のほんの僅かな身の振り方・言動ひとつで、会社の存続・衰退が決まってしまうのです。






※最近、他の税理士・会計事務所系のブログにこのブログ記事を流用(若干の言葉を変えて真似して掲載)しているものが見受けられます。

記事の日付等からどちらがオリジナルのものか、すぐにわかります。

御利用者様には、そのようなブログ及び運営者様には、どうかお気をつけくださいませ。

また、お心当りの税理士・会計事務所様には、自らの信用を失墜することとなりますので、厳にお慎み下さい。

尚、このブログの内容から発生したいかなる損害に対しても、責任は一切負いませんので、御了承ください。






Posted by いまここ at 06:55  / この記事の詳細
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『会社をつぶす10則』(その7つづき@)〜「社長が責任を部下に押付ける」

2007年07月08日(日)
今日は『会社をつぶす10則』(その7)「社長が部下に責任を押付ける」の続きをやります。

責任を一方的に押付けられた部下は、そのような社長を当然に見限ります。
その部下に対する社長の信用はゼロです。
また、社長が責任転嫁の常習犯ですと、部下は社長に責任を転嫁されまいと、一生懸命に責任逃れのための言い訳や方法を考えたり、実行することに専念するようになります。
その結果、自ら進んで大きな仕事をしようとは思わなくなり、本業はおろそかになって行きます。

挙句の果てには、従業員全員がこのような状態になってしまい、その結果、会社全体が後ろ向きになり、生産性が落ちて衰退して行きます。

ただ、それで済めばまだいいです。
そのような部下が逆恨みをすると、内部告発につながって行くのです。
社長の何気ない自己保身が会社をとんでもない方向へ向かわせてしまうのです。


取引先は、その社長が責任転嫁型であると判れば、当然、警戒してきます。
いつ、あらぬ濡れ衣を着せられるかもわからないのです。
そのような社長とはできればお付合いしたくないというのが本音でしょう。
取引先はそのような本音など、その社長に対して言うはずがありません。

ですから、社長という立場は、自分自身が相当に謙虚でないと、なかなか本当のことを教えてもらえないのです!


人間のやることですから、当然に失敗があります。
また、ひとつの失敗の原因が、たった一人の人間が100%悪かったため、ということはありえません。
いろいろな要素が組み合わさって、その結果としてそのような失敗が表面化してきたのです。
既に起こってしまった過去の失敗のことをとやかく言っても仕方ありません。
その失敗の原因は起こしてしまった当の本人が言われなくたって一番良く判っているのです。
とにかく、起こってしまった事実を受容れて、ただひたすら前向きに対処して行くしかないのです。

社長の大きな仕事のひとつは、
そのような失敗が起こらないような仕組みを作ること、
(組織内部での相互チェック機能を強化する等)
かつ、
たとえ失敗が起きても、取引先や社会に迷惑のかからない仕組みをガッチリと作ること
なのです。
このような会社組織の中で、はじめて従業員が生き生きと働くことができ、生産性が上がっていくのです。


なんだか、書いていてつい熱くなってしまいました。
かなり偉そうに書いてしまって、すみません。
正直に申し上げまして、なかなかできることではないと思います。
私自身も自らを戒めて、できる限りこのようにあろうと思っております。
まだまだ、この(その7)につきましては書き足りない部分がございますので、次回もう一回やりたいと思います。
よろしくお願いします。




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『会社をつぶす10則』(その7)〜社長が部下に責任を押付ける

2007年07月01日(日)
「遠藤さん、ブログの文章が長すぎるから、もっと一回一回短くして、小出しにしてくれない?
そうすれば、日数を空けずに、もっとブログを書けるでしょう?」

とご指摘を受けました。

「それは御もっとも」と思いました。

ということで、今後はひとつのテーマを複数回に分けて書こうと思います。

こんな私のようなものが書いているブログを、楽しみにして読んでいただいていると思うと、本当にうれしいという気持ちとありがたいという気持ちでいっぱいになります。

がんばって、できる限りわかりやすく、一つ一つのテーマを解説していきたいと思います。


本日は『会社をつぶす10則』(その7)をやります。

それは『社長が責任を部下に押付ける』です。

今、まさに皆様がマスコミで目の当たりにしているのが、ミートホープ社の牛肉偽装疑惑。

最初、社長は「自分は知らなかった」と白を切ろうとしましたが、自分の息子に諫められて、自分の指示を認めたということです。


また、「村上ファンド」のインサイダー取引疑惑の裁判の真っ最中です。

村上前社長は間違いなく有罪になるでしょう。

それはさて置き、村上さんがホリエモンとは決定的に違うところがあります。

それは「自分の責任を部下に押付けなった」というところです。

そのため、村上ファンドは村上社長逮捕後も彼の部下は一人も逮捕されず、ファンドを運営し続けることができました(その後、法的に解散しましたが)。

これに対し、ホリエモンは自分の責任を否認し、かつての自分の部下に全ての責任を押付けようとしています。

その結果、ライブドアは実質的に空中分解になってしまいました。


ここに経営者としての器の違いを見ることができます。


会社の粉飾について、「社長が知らなかった」ということは現実にはありえない話です。

もし、本当に社長が知らずに、部下だけで粉飾をしていたのであれば、その社長は

「私は会社の管理能力が全く無く、経営能力がゼロです。」

と言っているのと全く同じことなのです。

特に若手経営者に多いのですが、

いや、失礼、年配の経営者の中にもいらっしゃいますが、

その社長本人はそれが正しいと思ってやっているわけです。


彼らにはそれが間違っていると教えてくれる先輩や友人がいないのです。



なぜ、このようになってしまうのか?

続きは次回に回したいと思います。






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